2019/06/08 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に御輝 炎華さんが現れました。
■御輝 炎華 > 「白い仮面と白いローブか…
随分と目立つ格好をしている…割には発見からかなり経ってる今も詳細は不明…か」
風紀から通達された危険人物や組織、事件などの情報に目を通しながらコーヒーを一口…真顔で砂糖とミルクを傍目からすればいれ過ぎな程入れる。
再び一口…僅かにではあるが満足した表情で頷き、先ほど読み上げた情報を再び読み溜息を漏らす。
スラムなどに出没する白尽くめの謎の人物。
黄泉の穴で発見されたそいつは危険度の高いとされる品を持っているなどと書かれているがあまり興味は無い。
とはいえ発見からかなり経ってる今も何も掴めていないというのは些か不快…ではないが気に入らない気がする。
気にしない事にして端末の電源を落とし、コーヒーの傍に置かれたケーキをフォークで分け、口に運ぶ。フルーツがふんだんに使われたそれはそれなりのお値段がしただけあって大変美味だ。
わかりづらいが、幸せの滲む表情でケーキを噛みしめており。
■御輝 炎華 > 「薬物工場の襲撃か…余計なものは焼かないようにしないとな…
薬物の煙にまかれて薬中とか嫌だしな」
先ほど落としたばかりの端末の電源を再び入れ、任務の通達を確認する。
先程口にした通り、火気には気をつけないといけない任務に自分は不向き…いや、火の扱いに関して上手下手の域を通り抜け自由自在の域にいる自分にはむしろ適任か。
夜中に奇襲する算段なのだが、今回はそこそこ規模が大きいと事前に聞かされていたため、こうして昼のうちにしっかり休んでいるわけだ。
しかし、ただ休んでいても暇なだけなため、カフェに来たということだ。
コーヒーは初めて飲むしケーキもあまり食べたことはない。
コーヒーがこんなに苦いとは思わなかった。存外自分は子供舌なのかもしれない。
そしてカフェのケーキがこうも美味しいとは思わなかった。
友人がいれば誘いたいところだが友人はいない…と思う。風紀の仲間でも適当に誘えばいいかもしれないが…
気を紛らわすためにコーヒーを一口。甘い。
■御輝 炎華 > 「まさかこんなに読んでない情報があるとは思ってなかった。これからはこまめに確認した方がいいか?」
休むついでに今まで無視してきた情報に目を通しているが、存外役に立ちそうな物が多い。今まで無視してきたのが勿体無く感じる。
今日中に全てに目を通そうかと思ったが最低3日はかかりそうな量の情報だ。時間をかけて読むことを選択しじっくりと読んで行く。
古いものも多く、解決済みのものが殆どだが、読むだけでも意味はあるように感じる。
…アテになる勘は持ち合わせていないが。
おもむろにコーヒーを一口…残りが少なくなってきた。
ケーキを口に運びフルーツの酸味と生クリームの甘味の調和に舌鼓をうちつつ、端末の時計に目をやる。
時間はまだまだある。さて、これからどうしようか。
■御輝 炎華 > それから暫くしてコーヒーを飲み切ったあとはお代わりを注文し、ケーキと共に完食したあとは、暫くそのまま端末に目を通していたが、定員のどこか忌々しげな視線を受け、申し訳なくなりカフェを去った。
「今度は誰か誘って来てみようか…」
言ってみたはいいがアテの無さに遠い目をした彼女は溜息混じりにどこかへ去って行った。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から御輝 炎華さんが去りました。