2022/04/15 のログ
■セレネ > 「……。」
己も妊娠率はかなり低い方だけど。
なんというか、あんまりな言い方についに何も言えなくなった。
案外素直に拭われてくれて、目を細める様子に母性が芽生える。
小さくクスクスと笑ってしまいながら、むくれる彼女の頭を優しく撫でてご機嫌取り。
「――あは、は。途中でついてきてくれた人からも呆れられてしまいましたよ。
でも椎苗ちゃんもあんな所に居たのですから…そういえば、貴女はどうしてあんな場所に?」
彼女がふと、右腕を動かした。
…以前はそんな事は一切見せなかった筈。
「…何かお手伝いしましょうか?」
ポシェットから何かを取り出したいのだろうかと、余計なおせっかいかもしれないがそう問いかける。
■神樹椎苗 >
「――む、おかしいですね。
しいは匿名でメッセージを出したはずなのですが」
匿名とはなんなのか、考えさせられる台詞かもしれない。
「しいはちょっとした『業務』ですよ。
あの場所を放置はしておけねーでしょう。
なので、きれいさっぱり焼却して、ついでに燃え残りの掃除をしてました」
なんでもなさそうに答えて、彼女の申し出に少し迷ってから。
「――ポシェットの中の小袋に、炒った椎の実が入ってます。
まだ右手が戻ったばかりで、うまく使えねーんですよ。
力もはいらねーですし、指も思ったように動かねーですし――はあ、リハビリがめんどくせーです」
なんて言いながら、右腕で頑張ってポシェットを彼女の方に押し出した。
中にはICカードケースやティッシュ、ハンカチ、小型の携帯端末。
包帯やパッチなども押し込まれてる中に埋もれて、小さな袋が入っている。
その中には確かに、炒られた椎の実が入っているのだが。
魔力や神性を感じ取れるのなら、その椎の実には、そのどちらもが多分に宿っている事がすぐにわかるだろう。
■セレネ > 「…多分、あの差出人名だと分かる人には分かってしまうと思いますよ?」
まぁ、お陰で助かったのもあるのだけど。
「業務…?
焼却…って、もしかして、”暴動”の時も同じ事したりしました?」
業務という事は、彼女も何かしらの組織に属しているのだろうか。
そして暴動後の区画も全てが悉く焼き払われ灰と化していたのでもしかしたら、と。
「椎の実って、確かどんぐりの種類でしたよね。
…右手、動くようになって良かったですね。
リハビリはゆっくりやっていきましょう。」
今まで動かなかった右腕が何故動かなかったか。
何故突然動くようになったのか。分からないけれど、喜ばしい事ではないかと言いながら。
彼女から差し出されたポシェットに、蒼を落とした。
彼女の私物と、炒られた実。
己の蒼には、その実に宿っているものを視る事が出来る。
「……椎苗ちゃん。これ、は…。」
この魔力量と、神性。こんなものをどこから?
どうして、己にこれを?
