2021/12/09 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 女子寮にある一人部屋。
今此処には部屋主である月色の少女と飼われている白猫しか居ない。
ハンガーラックに掛けられている衣服。
女性もののアウターの中に、一つ異質なライダースジャケットがかけられている。
少女が着るものではない。明らかにメンズのものだ。
無言でそれを蒼が見る。
折角己が選んだというに、彼はそれを着て行かずいつもの迷彩柄を着て出て行った。
どうやら友人と会う約束があるらしい。
…だからこそ、着て行って欲しかったのだけど。
『…まぁ、いつも着慣れてる方が良いわよね。』
小さく溜息を吐き、呟く言語は異国の言葉。
夕食を作るにはまだまだ早い時間だから、お茶でも淹れてゆっくり時間を潰そう。
■セレネ > 棚から茶葉の入れ物を出し、湯を沸かしながら手慣れた手つきでティータイムの準備をする。
白猫はカーペットの上で横になり、緩く尻尾を動かしている。
部屋に満ちるは己の纏うローズの香り。
人を魅了する、蠱惑の香り。
蒼はじっと、揺れる炎を見る。
彼は友人と仲良く出来ているだろうか。
己の友人にも、機会があれば彼を紹介出来ればと思ってはいるけれど。
…話が合いそうで、且つ彼の見目を怖がらなさそうな人物。
該当しそうなのは夜色の友人…くらいか。
無論、勝手に場を設けるだなんて事はしないので、
双方に了承を得た後、ではあれど。
『縁は多くて損はないし、何かと力になってくれるでしょう、彼の気質だと。』
となれば、彼女には次回会えた際に打診せねば。