2020/09/16 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に宇津篠 照さんが現れました。
宇津篠 照 > 「うーん……全然情報集まらないよ!」

カフェテラスで休憩しながら裏渋について調べる。人がいるので猫は被る。
よくよく考えたら自由に出入りできるようになる前に調べるべきなのだがまあ終わったことを気にしても仕方がない。
端末を操作しながら情報を見るが、どれも怪しいものばかり。少し不貞腐れながらそれを眺める。
……頼むだけ頼んでほとんど口を付けていないクリームソーダのアイスはすでに溶けかかっている。

宇津篠 照 > 「あー、もうこの話さっきも見た! 何なのよこれ、ゲームの裏技じゃないんだからさぁ……。」

思わず少し素が出る。出てくるのは同じような内容ばかり。
なんでこうどこも行くためにアホみたいに複雑な手順を踏ませるのだろう。
そして行った後についてはどこもほとんど書かれていない。
……いやまあ確かにあそこならこんな方法で行けそうではあるけど? 知りたいのは行った先の詳しい情報なのだ。
[閲覧注意]だとか[本当にあった]だとか[徹底検証]といったブログのタイトルはもう見飽きた。
ずずずっと不満げにストローを吸う。

宇津篠 照 > 「むぅ……後は…面倒だけど掲示板くらいかあ。」

得られた情報としてはどうやら常世渋谷に関する本があるらしい程度。
まあこちらは暇があれば図書館で探してみようと思う。
あとはまあ面倒だがオカルト系の掲示板から関係がありそうなのを探すとする。

時間が流れる。掲示板も与太話の類がほとんどだ。
やはりネットだと得られる情報なんてそうないか、そう思っていると気になるものを見つけた。

「……久那土会? んー、怪しいけど……。」

とある掲示板で見つけた久那土会という文字。
ちょっとした紹介文と共にアプリのダウンロードリンクと思しきものが載せられている。
……少し調べてみるか。

宇津篠 照 > あまりよくわからなかった。……よし、入れてみよう。
完全に信用したわけではないが、好奇心の方が勝った。

「利用規約……ふーん、とりあえず利用者が校則的にどうこうってわけじゃないんだ。
名前は……テルでいいかな。えっとそれで……この場所で合言葉を伝えればいいのね。」

念のため、普段使いの端末で登録することにする。表の人がやっても問題ないらしいのは助かる。
こうやってわざわざ場所を指定するのを含めて怪しさもかなりあるが、いざとなれば逃げたらいいかと思いながら席を立った。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から宇津篠 照さんが去りました。