色々と聞きたい事があれど、どれから聞こうか迷ってしまった。
■神樹椎苗 >
「ふーむ、やはり手書きでもしいの美少女っぷりは伝わってしまうのですね、仕方ねーです」
やれやれ、と肩を竦める。
わかってるのやら、本気なのやら。
「ん、暴動の方は、焼却するのに最も効率がいいプランの提出をしただけですね。
まあ、しいは学園の備品ですから。
やれと言われた事には逆らえませんからね」
――そう言えば、名乗りあったくらいで踏み込んだ自己紹介などはしてなかった。
「まあ、しいがなぜ両方に関わってたかと言えば、言った通り、備品だからですね。
しいは、正しくは『常世学園研究区408研究室預かりの備品』です。
ですので、しいの事は誰だって申請すればなんにでも使えるんですよ。
まあ、今は408の預かりですから、基本的には室長の許可が必要になりますが」
そう少しだけややこしい自分の立場を説明しつつ。
彼女の言葉には何とも言えない表情を浮かべる。
「――ええ、まあ、返してもらえたのはありがたいんですがね。
素直に喜べない経緯ってのがありましてね」
むぅ、と眉を顰めて、釈然としない様子を見せた。
椎の実に関しては、これといった反応をするわけでもなく。
「ちょっとしたおやつみてーなもんです。
お前にやりますよ。
腹の足しにはなるんじゃねーですか?」
■セレネ > 「…備品。」
成程、彼女も自身を物として見られているらしい。
人権などない、本当にただの”物”。
そう説明する彼女に対し、怒る事もせず。
ただそうなのかと納得する。
怒る権利は己にはない。彼女もそれで納得しているなら、そういうものなのだろう。
「許可さえ下りればどうとでも使える、と。
備品…とは言いますが、例えばどういった事が出来るのでしょう。」
何かに使えるからこそそう扱われているのだし。
無論、彼女を備品として使う事はないと思うのだが。
「…そうですか。
まぁ、でも折角返してもらったのですからリハビリ頑張りましょう。」
顰める表情の彼女の頭を撫でながら、説明された椎の実には。
「おやつ…に、しては。
私にとっては随分と有難いものになってしまうのですけど。」
こんなものを貰っても良いのだろうか、なんて。
遠慮が勝ってしまう。
今まさに足りていない二つが、十二分すぎる程に宿っているのだ。
弱小の一柱にとって、これ以上ない程のご馳走のようなもの。
対価も無しに受け取っても良いものか、と。
■神樹椎苗 >
「そう、備品です。
とある神性の付属品――知りたければ学園のデータベースにしいの情報は洗いざらい公開されてますよ。
閲覧制限もありませんから、どうぞご自由に」
なお、交友関係からいつどこで何をしていたか、まで細かく記されているので大変な晒しモノだったりする。
「どういう事でも。
しいを使って出来る事ならなんだって、ですよ。
労働の種別問わずなんでもです。
頭脳労働、肉体労働――殺せと言われれば殺しますし、飯炊きでも性処理でも――焼却術式を抱えて穴の中にもぐったりもしますよ」
彼女が自分を使う事があるとすれば、よほどの非常事態かなにかだろうし、と。
特に感慨もなく、彼女に撫でられながら訥々と話した。
「それはまあ、なんとも偶然ですね」
しれっと。
ただの偶然と言い放った。
「特別なものでも何でもありませんから、気にする事はねーですよ。
しいの身体は、今のところ八割方植物みてーなもんでして。
それは椎の実ですが、しいの実でもあります。
――いえ、冗談ではねーですよ?」
左手に残ったクレープを、口の中に押し込んで。
もちゃもちゃと綺麗に食べてから、左手を植物の枝葉のように変えて見せた。
「こうやって、しいの身体は植物に変えられるんです。
たまーに、しいの器から溢れたアレやソレやが、実になって転がるんですよ。
そういうのを、こうやって取っておくんです。
たまに、使い道が出来ますからね」
そう言いながら、彼女を見上げてうっすらと笑った。
■セレネ > 「――あの種に神性が宿っていたのも、貴女がその付属品だからでしょうか。」
