2020/07/06 のログ
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
■水無月 斬鬼丸 > 遮光カーテンの隙間から日差しが差し込み
ベッドの中でもぞもぞと寝返りをうつ。
アラームは……かけてなかった。そういえば…昨日はなんとなく寝付けなかった
理由はまぁ、うん、いろいろある。いろいろ。
眠たげに体を起こせば、カーテンを開けてさっさと着替え。
朝飯は食べない。
適当に髪を整え、顔を洗い、歯を磨き…
まだ眠たそうな顔をしたままドアを開ける。
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」に水無月 沙羅さんが現れました。
■水無月 沙羅 > 『ゴツンッ』……と小気味の言い音がする。
開いた扉の奥には人影。
撃った額をなでながら、扉の前で直立している。
それは風紀委員の制服を着ていて……。
「おはようございます。 お兄さん。 お久しぶりですね。」
と堅苦しい挨拶を淡々と述べた。
■水無月 斬鬼丸 > 「え」
なんかにつっかえた。
え?なに?ついに陰湿な嫌がらせでもされるようになったか?
だれに?
候補を数人頭の中に巡らせていたが、ドアの隙間から見えたのは風紀の腕章。
風紀委員?だれが?こんなところに?
恐る恐る、もう一度ドアを開けてみれば……
「………沙羅…ちゃん?」
まさかだった。見たことのある…親戚の少女の顔。
ってかここ男子寮だぞ。
■水無月 沙羅 > 「はい、沙羅です。 正直覚えていらっしゃるとは思いませんでした。
お元気そうで何よりです、まぁ、その、いろいろと。」
『いろいろと』と若干含みを持たせる。
夜に時々徘徊している、というのを風紀委員の仕事上耳にする事がある。
……まぁ、年頃だしそういう人でもいるのだろうと思っているわけで。
「先日、この学校に転入しましたので、ご挨拶を……と思いまして。
……ご迷惑でしたか?」
たまたま、見知った顔を書類で見ただけに過ぎないのだが。
なんとなく気になって顔を出した。
■水無月 斬鬼丸 > 「………あぁ、えっと……忘れられるわけが…っていうか
島に来てたんだ…」
いろいろと。何を知ってるのか。
少し渋い顔をする。
風紀委員…二人ほど知り合いはいるが…なんか妙な噂でも立っているのだろうか?
とりあえず、周辺を見回す。
人影ない。
「と、と、とにかく!部屋、はいって…
迷惑じゃないけどここで立ち話は…まずい」
女子が男子寮、特定の人物の部屋の前に立つ。それはよくない。
■水無月 沙羅 > 「え、は、はぁ……いくらお兄さんの部屋とはいえ、連れ込まれるとは思いませんでした……。
随分と、大胆なことをなさるようになったんですね。
わかりました、ではお邪魔します。」
そんなことを真顔で言って見せる。
別に顔が赤くなっているわけでもなく、本当に淡々としていて。
斬鬼丸を見るその瞳すら、本当に彼自身を見ているのか怪しくなってくる。
沙羅は言われるがままに家に上がることにした。
■水無月 斬鬼丸 > 「ちがっ…そうじゃなくて…!
