2021/12/09 のログ
霧島 孝介 > 「ふふん、後悔すんじゃねぇぞ~?」

美子も闘志が燃えているようで
これは白熱したバトルになりそうで心が躍る
しかし、今は飯で力を蓄えようと考えて

「…こういうのって自覚がないもんだな…
 んふふ、愉しみにしてる!
 おう。よろしくな?」

自分も、よくネットスラングを多用するが
美子から出てくるのが新鮮でもっと聞きたいなーと思って
そして本に関しての約束も取り付けて。

「ピーマンかぁ…俺はアスパラが無理だったな。
 今ではもしゃもしゃ食ってるけど…
 
 ああ、俺は大盛かな。育ち盛りだし」

懐かしいなーと目を細める。
そして、顔の赤みを落ちつけながら、美子と自分のご飯をよそい
リビングにテーブルへと茶碗と箸を持っていく。

お互いが座る場所の近くに茶碗と箸をおき、座布団に座って

「んじゃ、いただきます、しよか?」

高梨美子 > 「ふへへ、もし負けたら何お願いされんだろうなー」

ニマニマと口元を緩めながらそう聞いて
きっと白熱した戦いになるとこっちも心を震わせ。
でも、今はごはんタイムと意識を切り替える。

「あ、でも顔は緩んでるかも
 んー…出す機会あるかわからんけど任せとけー」

これからネットを漁ってスラングを仕入れようと決意
意味もしっかりと調べてから言うだろうけど。
本に関しては快諾し。

「アスパラは癖あるよなー
 マヨネーズと合わせればいける

 やっぱり?ふひ、まだでっかくなんの?」

自分も大概背が高いけど、孝介も背が高い
目を細める様子を見ながらそう問いかけて。
そうして、深皿に盛り付けた肉じゃがをテーブルに置いて

こっちも座って。

「うん、いただきます」

今の言葉は、長年聞いていなかったもので
うるりときたけど、どうにか我慢して箸を持って。
じゃがいもをほろりと切り崩して肉と一緒に頬張って。

味がしっかりと染みていて、甘く濃い味付けだ。

霧島 孝介 > (美子が『ンゴ』とか言ったら、抑えきれんかもしれん)

「おうよ」

任せとけという言葉には親指を立てて
その光景を思い描くだけでも吹いてしまい、少し不自然に思われるだろうか

「あ、何か俺が子供の頃は生というか、そのまま出て来たな…
 ふふ、でっかいのが好きだろ?ちなみに俺は好きだ」

ニヤニヤとしながらそのような事を聞く。
身長…の事かどうかは伏せたままで意味深に「ふふふ」と笑う。
明らかにセクハラだ。

「いただきます」

両手を合わせて、深皿に入ったジャガイモと肉を箸で摘まみ
ご飯にバウンドさせて食べる。甘くて濃い味付けに舌鼓して

「美味い!!」

美子に親指を立てて、ご飯をかきこむ
恋人の手料理がこんなにも美味しい物だなんて
感動しつつ、頬を食べ物で膨らませて

「そういえば、美子よ
 お主の誕生日は何月何日なんだ?」

ふと思い出したかのようにそんなことを聞く

高梨美子 > 「んー?」

吹き出してしまった孝介に首を傾げて
視線でどうしたのかと問うて。
近い内に言うかも知れない…

「……え、それは流石にワイルドすぎねぇ?
 …うん、おっきいほうが好き」

明らかにセクハラなのだが、こっちを見下ろす
孝介を想像しててれてれとしつつセクハラに答える女。

「はーい」

そうして、孝介が肉じゃがを食べる様子を
ドキドキしながら眺めていたのだけれど
美味い、この三文字に感動を覚える。

「よかったー、今度何作ろ」

こんなに喜んでもらえるなら
何だって作れる気がして、つらつらと何を作ろうか考える。
更に、ハムスターのようになっている孝介を(可愛い)なんて思いつつ眺め。

「うむ、なんぞや。
 うぬぬ、言っておらなんだな
 4月の19日ぞ、お主はいつぞ?」

孝介の口調に感化されて、そう返して
こっちも肉じゃがを食べていい感じで満足気。

霧島 孝介 > 「いや、茹でてあったのかもしれんが…マヨはなかったな
 …お、おう…」

素直にセクハラに答えられて、美子の言葉が頭で反響して真っ赤になる。
カウンターを食らってしまい、口元を覆って。

「んぐっ…はむっ…!んっ!!ごくっ…

 ぷはっ、次は酢豚で頼む」

余りにも肉じゃがが美味しくて、ついつい早食いをしてしまい
喉に食べ物が一瞬詰まれば、リンゴジュースを飲んで流し込む。
そして、次は酢豚をリクエストしてみる。理由は今、牛肉を食べているからだ。