暇な時に彼女のデータを調べるとして。
収容区画でメモを届けにきた、根の生えた種。
それに神性が宿っていたのがどうにも気になっていたが、その説明で腑に落ちた。
「…焼却魔術を抱えてとなるとそれは貴女の身も…。」
彼女の器も焼却される筈。
しかし、本当に何でも出来るしやらされるらしい。
訥々と話す所を見るに、彼女ももう慣れたか、慣れざるを得なかったか。
もしくはもう、何も思わなくなったか。
その感覚は、己にも分かる。だからこそ、彼女を撫でる手つきは優しく。
「あら面白い冗談…と思ったのですけど。
アルラウネやドリアード…ではなさそうですね。」
クレープを食べ終えた彼女の左手が枝葉の形に変わる。
蒼を瞬かせ、それを眺めては。
「……成程。溢れた物なら有効活用しないとですね。
有難う、椎苗ちゃん。貴女のお陰で助かりました。」
弱い一柱が。小さな子のお陰で。
薄らと笑みを浮かべる彼女を、そっと優しく抱き締めようとするだろう。
■神樹椎苗 >
「そうですね、しいは植物として上位種になりますから。
あれら寄生体はしいには従順ですし、力を分けてやればああやって、使役する事も出来ます。
そこそこ便利ですよ――まあ、流石に持ち歩いたりはしてませんが」
持ち歩いてうっかり落とせば、それでもう大惨事なのである。
今残っている現物は、椎苗が持ち帰ったサンプルが研究室に確保されているくらいだ。
もちろん、把握されている範囲では、だが。
自分の身を案じる彼女に、ふ、と苦笑で返した。
自ら死ぬ事は減っても、死ぬ事にも死なない事に慣れてしまった事には変わらない。
撫でる手は暖かく、目が細まった。
「――元は人間ですよ。
今も見た目と機能的には人間寄りですが――」
抱き寄せられると、抵抗せずに抱きしめられる。
彼女の体温が温かく、落ち着く匂いがする。
自然と、椎苗の方からも体を預けた。
「ん、こういうのも、悪くねーですね」
そのまま、甘えるように頭を預ける。
こうしていれば、普通の子供の用にしか見えないかもしれない。
■セレネ > 「…分けられる余力があるのは羨ましい…。
持ち歩くのは流石に、ね。」
一粒でも落とせば最後、バイオハザードがまた出来上がる訳で。
それだけは何としても防がねばなるまい。
己の彼女の身を心配する言葉に、苦笑で返された。
否定の言葉はない。という事は彼女は不死性も持ち合わせているという事か。
不老不死。備品として扱うなら確かにうってつけなのだろう。
「……椎苗ちゃんが人間ではなくなっても、
見た目や機能だけではなく感性も人とあまり変わらない所もありますよね。
お洒落したりだとか、さっきみたいに何か食べたりだとか。
そういう所が残っているのなら、椎苗ちゃんもまだ”人間”なのかもしれませんね。」
肉体的な話ではなく、中身として。
神族が人間を語るのもおかしいかもしれないが。
小さな体を抱き締めれば、いともたやすく折れてしまいそうで。
力を入れ過ぎないよう、そっと。子どもを抱き締める加減はもう慣れたものだ。
「――ふふ。椎苗ちゃんは良い子ですね。」
小さく微笑み、頭を預けてくれる彼女を撫でる。
暫し、そうして抱き締めていたが、
あまりこのままにしておくのもあれかと思いゆっくりと身体を離した。
「…ごめんなさいね、急にこんなことをしてしまって。」
なんだかとっても嬉しくて、抱き締めたくなってしまったものだから。
浮かべる表情は、申し訳なさそうな笑み。
■神樹椎苗 >
「それこそ、たまたまですよ。
それに、しいの性質がそもそも、与える側に偏ってますから」
余力があるというよりも、力を分け与えたり祝福を与えたりとするのが、椎苗の本分と言える。
それもまた植物の性質と言えるが――。
「――ふふ、まあ人格は一応人間ですからね。
お前の人間臭さには負けますけど」
抱きしめられながら、くすくすと笑う。
撫でられるのも抱きしめられるのも、心地がいい。
そもそも、椎苗はこうした触れ合いは好きなのだ。
「構いませんよ、悪い気分じゃねーですし。
