2022/01/18 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」にセレネさんが現れました。
セレネ > 今年初めての満月。ウルフムーン。
けれどどうやら今回は何だかいつもより小さく見える。

『ミニマムムーンって言うのね…字面だけだと可愛らしいけれど。』

自室の窓から月を見上げ、呟く言語は異国の言葉。
小さな満月、金色の月。まるであの人の目みたいだわ、なんて。

傍に寄って来た愛猫に気付けばよしよしと優しく頭を撫でる。
外で月見をしようかと思ったが、風が冷たすぎたので断念した次第。
部屋に満ちるはローズの香り。

セレネ > 月光が届くなら屋外だろうと屋内だろうと構わない。
己の主な魔力供給の源。
澄んだ夜色は、彼女を思い起こす。
…年明けからまだ姿は見てないが、挨拶くらいは行くべきだっただろうか。
まぁ、いつか会えた時で良いか…。
急ぐ程でもあるまい。

室内は暖かく、静かで穏やかだ。
ローテーブルに置かれたティーポットと湯気立つ紅茶が注がれたカップ。
小皿に盛られたたっぷりのいちごジャムに蜂蜜を沢山混ぜて。
一匙掬い、口に運ぶ。いちごの香りと酸味、蜂蜜の甘味。
それを紅茶で流し込む。ロシア式の飲み方だ。

セレネ > 小さな月を眺めつつ、ゆっくりゆったり、一人の時間を過ごす事と。
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」からセレネさんが去りました。