2020/12/19 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に火光雷鳥さんが現れました。
火光雷鳥 > 「うーーむ…クリスマスプレゼント中々決まらんな……つーか、魔術理論の補習も控えてるしバイトもこなさんとだし…考える事ややる事が多いぜちくしょう。」

等とぼやくのは、カフェテラスの二階の窓側席でお一人様にて寛ぎながら赤毛赤目の少年。
目と髪の色がやたら目立つ以外は、至って普通の見た目である。うん、赤いけど普通です。

「…形に残らない物がベスト、とかソウシも言ってたし、そうなるとやっぱ食い物…菓子の類がいいかもしれんなぁ。」

一応、明確に友人と言えるのは4人程。そのうち3人が女子である。
リア充?残念ながらそんな甘い話は転がっていない!!と、いうか嫉妬団とかに襲われるのは勘弁である。

火光雷鳥 > ちびちびと注文したカフェオレの入ったカップを口元へと運びながら、空いた手で携帯を弄りリサーチ中。
何かカップル関連のあれこれが引っ掛かるんだけど、クリスマスだからなのか?
…あぁ、そりゃまぁ嫉妬団も沸くよなぁ、と思いながらやや半眼になりつつ携帯の画面を目で追う。

「…んーー…やっぱ菓子の類が一番いいかもなぁ、形に残らないし値段的にもそんな高くねーし。」

一応学生の一人暮らしだから、あまり予算は組めないのである。自分の生活費もあるからな!!
まぁ、それはそれとして携帯を弄る手を止めれば、何とはなしに窓の外を眺める。

(……しっかし、何だかんだ島に来てもう3ヶ月か…長いようで短いような。まぁその間に色々あったといえばあったんだが。)

こうして振り返れる程度にはこの島に順応してきた…のか?未だにまだまだこの島を理解出来ている気がしないけど。
まぁ、たかが3ヶ月程度だ…この島のぶっ飛び具合を知るのは多分これからなのだろう。

火光雷鳥 > 「…あ、年末年始の帰省どうすっかなぁ……何か俺の頭ん中のあれこれ考えると、島の外に出ない方がいい気もしてきたし…。」

母さんは帰ってきなさい、と言いそうだが親父は…まぁ別に帰ってこなくていいと言いそうだ…むしろ言うな、間違いない。

「…まぁ、最悪電話で連絡くらいはしとこう……あーー補習とか気が重いなほんと。」

今まで魔術に一切合財触れてこなかった人間が、魔術のあれこれを習って直ぐに理解出来る筈も無い。
いや、人によるのか…むしろ俺が馬鹿なだけか。まぁ分かってるけどさ。

カフェオレをぐいっと飲み干しながら一息。来年はもうちょっと平穏な一般学生として過ごせ――る気がしないんだが、何故だろうか。

火光雷鳥 > 「と、いうか《門》といい、最低クラスだけど発火能力といい、普通に凡人やれてりゃいいのに、何でこんな普通から外れて行くかなぁ。」

まぁ、泣き言を言って何かが変わる訳でもないんだが、そこまでメンタル強者ではないので愚痴っぽく零したりくらいは許して欲しい所だ。
あまり長く居座るのも悪いか、と思いつつ伝票片手に席を立てば、そのまま一階のカウンターで会計を済ませつつ外に出る…うわ、さっみぃ!

「さーて、帰ってヒメに癒されながら寝るとしますかね。」

まぁ、なるようにしかならんのが人生だ。俺は俺らしくやっていくしかない訳で。
そのまま、雑踏の流れに乗るようにして寮へと帰っていくのであった。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から火光雷鳥さんが去りました。