2022/02/17 のログ
霧島 孝介 > 「ん~もう…!」

すらすらと自分を褒める美子に顔を赤くして、体温が上がる。
自分も自分で、美子の事は可愛いしカッコいいし、素敵だと思っていて
それを面と向かって言うことに躊躇はないが、いざ自分に向けられると恥ずかしさで一杯だ。

「んふふ!…な、何?」

美子と一緒に笑えるのは幸せで、嬉しくて
ついつい笑顔が零れてしまう。
そして、少し顔が近づいたらびっくりして、そちらを振り向く。
甘く、少し煙草の混じった彼女の匂いが更に香って、ついつい、先ほどの彼女と同じように
息が深くなってしまう。

「ん~…お菓子とかなら、グミ系かな?
 ジャンクフードとかも大好きだけど」

ポテトとかピザとか、なんて続ける。
グミはゲーム中も食べられるし、噛んで頭が冴えるから愛食している。
そんなことを答え、幸せそうな表情を浮かべる美子にこちらも笑顔になる。

「えっへっへ~!俺も動画とか見て勉強したんだ~」

腕を組んで、ふふんと胸を張ってドヤ顔。
ぴょいぴょいと跳ねる美子が可愛いと思いつつ
テーブルに置けば、ふわっとケチャップと卵の匂いが漂うだろうか

「うん!いや、食べて食べて!冷めないうちに!」

食べるの勿体ないという美子に是非是非と言った様子で
スマホで激写し、スプーンを取って、口に運ぶ所までじーっと眺める。
口に入れれば、味はスタンダードなオムライス。ふわっとした玉子の食感と、しっかりとした
チキンライスの味わいが口に広がるだろうか

高梨美子 > 孝介を褒める言葉はとても多くて
何を言おうか迷う時があるほどで
それでも、時々見せてくれるその様子に感じたことを告げている。

「……んー、いいなぁ……って」

こういう雰囲気になれる相手といるのはとても貴重で
代えがたい経験で、財産であり、やっぱりこの人のことが
好きなんだな、と何度も再確認させられる。
息が深くなる孝介をじっと見据えていたが、次いだ言葉には
うむー、と難しい顔になる。

「グミ……今度作ってみる。硬めが良い?
 それと、野菜とか食ってる?」

ピザは作れないこともないけれど、本格的なものはできないと
断念してしまうが、グミならば作り方も分かるし大丈夫だろうと
どこまでも孝介に尽くしたくて、ついついと張り切ってしまう。

「まじで!?すげぇ嬉しい!」

ドヤ顔の孝介も見ていて格好良くて、微笑ましくて
小さく笑うものの、勉強したという孝介に嬉しい気持ちが溢れ出し
テーブルから香るケチャップと卵の香りにおとなしくなる。

「そだね、いただきます!」

スプーンを取り、ラブのところは最後に残したくて
自分の名前のところをから切り崩して口に運ぶ
軽い卵の触感とケチャップや野菜を感じるチキンライスに
表情を緩めて。

「んまいー……うちではたらく?」

霧島 孝介 > 手放しで褒められるのは慣れておらず、肩を竦めて息を呑む。
深呼吸をして、体温を落ち着ければ、今度美子を褒め倒して
やり返してやろうと心に決める。

「ふふ、…だね」

二人だけの甘い空間。
それは誰でもない美子としか作れない場所で
付き合って数ヶ月経った今でも、美子と過ごす一瞬一瞬が愛おしく、尊く
これから先も美子と一緒に色々な事を経験しよう、なんて考えて。

「作れるの!?
 あ、ん~固めの噛み応えがある奴が良いな!

 って食ってるよ!?なら、次はサラダとか作って欲しいかな?」

グミを作れることに驚きつつ、目を丸くして
美子の手作りのグミがどんな味か、今でもワクワクが止まらずに期待に胸を膨らませる。
そして、ピザを断念した美子に、代わりにサラダを作って欲しいと提案してみて

「へっへっへ~!遠慮なく食べてよ!」

これ見よがしにドヤ顔。胸を張って、自慢げに鼻を高くする。
美子が大人しくなった様子が可笑しくて吹き出しそうになるが
それを我慢して、ス美子がオムライスに手を付ける様子を眺める。

味の感想を待っていれば…

「え、俺もメイド衣装着るの?」

まさかの勧誘が飛んできて、笑顔で問いかける。

高梨美子 > まさかやり返されるなんて思っていないこっちは
ニコニコと笑顔のままに孝介を眺め

「ねー……なんかあったら言ってね?」

役に立てることがあるのなら役に立ちたいといいつつも
できることは少ないだろうけれど、と少し悔しげにつけ加えたが
小さく息を吐けば機嫌よく、今はこのひとときを楽しもうと
ずっと先もこういう関係で入れたらと思う。

