2020/11/28 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 「うーーーーん、これだとこれが邪魔なのよね…。」
テーブルの中央、多数の魔法陣がテーブルにも空中にもふわりと浮かんでいる。
とある男子生徒へクリスマスプレゼントも兼ねて簡易的な魔術が使える魔道具を自作する、と意気込んだは良いものの。
5割ほど出来たところで壁にぶつかってしまった。
属性は水と氷、形状は持ち運びやすいようにというのとお洒落も兼ねて指輪にした。
魔力補充方法は外部から取り込む方法と己の性質である月光浴の二つを入れたのは良かったが、何故だか神性の性質が抜けない。
「……何で…?」
項垂れる己に、心配そうに白仔猫がトテトテと近付いてきた。
■セレネ > とはいえ月光の補充を抜くといざという時に魔術を行使する際
失敗してしまう可能性もない訳ではないので、安全策の為に入れたのだが。
「神性が入ると厄介というか、彼に何の影響があるか分からないし…。」
機構を一から組むと時間がかかるし面倒だから
己の性質を持ってきたのが悪いのだろうか。
どうアプローチをしても消えない神性。
深い溜息を吐いては隣で静かに座っている仔猫を抱き上げる。
「…一日で五割組み上げたから今日はここまでで良いかな。」
精神的に疲れた。