2022/06/20 のログ
笹貫流石 > 一番憂鬱なのは、あくまで『死線の認識』は最初の段階、という事だ。
更にその先と先がある――無論、勝手に使う事は出来ない。
それは、己の意志で発動出来ないという事ではなく――『上』にバレると面倒でしかないからだ。

「―――の方にも同調影響あると考えると、俺だって迂闊に使いたくねーし。」

『誰か』の名前をぼそり、と呟きながらゆっくりとベンチから立ち上がる。
体がバッキバキだ。ちょっと軽くストレッチの真似事をしておこう。

「あー、やっぱ疲労溜まってんのかな…特別ボーナスみたいな感じで休暇貰えねーかなぁ。」

ちょっと一日中ダラダラするニート引き篭もり生活を送りたい。あ、それどっかの【電子戦殲】じゃん。
リストのお仲間と同じ、というのは何と言うか不本意というかびみょーな気分になるが。

「――ま、生きてるだけマシって思っておかなきゃな。」

それこそ、そう思わないとやってられないチクショウな気持ちだ。
そのまま、何処と無く気だるそうな足取りで公園を後にするとしようか。

ご案内:「常世公園」から笹貫流石さんが去りました。