2020/12/26 のログ
ご案内:「冬織の部屋」に阿須賀 冬織さんが現れました。
ご案内:「冬織の部屋」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「冬織の部屋」に阿須賀 冬織さんが現れました。
ご案内:「冬織の部屋」に白亜 愛さんが現れました。
阿須賀 冬織 > 時間ギリギリになってしまったが、飾りつけを終えて一息。
といってもテーブル上に小さなクリスマスツリーやキャンドル
壁にリースや売っていたステッカーのようなものを貼った程度の簡単なものだ。
だがまあ、普段生活している部屋がそのように変われば不思議と気分も上がるもので、
後は相手の到着を待つだけだなとソワソワしながら時計とにらめっこ。

白亜 愛 > 階よし、号室よし、表札、よし。

コートに身を包んだちまっこい少女が、一つの部屋の前でそわそわとしている。
今日のために何か用意しようとして、何も思いつかなかったので勢い任せに動いてみた。
なるようになれとあれこれやっていたが、喜んでもらえるだろうか。

意を決したのか、やがてインターホンに手を伸ばす。

「と、冬織さん!きました!」

阿須賀 冬織 > そういや、何気に部屋に呼ぶのって初めてだよなあ、なんて今更気付いたりしながら待っていると……。
インターホンの音とともに床を蹴るように立ち上がる。

「はーい。ちょっと待ってて、すぐあけるから。」

確認すれば見慣れた姿と声が。

少しすれば――サンタ帽を被るかどうかで悩んでいた。ガチャリと玄関のドアが開くだろう。

白亜 愛 > 「冬織さん!」

扉の向こうから、目的の人物が出てきたことでほっとする。
サンタ帽を被ってることで顔に笑みも浮かぶ。

「メリークリスマスです!へへ……おじゃまします」

家主に迎えられ、部屋の中へと入る。
クリスマス用に飾られた、そして初めて行った知り合いの部屋ということで周囲に興味津々である。

阿須賀 冬織 > 「メリークリスマス、愛。」

やはり直接顔を見ると嬉しくなって、頬を緩めながら、あとついでにやはりサンタ帽は恥ずかしかったのか耳元を赤く染めながらこちらも挨拶を。

「外、寒かっただろ? あんまり大層な飾りつけは出来てないけど、温めておいたから。」

コート姿の彼女を見て、そう言いながら部屋の中へと案内する。
初めて好きな人を招くということで整えられた部屋は、
少なくともその日を感じさせる程度には赤と緑の装飾で飾られているだろう。
流石に玄関とリビングだけだが。

阿須賀 冬織 > まあ一応、自室のそういう本は念のために隠しているので仮に招くことになっても安心だ!()
白亜 愛 > 「ふへへへ!似合ってますしお揃いですよ……おぉー!」

ウキウキ気分でリビングに入る。
こちらも装飾がされており、クリスマスだということをより実感する。

「いいですねぇこういうの!今日のために色々もってきたけどどうしましょう!」

コートのままテーブルの近くに座り、まずは何をするのかな、しようかなとそわそわする。
忘れないうちにプレゼントを渡そうか、と鞄の様子もこっそり伺う。

阿須賀 冬織 > 「そ、そうか……? ……ん、お揃い?」

似合ってると言われてまあ、嬉しくないわけもなく。照れて余計顔を赤くしながらも、お揃いという言葉にはてと彼女を見る。
うん、普通のコート姿だ。詳しく聞こうと思ったけど、彼女の興味は今、部屋の装飾のようなので後回しにしておく。

「いやまあ、そういってもらえると飾った甲斐もあるってもんだ。……どうしよっか。一応俺も準備はしてるけど。」

こちらもちらりとプレゼントを置いている自室への扉を見つつ、一番最初でいいのかなと質問を質問で返してしまう。
……色々ってことは他にも何かあるのだろうか。

白亜 愛 > 「ど、どうしましょうね?こういうの、余りに久々なので……えーとですね!
冬織さんが、どれを喜ぶかわからなかったので、色々用意したんですよ!」

何がセオリーなのかさっぱりなため勢い任せに動いたのが事実であるが。
バッと立ち上がり、勢いよくコートを脱ぐ。

「雑誌では物品だけでなくこういうのもプレゼントになるとあったので!着てみました!……ど、どうでしょ」

コートの下じから現れたには赤と白のミニスカサンタ服。
袖がない、スカート丈が短いといったどう見ても屋内パーティー用のコスプレで、少し動くだけでもあちこち見えそうである。
そういうチラリズムもプレゼントになるのだろうが、他の人には絶対にやらない自信がある。

