2022/11/28 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 ロビー」に落花 彩晴さんが現れました。
■落花 彩晴 > 「はぁ…滞っていた片付けも一先ずは落ち着きましたかねぇ…?」
女子寮の自室にて、入寮してから未だに片付いていなかった段ボール箱の整理をしていたのがついさっきまで。
元々、そんなに私物は多くなかったのでもしかしたら他の女子に比べたら全然楽だったかもしれないけれど。
入寮はもう1ヶ月以上前にしていたが、祭祀局に入る→数日でクビ→式典委員会に入る…と、いう怒涛の展開もあり。
気が付けば、部屋の片隅に段ボール箱が積み重なったままで日々を過ごしていたがそれも一段落だ。
(…うーん、でも…もうちょっと冬の私服は揃えて置きたい気持ちもあるんですよねぇ…。)
今の手持ちの私服でも乗り切れはするだろうが、これでもまぁ一応は乙女(?)ではある。
現在、自室――ではなく、女子寮のロビーの一角にあるソファーに座って寛ぎタイム中。
近くの自販機で飲み物を購入し、ちびちびと飲みながらぼんやり考え事をするこの一時。
「……或る意味で、自分の部屋より落ち着くのは何ででしょうかね…。」
勿論、一番ゆっくりと気楽に過ごせるのは自室ではあるのだけれども。
万が一、自室ならうっかり自分の”地”が出ても気が付く者も咎める者も居ない訳で。
「…あぁ、でも小テストや期末考査の予習もしないと…委員会の仕事のスケジュール確認も…。」
滞っていた荷解きについては一段落したけれど、その他にやる事はまだまだあるのが現実です。
そういう意味では、本当にゆっくりと羽を伸ばせる日はまだもう少し先になりそうな気もする。
「…悠樹ちゃんに再会できたのは嬉しいですけど、いい加減にお友達も少しずつ増やしていかないといけませんね…。」
呟いて、何とも言えない表情を浮かべる。社交性は…まぁ、人並みにはあるつもりだが友達作りが上手いかと聞かれれば…
「…まずは、同級生…クラスメートや同じ女子寮の子と知り合っていく所からでしょうか…。」
そもそも、この島に来てから本当にゆっくり落ち着いて過ごせた記憶があまり無い。気分転換の散策は何度かあるが。
■落花 彩晴 > (閉鎖的で古臭くて、あんな【呪い】に縛られた体裁と外面だけは一丁前の故郷に比べれば本当に天国ではありますよね…。)
己の故郷をぼろ糞に内心で扱き下ろしつつ――えぇ、本当に褒められる所が全然無いので。
この島もこの島で、色々と”アクが強い”のは何となく感じ取ってはいるけれど。
飲んでいた紅茶のペットボトルから一度口を離しつつ、これからの事を漠然と考える。
――学業、委員会、友達作り、お洋服、散策、呪いの昇華…挙げると細かくてキリが無い。
「んーーー…私の物覚えの悪さからして、まずは一つずつコツコツやっていくのがベストでしょうね…。」
どちらかといえば生真面目なタイプの少女だが、だからといってそれが頭の良し悪し等には直結しないのだ。
せめて、もうちょっと頭の良さは欲しいものだけど…そこはまぁ、これからに乞うご期待!!…と、なればいいのだけども。
「ハァ…いけませんね、こうずるずると独り言や考え事に没頭し過ぎるのは…。」
そう、考えたらここはロビーであって、少女以外にも多数の利用者が通り掛かる場所なのだ。
偶に、寮の住人が通り掛かれば、「こんばんわ」と微笑と会釈をするのは忘れない…礼儀作法はそれなりに頑張って覚えた。