えーと、見つかると逆にやばいんだって…とにかく…上がって、適当に座って」
登校の予定をキャンセルし、親戚の少女を部屋へとあげる。
見つかれば確かにアウトな状況だが
玄関先にたってるよりは可能性は低い。
彼女の目が何をうつしているかは…わからない。
まともに見れない。彼女の家に起こったことは…まぁ、親戚だし、聞いている。
「とりあえず、これ…」
薬箱から冷却シートををひっぱりだし、そのおでこにはろうとする。
■水無月 沙羅 > 「あぁ、問題ありません、お兄さんならご存知だと思ってましたが。」
撫でている手をどけると、傷も、赤くなっている個所もない。
擦ったあとすら残っていなかった。
『不死の異能』
彼女が天涯孤独になった原因。
その元凶。
「お気持ちだけ頂戴しますね。」
ぺこり、と少し頭を下げて礼をする。
■水無月 斬鬼丸 > 「あ、ああ…そう、だったな…ごめん…」
そうだった。
彼女があれを成すまでに何をされたかは知らない。
両親が教えてはくれなかった。
だが、なんとなくしっていた。
幼い頃は一緒に遊んだこともある少女、その異能についても知っていた。
「えーと…まぁ、なんだ、座って…」
荷物をおろし、自身も腰を下ろす。
■水無月 沙羅 > 「はい、お邪魔しますね。」
肩に下げていた大きなバッグを下ろして、彼の前に座る。
私が唯一知っている、『肉親』? と言えなくもない人物。
血縁関係上の親戚。
昔はよく一緒に遊んでもらったことを、微かに覚えている。
この『異能』を持っていても、見る目を変えなかった唯一の■■。
……今、何かノイズが。
「……少々、気まずいでしょうか。 何か、ありましたか?」
空気のよどみに、なんとなく気がついて口に出してみる。
私がここに来たのは、都合が悪かっただろうか。
だとしたら出直した方がいいのだろうか。
……せっかく会いに来たのけれど。
■水無月 斬鬼丸 > 「いや、気まずいっつーか……とにかく、なんていうんだろ……」
大きくため息。
過去のこと、いろいろあっただろうが…
だが、言えることは…
「その…あえて良かったっていうか…
無事、ではないだろうけど…
とにかく!」
何を言っていいのかわからない。
正直、かける言葉もないのだが…心から思えることは
「よかった…あえて…。生きてる、のは当たり前なんだろうけど
保護されたって聞いたから…外に出られるようになったんだなって…」
■水無月 沙羅 > 「……生きてますよ。 当り前じゃないですか。 えっと……心配?
してくださっていたようで、ありがとうございます。」
相変わらず、口に出すことが苦手なようで、なんとなくほっとした。
……でも昔よりひどくなっていないだろうか?
「はい、この島の、風紀委員の方々に助けていただいて。
いまはそのお手伝いをさせてもらっています。
いろいろと大変なお仕事ですけど。」
肯定して、少しだけ事情を話す。
全てを話すときっとこの人は悲しむんだろう。
というか、大体の人は気持ち悪がるし、そういうのは避けたかった。
「今は、女子寮の方に。 あとは、カウンセリングを受けながら、学園に通っています。
ですので、学校であったらよろしくと、言おうと思いまして。」
「……それとも、毎日お弁当を持って迎えに来たほうがよろしかったですか?」
大昔、そんな幼馴染が出るゲームがあったと耳にした事がある、今でもあるのだろうか?
■水無月 斬鬼丸 > それで風紀の制服…。
風紀は風紀で危険なことが多いのだが……沙羅ちゃんがこうやって
一人で外に出て話ができるのも風紀の人々のおかげなんだろう。おそらく。
なんとなくほっとした。
「風紀の…そりゃりっぱなもんだ。
えーと、怪我とか……いや、違うな…危ない目とかにはあってない?」
しばらくあってなかった親戚にしてはおせっかいかもしれない。
だが、心配するのも当たり前で。
近況を聞けば、学生としてしっかりやれているようだ。
カウンセリング…は、必要なんだが、懸念は残る…。
「そっか…っていうか、俺がこっちにきてるのよく知ってたね。
中学まで本土の方だったのに…親に聞い……え、あ…え?
お弁当って…料理、できるの?」
昔のように話すにしても…どうしても妙な負い目が邪魔をする。
が、冗談を言える程度には回復している…とおもっていいのだろうか?
