2022/03/13 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」にセレネさんが現れました。
セレネ > 日中はすっかり春の陽気で、散歩にはもってこいな気温。
時刻はお昼を少し過ぎたティータイム。
青地に白いレースがあしらわれた日傘を差し、立ち止まった店に少し思案を巡らせる。

『…たまには外でティータイムするのも良いかしら。』

テラス席には、太陽や紫外線が天敵な己はこの時刻だと残念ながら座れないけれど。
日傘を閉じて入口から店内に入り、陽の当たらない奥の方のテーブル席に座る。
隣にバッグを置き、椅子の背にコートと日傘を掛け。
注文を取りに来たスタッフを横目にメニュー表に蒼を走らせ悩む。

飲み物はアイスティー。あとは、軽食を摂るかパンケーキ等のスイーツにするか。
小さく唸ってからスタッフにアイスティーとミルクレープを頼むことにした。
注文を受けたスタッフはお辞儀をして去っていく。

セレネ > 暫くスマホを弄りながら待っていると注文した品が運ばれてきた。
透き通った紅茶の中に沈む氷が涼やかで、
ミルクレープはストロベリージャムが横に添えられている。
上に乗せられたミントもまた可愛らしい。

スマホのカメラを起動し、良さげな角度を吟味してカシャリ。
…うん、悪くはない感じ。
後でSNSにアップしようと思いつつ、頂きますと手を合わせフォークをミルクレープに。
沈みこませると、やや弾力のある抵抗の後ふつりと分かれて。
一口分切り分ければ口に運ぶ。クレープのもちもちした食感とクリームの甘すぎない風味。
シンプルながら、美味しいものだと感じた。

セレネ > お次はアイスティーに口をつけ、一口。
グラスを傾けるとカラン、と氷同士がぶつかって涼しげな音を鳴らす。
すっきりとした風味と、冷やされる咥内。
やや暑がりな己には、冷えた飲み物は嬉しいもの。

そうしてゆったりと一人、ティータイムを過ごした後
代金を支払い、荷物をきちんと持って店内を出る。
まだまだ陽は高い。日傘を差し、次はどこまで歩こうか。

カツカツとヒールを鳴らしながら、月色の髪を靡かせて日中の散歩を再開しよう――。

ご案内:「カフェテラス「橘」」からセレネさんが去りました。