「頑張れば作れる! わかった、コリコリしてるやつね
 んー、了解! じゃあ肉料理とかも作ろっか」

組をどんな味にしようか迷うものの
結局は無難な味にたどり着くだろうと思いつつも
提案してもらったのなら次はサラダに合う料理を考えて。

「うん! おいひー」

パクパクと、孝介の作ってくれたオムライスが美味しくて
味わいつつも手を止めず食べていたのだけれど
こっちからの提案にまさかの答えが帰ってくれば可笑しそうに笑い。

「あはは! 違う違う、厨房スタッフ」

夢が壊れるようなことをサラリと。

霧島 孝介 > 「何か?ん~そうだな…今日は泊る?」

急な美子の言葉にビックリしつつ、顎に指を当てて考える。
チョコを作ってくれて、今でも十分に満たされているのだが
欲を言えば、もっと美子と一緒に居たくて、首を傾げてそんなことを問いかける。

「すっご!美子ってやっぱ料理上手だよな…
 うん!楽しみにしてる!」

作れるという言葉に顎に手を添えてぼそぼそと呟いた後に
果たしてどんなものが出来上がるのか楽しみにする
既に胃袋も美子に掴まれていて、自分の料理や外食よりも美子の料理の方が美味しい、なんて考えてしまっている

「へへ~!よかった!味見してたら味分かんなくなってきちゃって…」

せっかく作るのならマズイ物は作れない
そう考えて味見に味見を重ねたが味が分かんなくなってしまっていて
美子の口に合う様子を確認すれば、安堵したように胸をなでおろす

「あ、あぁ~そっちか!
 ん~今のコンビニバイトに飽きたら行こうかな?」

言葉に詰まりながらも流石にメイド服は着ないかと安心したように手をぽんと叩いて
今やっているコンビニのアルバイトに飽きたり、嫌になったりしたら行こうかとニコニコしながら答えて

高梨美子 > 「ん、じゃあ泊まろっかなー」

こんな事もあろうかと、下着類は持ってきてあり
タオルは借りる気満々なのだけれど。
もっと一緒にいたいという言葉にも聞こえて嬉しくて
ウキウキとした様子で頷いた。

「うへへ、一人暮らしのためだったけど勉強しといてよかった
 帰ったら早速調べなくちゃ……」

納得行くまでは孝介の口には運ばれないだろうけれど
それでも、近いうちには作り始めようと考えて
そうして、着々と孝介の胃袋等も掴んでいっているのが分かり
嬉しくなって口づけようと顔を近づけたけれど、止まれなくなりそうなので途中で止めて
ゆるゆると戻していく。

「あー、めっちゃ分かる。分かり味が深し。味のゲシュタルト崩壊」

こっちもこっちでチョコを作る際に何度も分からなくなって
暫く時間を置いて味を確認していた。
意味のわからないことを最後に言いつつも胸をなでおろす様子におかしげに笑い。

「そっちだよー、孝介は女装似合いそうだけどね
 それに、俺以外のメイドちゃんいっぱいいるから眼福だし
 あ、でも一回は客としてきてな?」

安心した様子を見れば、褒めてるつもりのことを言いつつ
ニコニコしている孝介を時折見ては、オムライスを完食し。

「んー、美味しかったぁ! ごちそうさまー」

スプーンを空の皿に置いては、フォークへと手を伸ばしてケーキへと。

霧島 孝介 > 「うん!よっしゃ」

泊ってくれると回答が貰えればうれしそうに頷いて
小さくガッツポーズをとる。
ケーキを食べた後はゲームをして、それから~なんて
美子と二人でやれることを挙げていき、どれをしようかなんて迷いながらも笑う

「ふふ、何が役に立つか分からないね?
 期待しているぞ、美子よ」

恐らく、嫌いな家族から離れるために習得したであろうスキルだろうが
理由はどうあれ、そのスキルを自分に振るってくれるのが嬉しくて
顔が近づけばキスされるのだろうと待ち構えたが、途中で止める様子に
不意打ちのつもりで頬にキスをする。

「分かる?そそ、ゲシュタルト崩壊しちゃうんよなぁ」

意味の分からない事だが、ある程度意味は解る矛盾。
その的を射た言葉に指をビシッと指して同意をする。

「あー…俺の女装、かぁ…似合うのかな?
 はは、美子以外のメイドよりも、メイド服姿の美子に興味ありますね
 うん!今度行くよ!シフト教えて」

女装なんて考えたことは無く、自分の体格で似合うのか頭を抱える
そして、メイドの話になれば、美子のメイド服姿を想像しつつ、純粋な欲望を曝け出して
今度、お邪魔しようなんて考える。

「ありがと!ちょっと片付けてくるね」

そう言って、スプーンと皿を台所に持っていき、水に浸けて戻ってきて
自分もフォークを手に取って、またケーキを食べ始める。

高梨美子 > 「んひ、誘ってくれてサンキュ。勿論ベッドは一緒だよな?」

嬉しそうに頷く様子に、来てよかったと思っていたが
さらに心から思い、ケーキを食べた後は何をしようか
との言葉に、まずは格ゲー、と真顔で答えた後に
孝介に誘われるように笑い。