――だから、そうして変な顔をするんじゃねーです」
そう言って、彼女の頬に左手を伸ばす。
いつの間にか人の手に戻っていて、その頬を軽くつまんでやろうとするだろう。
「――なんにせよ、役に立つなら幸いですよ。
お前があの場所でうっかり死ななくてよかったです」
そうしながら、目を細めて微笑むだろう。
■セレネ > 「あぁ…付随しているのなら確かにそうなのでしょうね。」
己にはそのような存在はいないので、いまいち分かりづらくはあるものの成程と頷く。
とはいえ、仮に居たとしてもそうそう力を分け与えたりはしないだろうが。
「…私が人間臭いのは、育ててくれた人のせいですね。」
スキンシップが好きなのは互いに同じ。
それに、娘にしていた事とそう変わりはないから余計に。
「あぅ…嫌じゃないなら良かった。」
枝葉になっていた左手が、元の人間の手に戻っていた。
その小さな手が己の頬に伸び、ふに、と摘ままれる。
やめてーと零す言葉は嫌がるものではなく、遊ぶように冗談交じり。
「…椎苗ちゃんが良ければ、時々実を分けてくれると大変助かるのですけれど。
――あら、貴女も心配してくれたのです?」
黄緑髪の彼だけではなく、目の前の彼女からも。
…己が思っている以上に、心配してくれる人は周りに多いらしい。
微笑む彼女に己は蒼を細めてみせ。
■神樹椎苗 >
「いいじゃないですか。
良いやつに育てられたんですね」
親という存在を知らない椎苗からすれば、少し羨ましい話だった。
自分を育ててくれたのは――
(――親みたいとか言ったらぜーったいにいやがりますね)
自分に寄り添ってくれている『黒き神』を思い浮かべるが、そんな事を言えばかなり強めに否定されてしまうだろう。
「うりうり――むう、艶と言い張りといい」
摘まみつつ、お肌のきれいさに唸るのである。
もちろん、椎苗ももっちり肌ではあるのだが、単純に子供肌なだけなのだ。
「ん、欲しいなら実より、苗木でも渡しましょうか。
今日は持ち合わせてねーですが、鉢植えサイズで世話出来るようなものも用意できますが?」
心配してくれたのか、と言う問いには、ぷいっとそっぽを向くのだ。
■セレネ > 「えぇ。今でも私が尊敬している人ですから。」
父の話をする時の己は、どうやら嬉しそうな顔をしているらしい。
ダメな所も多かった父だったがそれでも彼から教わった事は沢山あって。
…もう教わる事も、話す事も出来ないのは寂しいけれど。
彼女も何か思い浮かぶ人物がいる様子。
まさかそれが、神族とは思っていないが。
「お肌も毎日ケアしてますからね。
椎苗ちゃんも良いお肌してるじゃないですか。」
ね、と言いつつ指の背で彼女の頬を撫でようとしながら。
全身ケアは毎日欠かさない。乙女の嗜みなので。
「苗木…それなら観葉植物みたいな感じで良さそうですね。
お願いできますか?」
ぷいとそっぽを向かれてしまった。
その仕草も可愛らしくて、笑ってしまいながら
「恥ずかしがらなくても良いでしょうに。」
■神樹椎苗 >
「――むう、別にお前を心配したわけじゃねーですし。
あんな場所で死なれたりしたら、寝覚めが悪いじゃねーですか」
つーん、と、唇をむすっとさせて言うだが。
まあまあ、ただの照れ隠しにしか見えないだろう。
「――んふー」
頬を撫でられると、満足げな鼻息が漏れたりするが。
実は意外と単純だったりするのである。
「しかたねーですねー。
お前がどーしても、っていうなら用意してやらなくもねーです。
それじゃあ、そのうち持って行ってやります。
たしか寮の――室でしたね」
そう、偉そうに言いつつ。
さらっと彼女の部屋番号を口にする。
わざわざ確認するのは、そのうち持っていく、という意味だろう。
■セレネ > 「ふふ。素直じゃないですねぇ。
そういう所も可愛らしいのですけれど。」
唇を尖らせる彼女も愛らしい。
分かりやすい照れ隠しだ。
素直じゃない所は、黄緑髪の彼と似ている気もする。
「椎苗ちゃんは人の母性を擽るのがお上手ですねぇ。」
彼女の愛らしさを見ていると、身体の痛みも紛れそうだ。
