2022/03/22 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 『……うぅん…やっぱり、なんだかちょっと恥ずかしい…。』
女子寮のとある一室、姿見の鏡を見ながら着慣れない服を着て独り言ちる。
この間百貨店で出会った小さな女の子から色々なロリータ服を着せ替えさせられたのが影響したのか。
一番初めに彼女が選んでくれた服を買ってしまった。
外に着て出かける勇気はない。自室でこっそり着るだけだ。
誰に見せるつもりもない。見られたら恥ずかしくて死ぬ自信がある。
ただ、折角買ったのだから部屋着にでもしてしまおうか。
このまま箪笥の肥やしになってしまうのは勿体ないし。
そわそわと落ち着きない主を見る白猫は、不思議そうに小首を傾げて傍に座り大人しくしていた。
■セレネ > フリルやレースがあしらわれているワンピース自体は時折着るので良いのだけど。
ロリータ服というジャンルの服は、それこそ幼少期くらいに着ていたもので着るのは
もう十年以上前になるだろう。
白と青のロリータ服に、青のカチューシャ、いつも抱いていたテディベアがあれば幼少期の己の姿になる。
幼かった頃はまさか、自身がここまで色々と大きくなるとは思いもしなかった。
…大きくなると、大変なのね。当時の己を可愛がってくれたお姉さん達も、
もしかしたら似たような悩みを抱えていたのかもしれない。