■水無月 沙羅 > 「……」
任務の内容を思い出す。
「危険の定義に寄るんですが……今のところは大丈夫です、恐ろしいほど強い先輩がいらっしゃいまして。
なんというか、仕事をさせてもらえないと言いますか。」
流石に、あの先輩のことは大っぴらに話すわけにもいかないのでぼかしておく。
それまでは……良く身体がバラバラになっていたとは口が裂けても言えない。
「いえ、知ってはいませんでした。 風紀委員の職務上偶々知り得ただけです。
なので、はい。 個人的に調べてお邪魔させていただきました……ご迷惑でしたか?」
家に尋ねるのはやはり迷惑だっただろうか、私は特に目立つでしょうし。
厄介ごとも舞い込むかもしれない。
「料理……あぁ、そういえばできないですね。 やったことがないので。」
資料で読んだことがあるだけ。
多分コメは洗剤で洗えば大丈夫、あぁ、塩酸の方が殺菌になるかな。
■水無月 斬鬼丸 > 「ああ、そう、なんだ…。
強い人が出張るような仕事がよくあるってのがあれだけど…
あ…危ない目にあってないならいいんだ…えーと…なんか飲む…?」
淡々とした喋り方。
昔からこんな感じだったっけ?
多少間があった気がしたが、まぁ、まだ精神的に立ち直りきってないのだし仕方ないだろう。多分。
風紀に詳しくないので、その人物に対して深く言及はしない。
どうも落ち着かない。
昔に比べれば…だいぶお互い背も伸びたし
顔立ち、体つきもちがうせいか。親戚であってもこう…女子であることをかんじると言うか…
「迷惑じゃないっていうか…きてくれなきゃ多分俺も知らないままだっただろうし…
え…っと、てか、風紀の職務?俺、なんか…いや、仕事をが初に漏らすのもあれか…」
気になったが聞くのはやめた。
「あ、うん、まぁ、そうか…出来ないなら…いや、出来ても別にしなくても……
でもそうだな、昼飯代がうけば少しは楽かも」
冗談、だったのだろうが。多分、おそらく。
そうであると思い、冗談を返しておく。
■水無月 沙羅 > 「ではお水で……昼食代、ですか? ……わかりました、そういうことでしたら、用意しましょうか。
お弁当。 せっかくです、料理に手を出すのも悪くないと思います。」
彼の言うことなら、悪いことでもないだろう。
少しは自分の出来る事を増やさないと、助け出してくれた方々にも申し訳ないし、
なにより目の前の少年にも、いろいろ恩返しがしたい。
あの時は、彼が心の支えでもあったわけだし。
「あの、ところで……私の体、何かおかしいですか?」
なにか、見られている?
何処か修復の以上でもあっただろうか。
制服をたくし上げて腹部や腕、胸部を確認する。
異常は……なさそうだ。
■水無月 斬鬼丸 > 「え?……えー…あー………そ、そうだね…
えっと、そうしてくれると、助かる、かも。ありがとう」
冗談だからしなくていいよ…そう言おうと思ったのだが
意欲的に何かをやろうというのであれば
してもらったほうがいいだろう。おそらくは。
いろいろあったのだから…それが出来る、やろうと考えるのならば…。
だが、続く彼女の指摘…体が飛び上がりそうなほどに驚いてしまう。
「っうぇっ!?あ、え?なっ…いや、おかしいとかみてたとか…
えーと!そうじゃなくて、あれだよ!あれ…
おたがい、その…成長したなぁって、アr……ぁぁぁ!たくしあげなくてもいいからぁ!」
視線に敏感というか、そんなに凝視していたのだろうか?
だとしたら気になるもも仕方ないかもしれないが
それはそれで、無意識に凝視していた俺がヤバい。
いや、それよりも…服をたくし上げるのはヤバい!
彼女の手を降ろさせようと思わず駆け寄り
■水無月 沙羅 > 「え、あ、はい? ちょお、お兄さ……っ」
……止めようとしたお兄さんともつれて倒れこんだ。
緊急事態、肉体の強化魔術施行、回復魔術準備、
対象に怪我を負わせないように体勢を変更。
受け身を取る準備……いけない、間に合わない。
「っ……」
そのまま背中から床に倒れこんだ。
半分脱げた制服に、上からお兄さんがのしかかるような姿勢。
……正直重い。
「無事ですか、お兄さん。 お怪我、ありませんか?」
■水無月 斬鬼丸 > 「つ、ぇっ…?」
もつれた?足?やばっ…ころぶ?
