2019/05/07 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にジャムさんが現れました。
■ジャム > 「今日熱い……。
僕がもしもバターなら、10秒も保たないでダウンする……!
どろべちゃってなって、地面に消えてしまう……」
放課後、青空の日差しは初夏であった。
爽やかな風に助けられても、このまま学生街にある自宅まで帰るのは少し辛い。15分で英単語を10個覚えろと言われるぐらいに辛い。
ニルヤカナヤの南国アレンジな看板を目にすると引き寄せられるように中へ。
「ふー……!涼しい!エアコンの天国!
……あー。結構人が入ってるなあ。みんな考えることは一緒かな」
室内の広々とした空間と冷気にひと心地つくと瞳細めて。
テーブル席に相席という客も多い様子。
そんな中をひとつだけまるごと空いていたテーブルへ案内されると、ひとまずドリンクバーを注文し。
コーラとレモンスカッシュ混ぜたジュースを作って席へ戻れば一口、口元へ持っていく。
甘酸っぱさに頬をむにむに緩ませた。
■ジャム > 「冷えた空気につめたい飲み物……!
異世界ってすてき!
うーん。ドリンクもう一杯もってきて、せっかくだしココで課題やっていこうかな」
周囲を見回せば、プレート皿やトレイの横にルーズリーフや教科書を置いて課題に励む生徒の姿もちらほら。さながらご飯の出てくる自習室のような雰囲気になっていた。
居座って気兼ねのない空気を察すると、自室に戻ってなかなか手につかない学生の義務をいつもと違う環境で果たそうと鞄からペンを取り出して。
結局夕方までその席で、課題を終えた後ものんびり獣耳を揺らして寛ぐ異邦人の姿があったことと――。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からジャムさんが去りました。