2020/07/06 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 雨見風菜隔離部屋前」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 「~♪」

コンビニ袋を持ち、何やら歌いながら自室に入っていく雨見風菜がいた。

ご案内:「常世寮/女子寮 雨見風菜隔離部屋前」にアリソンさんが現れました。
アリソン > 住まいは寮だったので、隔離部屋がありそこに棲んでいるのが
どこの誰なのかと興味本位でやってきたアリソン。

隔離部屋と思われる出入り口へと入っていくペット…げふんごふん。
雨見風菜の姿を射程内に捉えた…!その部屋はあの悪名高き隔離部屋!
彼女が入って行った扉をじっくりと見た。彼女は此処の住人なのかとごくっと喉を鳴らす。

雨見風菜 > 無論、そんな扉の外のことなど風菜は知る由もない。

部屋の中で風菜は、買ってきたアイスを堪能している。

アリソン > ごくっと喉を鳴らしたアリソンはぺたぺたと扉をあっちこっち触ってから、
意を決して扉をごんごんと鳴らすのではなくチャイムを鳴らした。

(扉をけ破るなりとかはできません…!)

雨見風菜 > チャイム。
他の部屋にも備え付けられているそれがこの部屋でなることはほぼないに等しい。
そんな異常事態にさすがの風菜も怪訝な顔になる。

(一体誰がこんな隔離部屋に?
 もしかしてピンポンダッシュ?)
「はーい」

そんな考えをしながらも、扉を開ける。

アリソン > どんどんどん、とか扉を足で蹴って音を鳴らすとかも考えた。
がそれは礼儀作法としてどうなのかしらと自力で却下し、
寮ならありがちのチャイムを鳴らすことで落ち着いたただのヘタレ残念メイド。

覗き窓がなかったらしい。一枚板の様な扉が開かれた。

「こんにちは、こんばんは、時間は分りませんが
 風菜さんのお住まいでしたか。アリソンが来ましたよ?」

手元にはいつの間にか用意したしゃれたゼリーで有名なとある店の袋を下げていた。

雨見風菜 > のぞき窓はあるのだが来客がないので風菜は完全に存在を忘れているのだった。

「御主人様でしたか……えっなんで女子寮に?」

貰った名刺に描いていたのかもしれないが、全く読んでいない風菜であった。

アリソン > 何故ここにと言われても 住まいは常世女子寮の違う部屋に
ルムメとして寮暮しをしている事を伝えていなかった。
そのことに気づくと ああ、と漏らして。

「違う部屋に私も住んでいるから、ですが?
 まぁ、風菜さんがこちらにいる事が分かってまず重畳。
 お土産を持ってきました、一緒に食べましょう。」

等と告げて お邪魔しますよーと勢いそのままに彼女のお部屋へ上がり込もうと動く!

雨見風菜 > 「……同じ寮生でしたか。
 あ、どうぞどうぞ」

平然と招き入れる。

部屋の中は、備え付けの家具以外には多数のぬいぐるみが置かれてるだけと言った風情の部屋。
年頃の少女の部屋としては可愛げが足りないようにも思える。

アリソン > 彼女の部屋に勢いで上がってしまった残念アリソン。
ぬいぐるみがあって…それもたくさんのぬいぐるみ そして こう物が少ない。

何というか、少女特有の可愛いものが所狭しという風情がない!