阿須賀 冬織 > 「ごめん、俺もこうやって祝うの初めてだからさ……。」

軽く調べはしたのだが、やはり実際にやるとなると別で、どうしようかと思っていると。

「……!!! 可愛いし、すっげえ似合ってる!」

コートを脱いだ勢いだけでこう色々と見えそうで、目のやり場に困りつつ。
――嬉しいに決まっているが流石にまじまじと見つめるほど無神経ではなかった。……ちらりと視界に入るのは不可抗力だ。
そして何より、普段こんな格好をしないであろう彼女が、今自分の為にしてくれていることに色々と感じるものがあって……。

「えーっと、じゃあ俺からも。……といってもゴメン、ものしか用意してないんだけど……。」

そう言って、少し席を外すと、クリスマスカラーの缶と小包を持ってくる。

白亜 愛 > 「ね?冬織さんとお揃いだったでしょう?」

サンタ帽だけでもこちらは嬉しいのだ。
見られていることには流石に気づいているが喜ぶなら、と顔を赤くする。

「物とか関係なく、気持ちが嬉しいですよ私!……ほうほう、あそこが冬織さんの」

彼が向かった先を確認しつつ、戻ってくるのを待つ。
その手に缶と小包があるのを目にすれば、中身を気にしてそわそわとするだろう。

阿須賀 冬織 > 「ああ、ほんとにお揃いだったんだな。……にしても、そういう格好するなんて思ってなかったからほんと驚いたよ。」

こちらも顔を赤めながら。

「はい。これが俺からのプレゼント……って言ってもすごいベタなもんだけど。」

ソワソワとした様子の彼女にそう言って手渡す。
開けていいかと聞かれればすぐに「いいよ」と返事が返ってくるだろう。
中を開ければ、缶にはツリーや人形、星の形をした手作りクッキー、小包には青地に黄色い線の入ったチェック柄のマフラーが。
悩みに悩んだ結果として、変なもので外すよりも無難なものの方がいいだろうということでこうなった。

白亜 愛 > 「プレゼントのひとつなので頑張った……見てもいいんですからね?」

小声でぽろりと。
プレゼントを受け取り、早速中身を確認する。

「わぁ……!!」

色とりどりなクッキーに目を輝かせ、マフラーを手にしてはしゃぐ。

「素敵なプレゼントをありがとうございます!……あっ」

そして何かを閃いたのか、マフラーと一緒に頭を差し出す。
期待した表情で目を閉じている。

阿須賀 冬織 > 「あはは、そんなに嬉しそうにしてもらえると作ったり選んだ甲斐があったなあ。」

中身を見て楽しそうにしている彼女を見てこちらも嬉しくなる。
そうしていると、彼女がこちらにマフラーと頭を……。

「……! その……慣れてないから、下手だったらごめんな。」

いいのかな、と思いながらそっとマフラーを受け取る。
そのまま、首にふわりとかけて、慣れない手つきではあるものの
ゆっくりと優しくマフラーを彼女に巻いていく。
……目を閉じて無防備な彼女の姿に一瞬悪戯したくなるがそれは抑える。

「よしっ! 出来たぞ。……うん、似合ってる。」

完璧とは言えないが、初めてにしては綺麗に巻けたのではないだろうか。
マフラーを巻くためにしゃがんで、顔を彼女の首のあたりに近づけたまま、声をかける。

白亜 愛 > 「っ、へへへ」

目を開け、首に巻かれたマフラーを確かめる。
渡され、巻いてもらった最高のプレゼント。
顔が緩んでいるのが自分でもわかる。

「冬織さん、ありがとうござ……」

顔が至近距離にあって硬直。
そういえば、同じ目線になったことがなかったような。

「へへへ」

小さく笑うと、そのまま彼を見つめることにした。

阿須賀 冬織 > 「どういたしましてっと。」

声に反応して顔を上げれば目の前に。
結構な身長差があるから、こうやって同じ目線で顔を合わせる事なんてほとんどなくて。
可愛いなぁなんて、へへへと笑った彼女の顔を見ていると、どうしても気持ちが昂る。

……そういえば、今日は好きとか言ってない。
そう思うと同時に言葉ではなく行動で表現したくなって。

少しずつ顔の距離を近づけてみる。拒絶されなければ……
そのまま顔を少し傾けて、唇が触れ合うのだろう。

白亜 愛 > 「ぁ」

気づけば顔がすぐそこで。
なんとなく、何をするのかもわかってて。
そっと口に触れたものを確かめる。

(冬織さんの……)

目を閉じて、それを求めるように唇をあわせていく。

阿須賀 冬織 > 「ん…………」

肩に手を回してそっと抱きしめながら、溢れるほどの好きという気持ちを込めて、唇が音を立てて合わさる。
受け入れられたことに安堵し、やわらかなその感触を堪能する。

微かに聞こえる呼吸と時計の針の音の中で、ずっとこうしていたい。
……けど、そういうわけにもいかないから。
何もなければ、名残惜しくはあるがそのまま顔をそっと少しだけ離そうか。

