2022/03/04 のログ
> 「えへへ、ばれちゃったかー」

屈託なく笑い。

「そ、そんな食べないもん、多分」

皿を積み上げているが、まだ食べれるし半分も満ちてない。

「あ、しーなちゃん、お土産」

ネコマニャン専門ショップで色々買ってきたのがわかる、袋を見せて

神樹椎苗 >  
「え、たべねーのですか?
 腹でも壊してんですか、それならいい薬があります、とびっきりにげーのが」

 と、表情を変えず身振りだけおどけてみせる。
 そしてお土産を見つければすぐに、それを奪い取っていった。

「むむ――こんなものが在るなら早く言えってんです。
 ほらほら、たんとたべやがれですよ」

 ますます上機嫌。
 もっと食べなさいとばかりに、どんどん皿を寄せていく。
 

> 「にがいのはやー、だから食べるー」肉、ピーマン避け、肉、海老フライ、トマト避け、と吸い込むように

お土産に喜ぶ様子を見て笑いながら

「しーなちゃんにあったら渡そうと思って、むぐ、もぐもぐ」

食べながら更に皿を積んで

神樹椎苗 >  
「ああこら、ピーマンもニンジンもトマトも食えってんです。
 ほら、口あけんですよ」

 フォークでピーマンとニンジンをまとめて捕まえて、幼女の口もとに突き出す。
 嫌がっても追いかけて食べるまで逃がさないのだ。
 

> 「ぎゃーしーなちゃんやめてー、もごもご」

戯れ合うように食べさせられ、にがー、と言う顔になって


「しーなちゃんは、何してたー、最近」
クリームで野菜味を消しながら

神樹椎苗 >  
「えらいじゃねーですか。
 ほら、ちゃんと食べればご褒美もやりますよ」

 と、山のようなケーキを押し付ける。

「しいですか?
 んー、ちょっとしたお使いみてーな事ばかりやってますね。
 この前は、ちょいと草刈りにいってましたし」

 なんて、本当ではないが嘘ではない事をはなす。
 

> 「むー、野菜苦手ー」
野菜は食べれない訳ではないのである、子供らしい答えだ。
ケーキをむしゃむしゃ減らしながら。

「んー、大変そうだねー、わたしはー、本土に行ってー。浮いたり、灯りの魔術練習したり、検査ばっかりだったー」

周りに被害がないぐらいの練習をしていたらしい

神樹椎苗 >  
「はいはい、ならトマト食えですよ。
 トマトはにがくねーですからね」

 スプーンにのっけて差し出す。

「そうですか。
 ならそれなりにはお勉強できたんですかね。
 よかったじゃねえですか」

 たしかに、随分と力が安定しているように見える。
 成果はしっかりと出ているようだ。

「それじゃあ、店の食材食べつくしたら、うちに行きましょうか。
 お前のことですから、来ると思ってたんで、ひな祭りの準備してありますよ」

 しっかりとひな人形も飾ってあったりするのだった。
 

> 「んー、トマトは食感が」

ぐちぐち言いながらトマトを食べて、スプーンから、餌を与えられた鳥のように受け取り、はむはむ、と。

「暇だけはあったからー、色々と
覚えたりしたー」

今は溢れる力を全身に留めて溢れず、尚且つ全身に行き渡るようにしている。

「わーい、ちゃんとした、雛祭り初めてだよー」

にこにこと笑って

神樹椎苗 >  
「文句が多いですね。
 じゃあ今度、ピーマンもニンジンも、トマトも、食べられるように料理考えてやりますか」

 レシピはいくらでもある。
 応用して作ってやれば、きっと食べられるようになるだろう。

「結構なもんです。
 なら、部屋でしっかり学んできたもんを聞かせてもらわねーとですね」

 自分もパフェをもりもりと食べきって。

「だと思いました。
 さ、お祭りのためにさっさと食べつくしてしまいましょう」

 そして、本格的にファミレスの食材を空にする勢いで食べ始めるのだった。
 

> 「苦手なんだもの」
わがままを言うように、すなおに甘え

「えへへ、頑張るね」 

にこにこと自慢話やらをしたいんだな、と言う態度で

「ん、頑張る」負けじとパフェを貪り食べ

神樹椎苗 >  
 それからしばらくして、ファミレスのオーナーから頭を下げられ、帰ってくれと懇願されるまで。
 ひたすらに好きなものを食べ続ける、ちびっ子二人なのでした。
 

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から神樹椎苗さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からさんが去りました。