「え、殺風景すぎませんか?まぁ、此方がお土産です。どうぞ」

袋の中身はイチゴ味の様なピンク色のゼリーとオレンジ系の色合いをしたゼリーとで二個のみ。
プラのスプーンとおしぼり位ですぐに食べられる的にひんやりしてる。

雨見風菜 > 「家具にはあまり頓着してないんですよね。
 なんというか、気が向かないと言いますか」

ちょっと苦笑しつつ。

「ご丁寧にありがとうございます」

と、自分の側にオレンジ色のゼリーを取り、アリソン側にピンク色のゼリーを置くのであった。

アリソン > 「これはすぐに引っ越せられるレベルですね、
 あまりにも物がない、理想と言えば理想ですが…」

竿立て台と綱さえあれば棚はいりませんけど、と謎のボヤキを零し、
すとんと床に座れば目の前に置かれたピンク色のゼリーを視た。

「イチゴじゃなくていいんですか?まぁ いいんですけど」

ぺりぺりと蓋を捲り始め、匂いを確かめている。

雨見風菜 > 「素行不良なので何時追い出されてもいいように、なんて」

とんでもないことを茶化して言う。

「柑橘類のほうが好きなんですよ、私」

蓋を少し捲り、シロップを吸って。

アリソン > 「何しているんですか、素行不良って。」

痴女めいた事なら慣れているのでそれが素行不良なのかと。
瞬きをして呆れたように肩をすくめ、匂いを確かめ終えたら、

スプーンを少し入れシロップを掬い 啜り始める。

「甘い味がします、やはりおいしい。」

食べる様はやはり高度な教育を受けたような丁寧な食べ方だった。

雨見風菜 > 「門限破りの常連でして」

痴女行為は流石に女子寮内でやっても面白くなさそうなのでやっては居ない。
深夜や翌朝に帰宅なんていうのはよくある話なのだ。

「ですね」

対する風菜、上品ではあるが庶民の枠を出ない食べ方。

アリソン > 「委員会とかに属すると門限破りは合法になりますよ?」

彼女が寮暮しなのは知らなかった普段から逢わないのだ。
考えたら地上の通路をあまり歩かない点ですれ違っているとしか。

「同じ寮ですと、飼うのは難しいですね…これが一軒家とかならまだチャンスがありましたのに」

なんのチャンスがあったのか。
一口目は遅かったけど次以降は早くて飲み物を飲む様に食べきるのはすぐでした。

雨見風菜 > 「流石にそれは他の人に迷惑がかかりますし」

おい門限やぶりの常習犯。

「そうですね……私もそういうのを想像していたんですが」

アリソンから遅れて数秒、風菜もゼリーを食べきって。

アリソン > 「風紀を乱しそうなのに風紀委員とかお勧めです」

いかがわしい側なのにいかがわしい事を咎めるとか最高では。
秘密主義な公安に属している残念メイドアリソン。

「これはお金をためて 住まいを探すなり借りるという…!」

色々と出来ないではありませんか、全裸で首輪だけ装着させてリードを持ち散歩とか。
裸エプロンをさせたり、いかがわしいバイトに行った…行くことにしよう出来るだけ早くに。

雨見風菜 > 「風紀委員はそれこそちょっと。
 絶対反省文大量に書かされるかと」

なお、それこそ風紀委員にそんな状況に陥ってるトラブルメーカーが居ることなんて風菜には知ったこっちゃない。

「でもこの近辺とても高いですよね……
 私もバイトしてるんですが、届く気がしないです」

空間魔術で住めるところが作れればなぁとは口には出さない。
先日の無限回廊事件で少し進歩できた気がするが、そこからなかなか進まないのだ。

アリソン > 「ま、私は公安ですけど、毎日暇がなくて楽しいです。」

単独任務が多くてここ最近風紀委員と遭遇している。けど大丈夫。
問題なく面識だけが増えている気がしている、多分。
んーと胸を抱える様に腕を組んで考え込みつつも

「影渡りは移動ですし、待機場所はあるけどアレ他の人入って大丈夫なのか。
 普通にお金をためて地道に貯めていくしか…賃貸は出来なくもない」

家を買うとかは学生の内では少し無理がある。
よくて賃貸、賃貸を狙うしかない気がする。

雨見風菜 > 「暇がないのは困りものですね」

苦笑。

「私に空間魔法の才能があればなぁ」

自分で気づいていないが、むしろ空間魔法ともう少しの種別に才能はあるのだ。
それ以外のメジャーなものには才能がないだけで。

アリソン > 「外回りとか多くて中に引き籠るよりは楽です」

色々と楽しめますのにぃ、と薄く微笑むも何かを受信した様で瞬きを数回繰り返す。

「頑張って下さい…さて、そう言っていましたらお仕事が来ました。
 此処から失礼しますね…ちゅ♡…これでよし」

彼女に徐に近づき、額にキスを送るとではまた、と扉の方へと近づいて
何かの影が出来ていたのでそこから 水面に入るような感じでとぷとぷとっぷんと音もなく沈んで―
影の中に姿をくらまし 気配もそのうち遠ざかっていなくなってしまった

ご案内:「常世寮/女子寮 雨見風菜隔離部屋前」からアリソンさんが去りました。
雨見風菜 > 「……忙しそうで大変ですね、御主人様」

言って、ゼリーの容器を片付ける。
ふと、キスされた額を撫で。

「さて、私も頑張って空間魔法教えてくれる人を探さないとですね」

ご案内:「常世寮/女子寮 雨見風菜隔離部屋前」から雨見風菜さんが去りました。