白亜 愛 > 「んっ……ん、ぅ」

顔が離れるのが惜しいのか、今度はこちらから顔を寄せようと。
目を開いたところで自分が何をしたのか、ということにようやく至る。

(そっかぁ)

何かに確信が持てたのか、また顔が緩んでいく。

「へへ、ぁ、まって顔が、顔が熱いですね!?」

もらったばかりのマフラーで顔を隠しながらも、ちらちらと彼の顔を見つめる。

阿須賀 冬織 > 「…………? どうかした?」

顔を話した後、少ししてから顔を緩めた彼女にどうしたのだろうと聞いてみる。

「あっはは、全然隠れてないぞ。」

マフラーで顔全体を隠すのは難しいし、何よりもこちらをチラチラ見ているわけでまあ見える。
なんというか、ちょっと失礼だがこういう仕草が小動物みたで可愛くて好きだなと思う。
……そう笑う自分も恥ずかしさで相手を直視できずに目が泳いでいる。
顔はすごい熱いし、多分真っ赤になっているのだろう。

白亜 愛 > 「~~~~!!わかってます!」

照れ隠しにべしべしと叩く。攻撃力は相変わらずスッカスカである。

「栞とか水筒とか用意してたのにもう!もう!」

鞄へ向かい、プレゼントをテーブルに乗せていく。お昼ご飯も。
取り出したのは長めのリボン。それを自分の髪に結んでいく。

「あんなことされたら、私だってこうするしかないじゃないですか」

最終手段だったんですといいながら、リボンを結び、真っ赤な顔で向き合う。

阿須賀 冬織 > 「ごめんごめん、悪かったって。」

びしびしと叩かれ、軽く笑いながら謝る。

「あっ、ごめん。そっか、まだ途中だったよな……。」

テーブルの上に並べられたものを見て、プレゼント交換の途中だったことを思い出して、
自分の感情を抑えきれずに好き勝手してしまったことを今度はきちんと謝ろうと。

「……えっ、ど…どうしたんだよ突然……。」

最後に取り出したリボンを彼女自身に結ぶのを呆然と眺め……
向かい合ったその真っ赤な顔をまじまじと見つめる。

白亜 愛 > 「冬織さんのおかげでプレゼントの順序が入れ替わっただけですので」

深呼吸をして、相手をじっと見つめる。
そして両腕を前に広げて。

「……冬織さんの気持ちを、受け止めましたのでっ!!!
私がっ!!!
プレゼントですぅ!!!!」

曖昧だったものが固まってしまったので、もしかしたらやるかも、だったものを完全に勢い任せに。
雑誌でも男はそういうのが好きって言ってたのを遂行した。

阿須賀 冬織 > 「っあ……!」

彼女の言葉を反芻する。理解しきるの少し時間がかかった。
……それは、確かに自分が今まで欲しいと思っていたもので……

「……大切にする。愛が、嫌だって言うまでずっと、ずっと大切にするから!」

両腕を広げた彼女に抱きしめて声を上げる。

「あり、がと。……今までで、一番…うれしい、プレゼントだ…。
……これ…からも、よろしく、な。……………好き、だよ。愛してる。」

嬉しくて、嬉しくて。溢れる感情ととともに出た声は震えていた。
……ダメだ、こんな情けない顔とてもじゃないけど見せられないや。

白亜 愛 > 「わっぽ」

時間差で抱きしめられた。
マフラーを緩めて呼吸を確保。

「……へへへ、ふへへへ」

顔はお互い見れない位置になっているが、こちらの顔はだらしなくなっているのだろう。
そして笑い声しか出ない。憂いなく彼の蕎麦にいられるのだから。

「私だって離れませんから!これからはもっと一緒ですよ!」

こちらからもぎゅっと抱きしめる。そろそろつま先も浮きそうなので。

阿須賀 冬織 > 「うん……。俺も、絶対に離さないから。」

その言葉を表すように、抱きしめる力を少し強める。
満足しても、しばらくはその温もりを近くで感じていようとするだろうか。

「っと。思ったよりも時間過ぎちゃったな。この後どうしようか?」

確かご飯とかも作ってきてくれたんだよなとテーブルの上に並べられたものを見ながら問いかける。

白亜 愛 > 「ふへへ。……んっ」

相手の体温が伝わり心まで暖かくなる。
それが嬉しいので、相手のなすがままにされる。
その分、もぞもぞ動いてたらスカートが大変になったままだけど。

「えーと、お昼ご飯を食べながら何か考えます?
チキンも買ってありますがあれもレンジで温めればいいですし」

阿須賀 冬織 > 「おっけ。そうしよっか。じゃあチキン、レンジで温めるな。」

もぞもぞと彼女が動けばくすぐったくて笑ったりしつつしていると、彼女から返事があったのでそれに答える。
最後に頭を一撫でしてからチキンを温めるために彼女から離れ…て……