沙羅ちゃん、巻き込まないようにっ…!
手っ…!
彼女の顔の横、強めに手をつく。
ビキッと少し嫌な衝撃…衝撃は殺したが、沙羅ちゃんの上に…
「ご、ごめん!沙羅ちゃん…そっちこそ、怪我な……ぃ…」
……近い彼女の顔と、視線を下ろし目に入る肌色。
語尾はすぼまって、顔が赤く染まる。
うでが痛いが、それは些細なことだ。
■水無月 沙羅 > 「今、腕から妙な音がしましたね。 痛みますか?
すぐ治癒魔術をかけます。 じっとしてください。」
倒れこんだまま、床についた腕を握るようにして治癒魔術を使用する。
もし骨折などで後遺症が残ったら一大事だ。
彼は私と違って不死身ではないのだから。
「ごめんなさい、何か不手際をしたようで。」
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
失敗した、失敗した、失敗した……。
よりによって彼に怪我をさせてしまった。
私の責任だ。
■水無月 斬鬼丸 > 「あ、いや…大丈夫…ちょっと衝撃で筋を…」
すぐにでも退くべき…なんだろうが
妙に必至な様子に動くことが出来ずにいる。
治癒魔術がきいているのか、痛みは緩やかになっていく。
「そ…そんなことないから!
むしろ、俺が見てたからダメだったわけで…
沙羅ちゃんは悪くないから!
俺も変なふうにあせっちゃって…だから、大丈夫だって!」
思いつめたように謝る。
流石に慌てて自分が悪いと沙羅ちゃんは悪くないと言い聞かせ
かつて…いつかそうしただろうか…思わず髪に触れ、撫でようとした。
■水無月 沙羅 > 「ごめんなさい……ごめんなさい…………?」
髪に手が伸びる。
懐かしい風景が、一瞬目に浮かんだ。
厳しい実験の合間の、楽しい時間。
屋内の庭で駆け回って、遊び回った日々、頭をなでてくれる優しい……。
「……っ。」
その手を払いのけた。
なにか、汚してしまう様な気がして。
「ぁ……。 すみません。 大丈夫です。」
後悔した。
■水無月 斬鬼丸 > 「…っ……あ、あー…ごめん…
女の子の髪に触るとか…きもかったね…。
昔とは違うんだから…。でも、その…えーと…
沙羅ちゃんのせいじゃない、から…」
手がヒリヒリとする。
が、まぁ、考えてみれば当然。
イケメンの特有だろ、そういうのは。
ああいうことがあったからって調子に乗りすぎた。
「と、とにかく…大丈夫なら、その…よかった…
お弁当の方も、その…あれだ、冗談みたいなもんだし…俺の方は気にしなくていいよ」
■水無月 沙羅 > 「ち、違います、お兄さんが悪いとかそういうのじゃなくて……。
私が……私は……人殺しですから。
あまり、必要以上に、かかわってはだめですよ……お兄さん。」
少しだけ明るくなりるるあった表情は、一機に元の胡乱なものへ戻っていった。
「……そうですね、昼食を作るのも、やめておきましょう。
必要以上の接触は、きっとお兄さんにとってよくありませんから。」
結局、こうやって私は失敗して、全部切り捨てるしかないのだ。
「じゃぁ、失礼しますね……もう一度会えてよかったです。」
襟を正して、大きなバックを肩に下げ、玄関に向かう。
多分もうここに来ることもない。
■水無月 斬鬼丸 > 「………」
少し、表情を歪めた。
違う、そうじゃない。悪くはない。悪いのは…
少なくとも彼女じゃない。
沙羅ちゃんはなにも悪くない。
表情を再び冷たくしていく沙羅ちゃんの髪を、もう一度撫でた。
「人殺しだからって…沙羅ちゃんは、しかたないじゃないか…
俺、俺はっ…異能者でも、普通に生きてて…沙羅ちゃんは、そうはいきれなくて…
でも…だからって…沙羅ちゃんが悪いとか、怖いとか、そんなの…そんなこと…」
叩かれても、振り払われてもこの手で無でる、あの頃みたいに。
