2021/07/09 のログ
ご案内:「堅磐寮 部屋」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > 今日はバイトも休み。早めの帰宅だ。
フェイのためにエアコンもバッチリ効かせておこう。
ナイス、自分。

『モノレールにも乗れーる』文字とゆるいモノレールの絵が書かれたTシャツというラフな服装で
今日の分のごはんをレンチンしてたりする。
レンチンするだけ偉い。むしろ料理が大変なのだ。
全国のちゃんと料理する共働きのおかあさんはすごいと思うのであった。

もう夕方もいい頃。
フェイが返ってきてもいい時刻のはずなんだが。

ご案内:「堅磐寮 部屋」に妃淵さんが現れました。
妃淵 >  
ガチャリ、バタン
玄関のドアが無遠慮に開けられて閉まる音
そろそろ帰ってくるかなという同居人の予想通り、少女は帰ってきたわけだが

「斬ー、タオルー」

部屋にすぐには入って来ず、玄関策からそう声が中の部屋へとかかった
なんか一緒ににーにー鳴くような小さな鳴き声も聞こえた

水無月 斬鬼丸 > 「おかえりー」

いつものやり取りだがほっこり…
だが、ただいま~ではなかった。タオル。
そしてなんか変な音がしてる。スマホのゲームの音でも消し忘れているのか?
往来でそれは結構恥ずかしい気がするが、気づかなかったのだろうか…。

「はいはい」

ともあれバスタオルを手にして玄関まで迎えに行く。

妃淵 >  
「ただいま」

おかえりという言葉に応えるように返事が帰ってくる
さてはて玄関に出た同居人の見たものといえば

傘持って出かけたはずなのにそこそこ雨に濡れてる少女と
なんか胸元に抱えられた白くて痩せた小さな猫らしきもの

「さんきゅー、いつまで降ってんだろーなこの雨」

仔猫を抱えたままタオルを受け取ろうとするフェイエン
手に抱えている物体に関する情報はその口から自発的に出てこなかった

水無月 斬鬼丸 > 「最近ずっと雨だね…」

そう言えばそう。
梅雨らしいと言えば梅雨らしいが
頭痛とかいろいろ悩みが生まれてしまうのも事実だ。
しかし、朝から降っていた雨だ。傘くらいはもってでたはず。
自分も見てた。なのになんで………

「……ねこ?」

なんでねこ?少し目を丸くした。
小さな猫だ。いわゆる子猫……とりあえず小さなダンボールと毛布を用意しよう。
タオルをフェイに預けて奥へと走る。

妃淵 >  
わざわざ報道で取り上げられただけあって今年の雨はしつこいらしい
おかげで猫を抱えて傘半差しでは結構濡れてしまった
そもそも濡れた猫を抱えていたのでシャツはキレイに透けていたけど
まぁこの雨では往来で気に留める人もそんなにはいなかったんじゃなかろうか

「犬には見えんだろ。拾った」

ねこ?発言にはそんなズレた回答を返しつつ、
斬鬼丸の用意したダンボール箱に敷かれた毛布の上に仔猫を放すと
仔猫は何度か毛布を前足でこね回したりしつつも、疲労していたのもあってか暴れるようなことはなかった

「なんかない?牛乳とか、缶詰とか」

黒髪をバスタオルでわしゃわしゃしつつ、箱を抱えてスリッパを履くとようやく部屋の中へと足を踏み入れた

水無月 斬鬼丸 > フェイの服は透けているが…猫のおかげでブロックはされていただろう。
セーフ。
とりあえず拾ったらしいけど…それもなんで。
いや、こちらは別に問題があるわけじゃないけど。

「拾った?野良猫もってきたとかじゃなくて?」

いわゆる捨て猫というやつだろうか。
今時珍しいと言うかなんというか。
生活委員によく保護されなかったものだ。この長雨でインフラ整備に追われてるのか?

「なんか牛乳って駄目って聞いたけど、良いのかな…
とにかく水と…」

サラダチキンとか細かく斬ったやつでいいかな…異能であっという間にペースト状にしてしまう。

「フェイも着替えて…」

濡れ透けのままで歩かれるのも色々あれだ。

妃淵 >  
「路地の隅に放置されたダンボールに勝手に住んでたとかじゃなきゃ多分」

野良ではないのかもしれない
でも拾ってくださいとかも書いてなかったし毛布とかすら入ってなかったなと思い出す
もしかしたら野良かもしれない

そして牛乳はダメらしい、知らなかった

「わかってるよ、風邪引くし」

わかってるようなわかってないような返事をしつつ、しっとり濡れたシャツを脱ぎつつバスルームに向かっていった
とりあえずそのへんにある同居人のシャツを着ておけば丈の長さ的に下も隠れるので丁度いい、と思ったのかどうかは知らないがさっさと着替えて戻ってきた

「便利だよなその力。調理師にでもなる?」

ちょっと違うような気もするが、ともあれ水に舌を伸ばしたり、ペースト状のサラダチキンをはぐはぐと食べる様子を見下ろしながら、そんな冗談を口にして

「…まぁ、なんかほっとくと死にそーだったから」

ソファに腰を落ち着けるとようやく仔猫を連れ帰った理由を口にした