2019/03/08 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に神代理央さんが現れました。
神代理央 > 思えば、偶には同僚との交流を深めようとしたのが間違いだった。

『神代って基本制服だよね。しかも堅苦しいし。ていうか趣味悪い』

『私服持ってないの?……いや、そういうのじゃなくてもっとラフな…』

『よし、それじゃあ皆でショッピングだ!我らが鉄火の支配者殿をまともな学生にしてあげよう!』

……そうして連れ込まれたショップの数々。
一体何着の服をかわるがわる着せ替えられただろうか。特に女子の勢いは半端では無かった。というかスカートとか持ってくるな。
そうした激しい"戦い"の末、己の自宅にはそれなりの量の衣服が郵送されることとなり、購入した衣服の中で一番マシなものを着せられて街に放り出された。
幾分大き目な白いパーカーと、細身の黒いパンツ。ユニセックスなファッションスタイルは、正直似合っていないのではと思う。制服の様に、もう少し男性らしい恰好がしたいのだが。

「………つか……れた」

虚ろな視線でぼーーーーーっと外を眺めながら、角砂糖を山ほど突っ込んだ珈琲を啜る。
とにかく、今は糖分が欲しい。戦闘時よりも疲弊した脳が、切実に糖分を求めていた。

ご案内:「カフェテラス「橘」」に玖美・E・Aさんが現れました。
玖美・E・A > 普段からよく喫茶店なんかを探して歩き回ったりすることはよくあるのだけど、そういえば『カフェテラス』という形式のところに来たことはなかったなぁ、なんて思って訪ねてみたはいいものの、ちょっとばかり困っていた。
誰かに聞ければいいのだけど、さて誰に聞くか……と思っていると、一人の人物に視線を引き付けられた。

「あのー、すいませーん。ちょっといいですかー?」

特に緊張した様子も気後れした様子もなく、脱力した様子でコーヒーを飲んでいる金髪の彼に声をかけた。

神代理央 > 権威を示す制服も、風紀の腕章も、腰にぶら下げている愛銃も無い。
ある意味身軽ではあるのだが、押し寄せる疲労感からその身軽さを全く楽しめない。
そんな気怠さを甘ったるい珈琲で流し込んでいたが、投げかけられた声に怪訝そうに視線を向ける。

「……何か、御用でしょうか?」

己の眼前に立つのは、柔らかな風貌の少女。翡翠の様な瞳を持つ少女に見覚えは無い。
風紀委員として何処かで会ったかな、等と疲れた頭をゆっくりと回転させながら、小さく首を傾げて少女に言葉を返した。