「…俺、朝飯、食わないんだ。今日も、食わずに家でて…学校いこうとして…
だから、その…練習、ついでに…ええっと……!!」
このまま帰してはダメだろう。
少女は一人ではない、風紀の仕事を手伝って、新しい人生を歩んでる。
自分がしゃしゃり出るところではない。でも…このまま帰したら…
「作って、くれない?その…あさ、めし…」
■水無月 沙羅 > 「……毎日はちょっと難しいです、風紀の仕事がありますので。」
この人は、相変わらず優しすぎる。
ついでに言えば、すごく不器用で。
あとなんだかちょっとスケベな気がする。
そして、すごく優柔不断。
まぁ、そこがいいところなのかもしれない。
「ありがとうございます、気持ちは、うれしかったです。」
ため息をついて、振り向く、またあの落ち込んだ顔があるのだろう。
「休日でよければ作って差し上げてもいいですよ。」
困った顔をして、笑った。
■水無月 斬鬼丸 > 「あ、ははは…まぁ、そう…だよね…ごめん…」
脳内でディスられてるのか褒められているのかわからない評価を受けていることなど気づくこともなく
すげなく断られたことに肩を落とす。
仕方がない、なんであれ…傷つけてしまったし…
昔のことをもちだして撫でてくる男とかキモいだろうし…
「いいよそんな…むしろ、ごめんな…えっと…
その、元気で…やって…」
彼女の想像通り、沈んだ表情で彼女をおくろうとしていた。
手を振って、見送って…
きっともう会うことはなさそうだな、なんて。だが…予想外の答えが飛んできた。
「……………へ?」
思わず顔を上げた。あわせられなかった目を思わず見つめてしまった。
「いいの?」
■水無月 沙羅 > 「勘違いしないでください、 料理の練習の為です。
尊敬する先輩に、おいしい料理を作って差し上げるための練習台になっていただきます。」
それでよければ、と、そっぽを向くようにして。
顔を隠すように。
「お兄さんの為では決してありませんから。」
……
「ありがとう、ございます。」
気遣う気持ちはは、十二分に伝わってきたから。
■水無月 斬鬼丸 > 「そ、そうなんだ……ああ…あはは…よかった…。
沙羅ちゃん、その、えっと、なんだ…変な意味じゃなくさ…
好きな人、できたんだね」
恋愛的な意味じゃなくても、好意を持つ人間
美味しい料理を作ってあげたくなる人物。
尊敬できるような人。
先の表情、先の言葉…心配なことはたくさんあったが、それは不要だったか。
だからこそ、心の底から安心した。
「うん、いいよ…練習台でさ。えっと、だったらまぁ…
ダメ出ししても許してほしいな」
安堵の息とともに、少し冗談めかして。
俺、こんなふうに喋れたんだなぁ。なんておもったり。
これも、幼馴染のきやすさというやつだろう。
■水無月 沙羅 > 「もちろんどんどん修正箇所を指摘してください。
そうでなければ意味がありませんから。
……あと、別に好きじゃありません、尊敬してるだけです。」
最後だけなぜか強く否定して。
「では、ちょっとお台所かりますね。 あ、洗剤……と、塩酸ってありますか?」
と、言いながら食材を探し始める。
調理の道はあまりにも遠い……。
■水無月 斬鬼丸 > 「…ま、尊敬でもなんでもいいよ。
そうしたいってなら、それがいいことなのは変わりないからさ」
強めの否定に苦笑しつつ、再び少女を部屋に迎え入れる。
だが、言わなけれなならないだろう。
「……料理に塩酸は使わない」
しばらくは調理前も目を光らせなければなるまい。
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」から水無月 沙羅さんが去りました。
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。