「ほんとにね。鍛えといてよかったぁ
 ふふ…うむ、任せておれ孝介よ」

離れるために覚えたスキルなのだけれど
愛しい人に振る舞えるとわかった今ならばそのスキルにも
磨きをかけねばと奮い立つ。
そうして、ゆるゆると我慢しながら顔を離していけば
頬にキスを貰って、口元は緩んで嬉しいという感情が爆発する。

「んもー……愛してる
 ……うん、分かるよ。舌が慣れちゃうんだろうね」

びしりと指を指してもらったのならば
それにウンウンと頷きながら嬉しそうにし。

「似合うと思う。ウィッグと、眼鏡外して化粧すれば
 顔がいいから絶対に合うと思うよ?
 ……嬉しいこと言ってくれちゃってー
 褒めてもオムライスとチェキしか出てこないぞ?」

勿論シフトは教えて。
服を着れば問題なく女装できるだろうと太鼓判を押した所で
片付けてもらえて、お礼を言いつつ、二人でケーキを食べていたのだけれど

「んー……眠気覚ましにお風呂入ろー」

少し眠たげに目をこすったなら立ち上がって、手を伸ばして誘い。

霧島 孝介 > 「う、うん!一緒にしよーか」

一緒のベッドであれやこれやをすることを考えて
うへへ、と鼻の舌を伸ばしていたら
真顔で格ゲーと答えられれば、絶対に負けないという闘志が燃え始める。
はやくケーキを食べて戦わねばと、笑顔になって

「おうよ!
 へへ、俺の真似?」

良い料理を作ろうと頑張る美子の姿はとても輝いて見えて
期待すると共にそれを応援したくもなって、微笑ましく見守ろうと考える
そして、自分の真似をする様子に笑いながら、キスを不意打ちでして
喜んでいる美子に復讐完了、といった具合に不敵な笑みを浮かべる。

「あい…急だなぁ?俺も愛してるけど…!」

急な愛してるという言葉にこっちは顔が真っ赤になる。
復讐したつもりがカウンターを食らっていて、結果的にこちらの方が
負ける形で終了する。どういう勝負かは孝介本人も分からないが。

「え、えぇ…?何処の誰に需要あるんだ…俺の女装…
 チェキとかもあるんだ!因みに誰かと撮ったりした?」

シフトを教えて貰ったら、それを速攻でメモして、カレンダーにも書き込んで
そして自分の女装が合うと評価をされれば、困惑気味にそんなことを呟く
恐らく、美子にはめちゃくちゃ刺さるのだろうけども

そして、チェキの話になれば、誰かと撮ったのかと興味本位に聞いてみる。
もし、俺以外の男と撮って居たらその時は…なんてことではなく
ただ単純に美子が人気があるのか知りたいようだ。

「ん!わかった
 入ろう入ろう」

そして、美子の提案には二つ返事で頷き、一旦フォークを置いて手を取る。
その後、眠気を覚ましたらケーキを食べながら格ゲーをして、二人でベッドに入る。
恋人と過ごす特別な日。この17年間で、一番のバレンタインデーに満足しつつ、夜は更けていった―――

高梨美子 > 「うひひ、一緒だー」

勿論こっちも色々とすることは想定していて
鼻の下を伸ばす様子に嬉しそうな表情をし
そうして、闘志が見え隠れするその表情にこっちも闘志を燃やし
ケーキは味わいつつも、少し早めに食べて。

「ん、孝介のマネっ子してみた」

孝介にはいつも喜んでいてもらいたくて
日々料理の腕をあげようと頑張っている
そうして、孝介のマネをしたのならば不意打ちが飛んできて
不敵な笑みを見たら、くすくすと笑いつつも嬉しげで。

「急に胸から溢れ出てきた!……!んもー!」

顔を真赤にする孝介に、抱きつこうと腕を伸ばしたけれど
我慢が効かなくなるので抑えて、その代わりにケーキを食す

「え?俺だけど
 えーと、結構撮ってる。最初は人気なかったけど」

教えたのならば、速攻でメモしてカレンダーにも
書き込んでくれたのに対して愛しさが溢れて
また愛してると伝えようとしたが、しつこいかな、と抑え。

最初は目つきのお陰で人気はなかったものの
最近は調子を伸ばしてきており、いいところまではいっている。

「やったっ…!」

ふたつ返事で頷いてくれて、そうしたら早速と
孝介の手を取って風呂場へと向かい、二人で眠気を覚ます。
そうしたのなら後は、今までの人生の中で
一番輝いたバレンタインデーになったことに満足しながら夜は更けていき――
 

ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」から霧島 孝介さんが去りました。
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」から高梨美子さんが去りました。