2020/06/13 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 ロビー」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 「ふんふんふふーん」

そう鼻歌を歌いながら女子寮のロビーに現れた風花。
手に持ったビニール袋から出したのは、コンビニで買った冷やし中華。
ぱぱっと麺のフィルムを取り、具をまぶし、タレを掛けて麺をほぐす。

雨見風菜 > ほぐして……
ほぐして……
ほぐして……

「相変わらずうまくほぐせないですねぇ」

中途半端な状態で食べる風菜であった。

雨見風菜 > 麦茶のペットボトルの蓋を開けて一口飲み。

「全く、麦茶の美味しい季節になったものですね」

そうして、冷やし中華を食べすすめる。
しばらくして、完食。

「コンビニの食べ物もどんどん美味しくなってますね」

雨見風菜 > そうして、ゴミをまとめて、自分の糸で縛り。
ゴミ箱へ投擲。

「うまく入っちゃいましたか」

ゴミ箱に入ったものを引き戻すわけにもいかないので、糸を切断、自分に接続している部分を回収するのであった

ご案内:「常世寮/女子寮 ロビー」に鞘師華奈さんが現れました。
鞘師華奈 > 「――まだ一週間も経過してないんだけど…変に懐かしく感じるな」

ぽつり、そう呟いて訪れたのは常世寮…無論、女子寮の方だ。既に別の寮に移った今では、女がここに居る理由は無い。
ただ、退寮手続きに若干の不備があったので、それを完了する為に訪れた次第で。

とはいえ、その用件も済ませれば、私服とはまず思われないであろうスーツにネクタイ姿。
飾り気?何それ美味しいの?と、ばかりにフォーマルな格好で女子寮のロビーを通り掛かれば。

「―――あぁ、どうも。」

先客が居たようだ。もしかしたら目が合うかもしれないので、先に声を発して会釈はしておこうかと。

雨見風菜 > ふと。
赤いメッシュの長身の少女が目についた。
スーツ姿でぴしっと決めた姿が気になって……いたら。
先に挨拶された。

「あ、どうもです」

会釈を返す。

雨見風菜 > どうにも堅苦しいスーツ姿が気になって。

「ええと、何故そういう格好を……?」

ついつい訊いてしまった。
不躾ではなかっただろうかと言ってから考えてしまう。

鞘師華奈 > 「――こんな時間にロビーで夜食かい?」

と、緩く首を傾げて問い掛けつつも、あまり馴れ馴れしいのは自分らしくない。
何より、積極的に話題を振るのは面倒臭がりの自分には些か荷が重いのもあって。
ロビーにあった自販機に一度足を運べば、小銭を取り出して缶コーヒーを購入。それを片手にそちらへと戻っていけば。

「――あー…隣、平気かな?」

と、一応断りを座る前に入れてみる。どうせ帰っても寝るだけだから、気紛れに交流してみるのもいいだろう。
面倒臭がり屋の己にしては、まぁ少しは頑張っているかもしれない。

雨見風菜 > 「あ、はい。ちょっと食べたくなっちゃったので」

そう答えたときにはすでに彼女は自販機に向かい。
そして戻ってきた。

「どうぞどうぞ」

鞘師華奈 > 「どうも――ああ、これ?ただの私の趣味というか好みだよ。
どうも昔から、女の子っぽい格好やらアクセサリーやらが苦手でね。
こういう服装のほうが好みで落ち着くから着ているだけさ。堅苦しいなら悪いね。」

と、隣に座る許可を頂けば会釈をしつつ隣に座り。缶コーヒーのプルタブを開けて一口。

雨見風菜 > 「そうですか。
 人の好みは十人十色、特に問題はないと思います」

それにしても、何か飲み足りない。

「ちょっと失礼しますね」

と、自販機に向かう。
100%オレンジジュースを買い、元の場所に戻って座る。

鞘師華奈 > 「――そうだね、そう言って貰えるとこちらとしても気が楽かもしれない。」

缶コーヒーをちびりちびりと口元へと運びつつ。一度、飲み物を買いに席を立つ彼女に緩く頷いてぼんやりとコーヒーを飲む。
流石に、ここで堂々と喫煙タイムをかます訳にも行かないのが悲しい所だが。
と、相手が戻ってくれば、元の場所に座るのを横目に見て。

「…そういえば、今更だけど君はここの寮生かい?まぁ、ここで寛いでいるのはそういう事なんだろうけど」

と、世間話は苦手なのでそんな当たり障りない質問を投げ掛けてみようかと。

雨見風菜 > 「ええ、そうです。
 そういうあなたは……言い振りからして、寮生ではない、のですか?」

オレンジジュースの缶を開け、一口飲む。
甘酸っぱさが心地良い。

鞘師華奈 > 「…私かい?私は”元”寮生だね…一週間くらい前に退寮して別の所に今は厄介になってるよ。
――周りの女子力満載な女子達にどうにも気が引けてね。」

と、本気か冗談か肩を竦めてそんな退寮の理由をサラリと零して。
会話の合間にコーヒーを飲みながら、あぁ…と、思い出したようにそちらに顔を向けて。

「一応、自己紹介しとくよ――2年の鞘師華奈。そちらは?」

と、まぁ知り合った訳だからと一応名前と学年くらいはきちんと名乗っておこうかと。

雨見風菜 > 「そうなんですか」

周りに馴染めない。
自分も似たようなものではないかと少々思いつつ。

「あ、私は雨見風菜です。一年生です」

自己紹介された以上、こちらも自己紹介を返す。

鞘師華奈 > 「――そうか。まぁ、これも何かしらの縁という事でよろしく頼むよ風菜……あーー名前で呼んでも平気かな?」

と、そこでハタと気付いてそう尋ねてみる。気安く名前で呼ばれるのが嫌な人も居るだろう。
幾ら面倒臭がりであまり周囲と積極的に絡まないとはいっても、そのくらいの気遣いはするようだ。

「…しかし、こんな場所で一人で夜食、というのも寂しくないか?…あーーいや、ごめん。私が言えた義理じゃないんだがね。」

雨見風菜 > 「ええ、良いですよ。
 では、私も……華奈さん、とお呼びしても?」

笑顔で返す。
こちらは無理なら無理で構わない。

「あー、実は待ちきれなかったんですよ。
 なので、ここで食べてました」