思えば此処に来た当初より、若干マシになってきている。
それでもやはり痛いものは痛いけれど。
「はい。どうしても欲しいです。
……私の部屋も知っているのですね?」
偉そうな彼女には、どうしても欲しいのだと笑いながら。
彼女は己の連絡先だけでなく部屋の号室も知っているらしい。
蒼を瞬かせては、彼女が来てくれる時を楽しみに待つとしよう。
■神樹椎苗 >
「しいが可愛いのはとーぜんです。
しいほど可愛いロリはそうはいねーですからね」
ふふーん、と鼻高々である。
もちろん、素直じゃないと言われた事はスルーである。
ただ、部屋を知っているという事に疑問符を浮かべられれば、少しだけ目が伏せられた。
「お前もしいの事を知ったら、分かりますよ。
――その時は距離を置きたくなるかもしれませんがね」
自分と関わっている事、また書類上の情報、そのほぼ全てが知られている可能性がある。
そんな相手と好き好んで関わりたがる相手は少ない――はずなのだが。
意外とそうでもなかった事に気づいて、眉尻が下がったまま変な笑い声が零れた。
「ぷ――ええ、しぃに任せるといいです。
ですから今日は取り合えず、帰りましょう。
病人まがいのやつを一人で帰らせるのは、気がかりでしかたねーですから」
そう言いながら、隣あった彼女の手に左手を伸ばした。
■セレネ > 「小さい子はどの子も可愛いと思いますが、
自分に自信を持って可愛いと言える子は確かにそうはいないかもしれませんね。」
素直ではないという言葉は見事にスルーされてしまった。
が、その青がやや伏せられてしまうと小さく首を傾げて。
「…優しくて可愛い子から距離を置こうとは思いませんね。
椎苗ちゃんは良い子ですから。」
何があっても、彼女自身に魅力があるからこそ関わりたいと思うのだろうし。
…己の場合は、学園側には殆ど情報を与えていない。
もし仮に己の情報が洩れるのだとしたら、周りの友人達からだろう。
それでも、口が堅いと感じた人にしか話していないが。
「…有難う御座います。椎苗ちゃんにはお世話になりっぱなしですね、今日は。
何かお返しでも出来れば良いのですが…。」
伸ばされた左手。優しくその手を握っては、ゆっくりとベンチから立ち上がろう。
何か好きなものはある?なんて、少し屈んで問いかける様は子に接する親のようで。
■神樹椎苗 >
「――そうですか。
まったく、お前はほんとに物好きなやつです」
手を握り返して立ち上がる。
自然と頬が緩んでしまった。
「小さい子はみんなかわいい、なんて。
まるで、ロリショタ拗らせたやつみてーですね」
なんて意地悪にくすくす笑うと、屈みこんんだ彼女をしっかり見つめ返して。
「お礼なら美味しいケーキでも期待しておきましょうか。
クリームたっぷりの甘いやつで頼みますよ」
なんて笑って言いながら、夜空の下、一緒に寮へと帰っていく事だろう。
さながら、仲のいい姉妹かのように。
■セレネ > 「物好き…まぁ、よく言われますよ。」
物好きじゃなければ好きになる人ももっと普通の人を選んでいたのだろうし。
苦笑しながら、軽く肩を竦めてみせた。
「そっちの気は全くもってないのですけれども…。」
だってこう見えて母親ですもの。子どもは可愛いと思うじゃないか、と。
流石にそこまでは言えないが。
しっかりと己の蒼を見つめ返してくる彼女の青を見ては
「ん、ならショートケーキでも作って待っておきますね。
椎苗ちゃんのお口に合えば良いのですけれど。」
今の時期なら苺も売ってるし、作れるだろう。
体調が元に戻ったら材料を買いに行かねばと思いつつ
立ち上がった彼女と共に寮への道を歩いて行く。
靡く月色は少しばかり、輝きを取り戻したかもしれない。
ご案内:「常世公園」からセレネさんが去りました。
ご案内:「常世公園」から神樹椎苗さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に神樹椎苗さんが現れました。
ご案内:「常世公園」から神樹椎苗さんが去りました。