2022/08/26 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」にセレネさんが現れました。
セレネ > キッチンから湯が沸く音がする。
火を止め、ティーポットに熱々な湯を注ぎ入れた。
まだまだ残暑がある日だから、氷をたっぷり入れたアイスティー。
濃い目に淹れたそれをグラスに注ぎ入れ、マドラーでクルクルと混ぜ合わせる。
いくらか氷が解けた分、また複数入れて冷たさを維持。
淹れた紅茶はオレンジのものだ。爽やかな香りが軽く鼻に香る。
ロ―テーブルに置いて、一息つきアイスティーを一口運ぶ。
冷たい感触と爽やかな香りが鼻を突き抜け、清涼感に満たされた。

セレネ > 学園の生徒の義務である”課題”は既に全て終わらせている。
だからこそ、やる事が特になくてこの世界で一般化されているだろう医療系魔術を会得する機会でもあるのだが。

ふと、膝に重みを感じた。
蒼を向けると愛猫が膝の上に乗って来ていたようだ。
よしよしと頭や身体、艶やかな彼女の毛並みを撫でる。
膝に受ける重みは幸せの重み…と思ってしまうのは、猫好き故かもしれない。

セレネ > 『もう少ししたら眠るからね?』

彼女に普段使う言語で告げる。
分かってくれたかは分からないが、みゃぁと小さく鳴いた声に
優しく頭を撫でて彼女を愛でた。

艶やかな指通りの良い毛並みを撫でて、蒼を緩やかに細め。

ご案内:「常世寮/女子寮 一人部屋」に神樹椎苗さんが現れました。
神樹椎苗 >  
 夜の女子寮。
 椎苗は友人の部屋の前に立ち、こんこん、と軽い音でノックをした。
 先日は蹴ったら怒られたので学習したのである。
 まあもちろん、両手が塞がっていたら蹴っていたが。

「ピンボケ女神ー、起きてますよね。
 開けやがれですよ」

 きぐるみパジャマに、片手にティーポットを持ってやってきていた。
 リトル暴君である。