2020/12/15 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」にさんが現れました。
> 「さむさむ、と」

トイレに向かって、部屋に帰ろうとする幼女

ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」に神樹椎苗さんが現れました。
神樹椎苗 >  
「おや」

 随分と冷え込むようになった冬の夜。
 寮の自販機に寄って戻る途中、パジャマ姿の少女を見つける。
 暖房が入っているとはいえ、廊下を歩く様子はもう中々に寒そうだ。
 

> 見慣れたネコマニャンのパジャマ

見慣れた容姿


ロックオン

「しーなちゃーん」

たたと駆けてきた

神樹椎苗 >  
 くるとおもっていた。

「はいはい、夜でも元気ですねお前は」

 軽く腰を落として踏ん張る構え。
 飛び込んでくる少女を、左腕と全身を使って受け止める。
 最近はすっかり慣れたもので、うっかりきつい体当たりをくらうような事もなくなった。
 

> 「えへへ、しーなちゃんしーなちゃん」

抱きついて甘えるようにすりすりとして

「こんばんはしーなちゃん」

神樹椎苗 >  
「はいはい、しいですよ。
 なんですか、いつもより甘えてきますね。
 寒いからですか?」

 抱きとめた少女の背中を、ぽんぽんと撫でる。
 どうどう、と宥めるように。
 

> 「うん、寒いからー」
すりすりと

「えへへ、ありがとしーなちゃん」

甘えてから離れて

神樹椎苗 >  
「どういたしまして。
 一人で部屋まで戻れますか?」

 離れた少女の頭を、着ぐるみの手でもふもふと、撫でる。
 一応同い年の同級生なのだが、完全に子ども扱いである。
 

> 「んー、もど、」
れるよって言おうとしたが、やめた

「れない、かも?」
ようぢょは我儘になってみることにした

神樹椎苗 >  
「かもですか。
 それは困りましたね」

 ふーむ、と少女の眼をじっとのぞき込んで。

「――じゃあ、置いて帰りますか」

 さっと、回れ右して背中を向ける。
 

> 「えへへ」
と期待して待っていたが

「ごめんごめんしーなちゃん待ってえ、かえれるけどついてきてぇ」

縋り付くように甘えた

神樹椎苗 >  
 背中から縋り付かれれば、はあ、と困ったようにため息。

「しかたねーですね。
 ほら、行きますよ」

 と、左手を差し出して。
 少女の部屋まで連れて帰ろうとする。
 

> 「えへへ、ありがとうしーなちゃん」

泣いたカラスがすぐに笑う。

「だからすき」
手を繋いで

神樹椎苗 >  
「はいはい、しいも好きですよ」

 手を引きながら、適当な答えを返しつつ。
 部屋の前まで連れていくだろう。
 

> 「えとあの、しーなちゃん」

部屋のドアの前にて

「あ、上がってかない?、おかしも、ある、から」

どもりながら、頑張って誘ってみた

神樹椎苗 >  
「ん、そうですね――」

 ふむ、と少し考えて、着ぐるみのポケットから、ホットココアの缶を二つ。

「丁度ここに、飲み物もあります。
 少し夜のお茶会でもしますか」

 夜更かしにならない程度にですよ、と念を押しながら。
 

> 「えと、あ、ありがと」

ドアを開けて、部屋に入る、子供らしくない殺風景さと、積まれた魔法の本。

あのやろう対策ノート、と、かかれているそれや

「あわわ、ちょっと待ってね」
わたわたと片付けて