2020/08/12 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」に修世 光奈さんが現れました。
■修世 光奈 > 夕暮れに近い時間、女子寮のある一人部屋。
ベッドにごろりと寝ころんで…光奈が端末を弄っている。
とある人に向けた、メッセージ。
それを、書いたり、消したり。
推敲を繰り返しているのか、あるいは送信する踏ん切りが付かないのか。
「…ま、フツーに呼んでも、来てくれないよね」
会いたい、などと書いても。
目的の人物は早々簡単に来てくれなさそうだ。
そんなに軽いことなら、休んでいる時にも会えたはず。
なら――
少し…ずるく、なってしまおう。
彼が来ざるを得ないように…悪い先輩になろう。
(あはは…もしかしたら会った瞬間、撃たれちゃうかもね。
…………でも…キリちゃんを、ジェレミアを、信じる)
文面を、書く
友人と…後輩を信じて
■修世 光奈 > to ジェレミア
『今夜、黒街に行きます』
■修世 光奈 > 詳細など書いていない。
…むしろ、行くつもりもないのだけれど。
学校から一番近い…黒街へと続く道は、彼も把握しているはず。
その道…中途半端な場所で、待ち伏せるつもり。
さて、どうなることか、わからないけれど。
探し物掲示板の、とある制限を解除してから。
用意を始めよう。
とっておきの少し甘い香水と、派手じゃないナチュラルメイク。
緊張を誤魔化すためのそれらで、自分を彩っていく。
一応水とタオル、お財布、化粧ポーチをハンドバッグに入れて。
「いってきます」
『待ち合わせ』の場所に、向かおう
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から修世 光奈さんが去りました。