2022/07/31 のログ
ご案内:「常世公園」にミアさんが現れました。
■ミア > 吾輩は猫である。名前はまだにゃい。
――にゃんて言いたいところにゃんだが、衣食住にそれからお仕事。
そこまで与えられたら名乗る名前にゃんてひとつにゃ。
食う寝る処と言えば寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚。
その先いろいろあるけど全部略して私はミアにゃ。もちろん前半分は真っ赤な嘘にゃ。
■ミア > 「にゃっはははっ! 陽が落ちる前に早く帰るにゃ」
時刻は七時半。
ぱとろーるの途中にじゃれついて来たチビっこ達の帰る背中に手振りぶんぶん。
あんまり後ろを見にゃがら走って怪我するんじゃにゃーよ。
お日様も木の葉の陰に隠れる時間。
このままじきに夜が来て、土に残った日差しの温度がだんだん冷えていく。
昼間のでーとすぽっととしての賑わいも、子供たちの騒がしさもお開きにゃ。
今より遅い時間にこんにゃ人気のない所ででーとしてる奴がいたら……声をかけるのは野暮ってもんだにゃ。
■ミア > 「静かだにゃー」
蝉の鳴き声も聞こえやしないにゃ。
というか暑さが過ぎてヒトも溶ける季節にゃのにあんまり見かけもしないにゃ。
なんというか夏っぽくない。まぁ季節感を外注してるのに無賃だからにゃ。
仕事をしない年があってもおかしくないにゃ。
ちょっとずつ、街灯がぴかぴか光り出す。