2020/10/03 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にエルザさんが現れました。
■エルザ > ドラマの録画を見たりしてたら、遅い時間の夕食になったのでここに足を運んだ。
味はこの流行り廃りの激しい異能学園都市"常世"においては珍しく続く名店と言って差し支えない安定感。
昔の話になるが、一部の学生に試験期間になった時にここがなんと呼ばれているかご存知だろうか……
――『最後の監獄/ラスト・プリズン』だ。
あの時は私も若かったから鬼気迫る先輩方の姿に恐怖したなどと感傷に浸る食後のひと時。
「深夜も近くなれば客も少ない……」
であれば、試験期間外であろうとのんびりとノートなど広げて滞在しても問題がないというものだ。
■エルザ > テーブルに旧型の完全電子制御の携帯端末を置いて、右手で綺羅びやかな装飾が施された万年筆を弄ぶ。
「ここは相変わらず、ね」
笑みを浮かべて眺める情報は、常世渋谷についての――その中でも裏常世渋谷と呼ばれる場所について、各所から送られてくる共有情報である。
意思疎通・友好関係構築不能な「朧車」の討滅作成の進捗なんかがやり取りされている。
紙の上に万年筆で対象「OBR」の書いて、「Fe」所有物管理、「Disc」討滅作戦参加など各所の状況を書き出していく。
こういうのはやる必要はないが、一つの趣味のようなもの。
出来事を、何を起きているのか知るのは『楽しい』からである。