2020/09/17 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」にセレネさんが現れました。
セレネ > 連絡した二人からOKを貰い、早速手作りの菓子を作る為一人、部屋で勤しむ作業。
蜂蜜を練り込んだクッキー生地をミルフィーユ状に重ねてクリームを塗りたくるロシアのケーキ。
果物も入れた方がボリュームも出るから、バナナやキウイなど入れてカロリーの暴力を作り上げていく。

「…うん、結構上手く出来てる。」

薄く焼いた丸いクッキー生地に、クリームや時折薄くスライスしたフルーツを挟んで重ね、周りを粉砕したクッキー生地でコーティングして残りのクリームを塗る。
地味だが結構楽しい作業。

セレネ > 作りたてはまだ生地がサクサクしていてそれはそれで食感が楽しめて良いのだけど、
如何せん味が回らないので物足りない。
だから早めに作っておいて寝かせておくのだ。
一晩おけば、サクサク感はなくなれどしっとりとした美味しいケーキが出来上がる。

медовик(メドヴィク)と呼ばれるロシアのケーキ。
…他の二人の口に合えば良いのだが。

セレネ > もう一つ、小さなホールで作っている物があるが。それは個人で贈る人の物。
最近忙しいのかあまり話は出来ていないが、せめてこれが何かの癒しになれればと思っている。

日本食がモノによっては己の口に合わないよう、己の作る料理やお菓子が口に合わない事もあろう。
だからそこは、怖くとも慎重にならねばならないものだ。
先輩からは何でも食べられると聞いたが、国の違う料理もそうとは限らないし。
一時期世界旅行をしていたと聞いたはいえ、地域で味付け等違うものだし。
疑問や警戒はするに越した事はないのだ。
好かれたいのなら猶更。

セレネ > 「後はこれを冷蔵庫で寝かせるだけ、と。」

クリームを塗った大小のケーキを眺めながら母国語で一人ごちる。
この為に冷蔵庫の中身は空けている。
本来なら常温で数時間寝かせるのだが、この島の気温を考えるとなかなかにリスキー。
ケーキボックスをそれぞれ冷蔵庫に入れ、パタンと閉めては一息。
さぁ、片付けをしなければともう一つ意気込んで最後の片づけに取り掛かろう。
約束の頃にはきっと、美味しく出来上がっているだろう事を願いながら。

ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」からセレネさんが去りました。