2021/12/23 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」にシャンティさんが現れました。
シャンティ > 「さ、て……」

窓際の席を選んで、ゆったりと座る。テラス席という選択肢もあったが、寒空の下、となると少し心もとない。


「……クリス、マス……よ、ねぇ……あぁ……人通り、も……多い、か、しらぁ……?」

そうして、本に集中する。見えてくるのは、通りの情景。

足早に道を行く男。
ゆっくりと町並みを眺めながら歩く男女
ショーウィンドウを眺める女

それぞれに、それぞれの思いを抱きながら、道をいく

「ん……すこ、し……面白、み、は……ない、わ、ねぇ……」

いつもどおりといえば、いつもどおりの情景

「……いっそ、また……いたず、ら……しちゃ、おう、か、しらぁ……?」

人差し指を唇に当てて、小さく考え込む

シャンティ > 「……クリ、スマス、と……いえ、ば……」

ふと、思い出すあちらこちらのイベントのお知らせ。

「委員、会……街、の……バザール、と……忘年、会……ね、ぇ……ふふ。彼、とか……顔、出す、の、かし、らぁ……? 渋い、顔……して、そう、だ、けれ、どぉ…… それ、と。ふふ。優等生、の……あの、子。楽し、む、のか、しら、ねぇ……彼氏、も、いた、しぃ……」

思い出すのは、少女のような面影を持つ少年。そして、超身体能力を持つ少女。彼らはどんな聖夜を過ごすのか


「あぁ、そう、いえば……」

ついで。


「ラジオ、ねぇ……彼、口、うまく、ない、けれ、どぉ……平気、なの、か、しら、ねぇ……?」

思い出すのは、スポーツに情熱を注ぐ男。爽やかなタイプではあるが、口がうまいとは思えない。どうなることか。

「それ、は、それ、で……面白、そう、だ、けれ、どぉ……ふふ。えぇ、えぇ……今、より、は……退屈、しない、で済む……か、しら、ねぇ……?」

くすくすと笑う

シャンティ > 「……」

人差し指を唇に当て、考える。ついで、薄く笑みを浮かべる


「ふふ……やっぱ、りぃ……ちょぉ、っと……遊、ん、じゃおう、か、しら、ねぇ……ふふ」


くすくす、と笑う


「そう、いえ、ば……棚、卸、しの……時期、だ、しぃ……あ、は。いい、わ、ねぇ……そっち、も……少し、ふれ、に……いって、も……いい、かも、しれな、いわ、ねぇ……?」


女は様々に想像を巡らせる。まだ、仕込みはできるだろうか。

ご案内:「カフェテラス「橘」」に霧島 孝介さんが現れました。
霧島 孝介 > 「どうしよう」

ホットの宇治抹茶ラテの乗ったトレイを持って、店内で立ち尽くす男。
人生二回目のオシャレなカフェ。
二回目だから余裕だろ!と思って、注文したのだが
空席の状況を確認してなかったのが祟った。

(いや、こんなに混んでるのかよ…!?)

席は殆どが学生で埋め尽くされており、店内できょろきょろと周りを見渡す。
ちゃんと確認しておけば!と後悔しつつ、ウロウロとしていれば

あ、空いてる!一個だけ!

褐色肌の女性の隣の席のみ空いていて、そちらに近づくが
手には奇妙な表紙の本持ってるし、なんだかクスクス笑っている。
こ、怖い…でも俺、宇治抹茶ラテ飲みたいし…

「し、失礼しまーす…」

おずおずと、消え入りそうな声を発しながら、隣の席に座って