「ちょっ、スっ…スカート!!」

大変なことになっているのが見えた。思わずこう手で見ないように視界を塞ぎながら叫ぶ。

白亜 愛 > 「うひゃい!?」

指摘されて慌てて直す。

「丈が短いからすぐに捲れちゃいますね……あれ、でも冬織さんのために着ましたし……?」

首を傾げつつも、テーブルの上を片付ける。

「あっ、えーと、チキンに合うように、今日はおにぎりでなくサンドイッチです。お茶もちゃんとありますよ!」

阿須賀 冬織 > 「あー、……そう考えたら問題ない…のか……?」

いや、そんなことはないと頭を振る。
そそくさとレンジに持って行って温めながら彼女の説明を聞く。

「サンドイッチか……。最初に会ったときを思い出すなあ。」

あの時は購買のだったが一緒にサンドイッチを食べたんだっけと思い出す。
少しすればチキンも温め終わり、それを持って片付けられたテーブルへと

白亜 愛 > 「へへへ。あの時は助けてもらいましたねぇ。
こっちも準備終わりましたし、さあさ隣へ……む」

テーブル前に腰を落ち着けようとし、色々な座り方を試して……諦めた。

「隣へどうぞ!」

バンバンと隣を叩く。

阿須賀 冬織 > 「ほんと、懐かしいな。あれからもう半年くらいか。」

……叩かれたところに苦笑いしながら座る。

「準備出来たし、食べるとするか!」

相手の様子を少し伺ってから、いただきますとサンドイッチに手を伸ばす。

白亜 愛 > 「どうぞどうぞ。ではあらためて、メリークリスマス!!」

こちらは温められたチキンに手をつける。

「ふーっ……もぐ。あひひ。
えー、ふぉ、んぐっ。えーと、食べ終わったら何をしましょうかねぇ?」

阿須賀 冬織 > 「じゃあ俺も。メリークリスマス!」

言い終わると同時にパクリとサンドイッチを口に入れる。

「んぐ……んっまー。…そっちはどうだろ。」

もぐもぐと食べてからチキンの方にも手を伸ばす。

「んー、一応定番らしいから何本か映画は借りてきたけど……。」

何をしようかと聞かれて、一応考えていたことを提案してみる。
好みもわからないのでジャンルもバラバラにいくつか借りてきた。

白亜 愛 > 「もぐ、映画ですか!どんなのがあるか楽しみですねぇ」

サンドイッチを手をつけたところで、折角のマフラーが汚れそうなことに気づき外す。
丁寧に畳み、憂いがなくなれば食事を再開。

「へへへ、こういう食事、いいですねぇ」

阿須賀 冬織 > 「んーと、コメディ、恋愛、アクションって感じで結構色々借りたけど、好きなジャンルとかあるか?」

時間はあるから何本か見れるかもしれないが、好きなものがあればそれを優先しようと聞いてみる。

「あふっ……もぐもぐ。……ん、たまにはこういうのも楽しいよな。」

白亜 愛 > 「アクションとかは見ますね!もぐ。
劇中の動きをえいやーってやりたくなります」

チキンの骨2本をコツコツとぶつけて再現。
食べ物で遊ぶのはよくないのですぐ片付けるが。

「ホラーなんかは多分眠れなくなりますね!……っと、いつの間にかすっからかん。ごちそうさまでした」

色々話し込んでいるうちに用意していたものはほぼ全部なくなったようだ。

阿須賀 冬織 > 「あはは、なんか愛らしいな。」

骨をコツコツとぶつける姿にらしいなと頬を緩め

「ごちそうさまでしたっと。いやー、うまかったなあ。……っし、じゃあアクションにするか。」

そう言って立ち上がると、持ってきたのは二本の映画。子供が強盗を撃退する話と、テロリストに占領されたビルから人質を救出する話だ。

白亜 愛 > 「あっ!こっちはテレビで見たことあります!すごーいってなりながら笑っちゃうんですよね!ふと目にすると、また見たくなっちゃう。へへ……こっちみましょう!」

強盗撃退の方を指さした。
見たいものが決まれば、食べ物のゴミを片付けてテレビを眺める体制に。

阿須賀 冬織 > 「りょーかい。じゃあこっちにするな。」

彼女が指さしたほうを選んで準備する。
ついでにお菓子とジュースなんかも持ってきて隣に座る。

「……おっ始まった。いやー、俺は見たことなかったから楽しみだなあ。
あ、見たことあるならネタバレはやめてくれよな。」

なんて、釘を刺しながら二人で映画の世界へと。

ご案内:「冬織の部屋」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「冬織の部屋」から白亜 愛さんが去りました。