2020/06/14 のログ
鞘師華奈 > 「――ああ、構わないけれど…(まぁ、カナちゃんよりかは全然マシ、か)」

と、同じ寮の掴み所の無い人物を思い出して。あの同級生は色々と謎だ。
と、どうやら待ちきれなくてわざわざここで食べていたらしい。自室まで遠い訳でもなかろうに、と思いつつ。

「――あぁ、まぁ待ちきれない気持ちも分からないでもないけれど。」

例えば、新しい銘柄の煙草を購入した時はさっさと吸いたくなる…例えが少しアレだったか。まぁ、いいか。
コーヒーをゆっくりとしたペースで口に運びながらの軽い世間話。当たり障い無いがまぁ悪くは無い、と。

雨見風菜 > 「流石に、温めたりお湯が必要なら食堂に行ってるんですが」

液体収納の魔術があるとはいえ、湯はストックする気が起きない。
というか、そもそも収納するものが割と偏りすぎる自覚はある。
まあ、今は使う必要もなければ言う必要もないだろうな。

オレンジジュースをまた一口。

鞘師華奈 > 「ふーーん?見た感じ、まぁお湯を使う必要はなさそうだね、確かに」

というよりもう食べ終えているのだろうけれど。
彼女が魔術のことを語らなければ勿論こちらも気付ける訳がなくて。
オレンジジュースを飲む少女とは対照的に、こちらはちびちびとブラックのコーヒー。
服装といい飲み物といい、色々女を捨てている気がするが、それこそ望んでの事であり。

「――しかし、1週間ぶりくらいに顔を出してはみたが…相変わらずここは賑やかそうだな」

雨見風菜 > 「そうですね、賑やかなときは賑やかです」

きっと、と心のなかでつける。
基本的に自分は新参者で、そんな状況は外出していたり引きこもっていたりして目の当たりにはしていないのだが

鞘師華奈 > 「―そうか、それは――まぁ、私が寮に居た頃と全く変わらないな」

とはいえ、たかが一週間で何かが劇的に変わる訳でもないだろうけれど。
小さく苦笑を浮かべれば、残りのコーヒーを飲み干してからゆっくりと立ち上がり。

「うん、ありがとう風菜。少しは気分転換になったさ。…私は別の寮だからそろそろお暇するよ。」

と、彼女に緩い笑みと共に会釈をすれば、そのまま近くのゴミ箱に空き缶を放り込んで。
最後、右手を緩やかに挙げてから女子寮のロビーを後にするだろう。

ご案内:「常世寮/女子寮 ロビー」から鞘師華奈さんが去りました。
雨見風菜 > 「ええ。お休みなさい、華奈さん」

そう言って、立ち去る華奈を見送る風菜であった

ご案内:「常世寮/女子寮 ロビー」から雨見風菜さんが去りました。