そしてハムスター顔が可愛いと思われているとは知らずに首を傾げる
こういう所がこの青年の抜けている所だろう
 
「んっ!おぉ、乗ってくれた。
 拙者は10月10日でござるよ!ほとんど、真反対でござるな…

 んっふっふ、では次の質問でござる。髪は伸ばしたりしないんでござるか?」

変な口調のまま、色々聞いてみる
そういえば、こうやって手作り料理を楽しみながら食卓を囲むのは
家族以外初めてで、笑みがついついこぼれてしまう。

高梨美子 > 「うーん、俺もそのまま出されたら食うの躊躇うなぁ
 あ、いや、そういうことじゃなくて…その、だな」

何故か答えたら真っ赤になるのを見て、色々と察してしまった。
だからこっちもこっちで顔を赤くしてわたわたと。

「ふひひ、ゆっくり食えってー、余ったら持ち帰っていいからさー
 おう、頼まれた!」

早食いをしてしまって、喉に詰まってりんごジュースを
飲む様子を見たら可笑しそうに笑って箸を進めながらそう言って。
更にリクエストされたら、勿論と頷いて。

「本当に真反対でござるな…覚えておくでござるよ
 髪……は、孝介が伸ばしてほしいなら伸ばす…でござる
 合うか分からないのでござるよ…」

色々聞いてくれるので、嬉しげにしながら答えるけれど
髪の話になったら少し俯いて肉じゃがとごはんをもそもそ。

霧島 孝介 > 「あー…いや、今のは俺が悪かった」

お互いに顔が赤くなって、恥ずかしそうにしつつ
気まずい空気になったことを謝罪して

「おぉ、持ち帰らせて貰うぜ?
 んっふっふ、楽しみだな~!」

ゆっくり食えと言われたら、少し落ち着て箸のペースを緩める。
美子の気遣いか、結構多めに作って貰えたので持ち帰ろうかと考えて
リクエストに頷いて貰ったら嬉しそうに口角を上げる

「俺も美子の誕生日覚えるでござる!

 …んまぁ、伸ばすのにトラウマがあるなら伸ばさなくてもいいけどさ
 美子ならどんな髪型でも似合うなーって思って聞いただけだよ!」

嬉しそうに答えた後に髪の話になれば
ちょっと俯いた彼女に、そのように補足して
箸をおいて、俯いてる美子の頭に手を伸ばし、優しく撫でてみる。

「…あ、そうだ。あと、クリスマスの予定は空いている?
 欲しい物とか、ある?」

そして、最後の質問。
そのように美子の顔を覗き込みながら聞いて

高梨美子 > 「いや、謝んなくていいよ。色々と事実だし」

この空気は嫌いではないので
謝られると両手を軽く振りながらにぼそりと。

「ん、タッパーあるからそれで。
 楽しみにしといてなー?」

箸のペースを緩めてもらえて満足気
帰るときには勿論タッパーに詰めて持って帰らせるつもりで。
パイナップルは入れる?なんても聞いてみて。

「ありがとうでござる!

 …ん、トラウマはないけど
 …ありがとな?じゃあ伸ばしてみる」

優しく撫でてもらったら、似合う似合わないで悩んでいる
自分が少し恥ずかしくなって、思い切って伸ばそうと決めた。
ぐりぐりと撫でてもらっている手に頭を擦り付けて。

「多分空いてる。欲しい物……孝介」

顔を覗き込んでくれた孝介に目元を朱に染めながら
そう告げて、覗き込んだ顔をじっと見据える。

霧島 孝介 > 「…だ、だな…」

ぼそりと呟いた言葉を拾い、こちらも小さく呟く
お互い、大きいのが好きというのは一緒に過ごして
初めて一歩先に進んだ時に分かった事である。

「お、ありがとうな
 美子ってアレだな。いいお嫁さんになりそーだ」

タッパーも用意してくれると聞いて、笑顔で美子を褒めるが
直後の発言にパイナップル!?と驚きの声を上げて

「いきなりロングが恥ずかしいなら
 ボブカットとか似合うんじゃないかな?
 ふふ、礼を言うのは俺の方だよ。ありがとう、美子」

目を細めて、美子の悩みを受け止める。
美子がどんな髪型でも似合うと思ったのは事実で、実際どうなるのかが楽しみで
自分の言葉で決心してくれたことが嬉しく、笑顔になりながら頭を撫でて甘やかす。

「あっ……」

目元を朱に染める切なそうに見える美子の顔。
それについつい、顔を近づけてしまって、唇に口づけをしようとする。

「うん、俺も空いてるから…
 …デート、しよ

 それと、今日は泊ろうかな…」

なんて、顔を赤くして言うだろうか

高梨美子 > 「……うん」

孝介の前で肯定するにも少し恥ずかしくて
互いに一歩進んだからこそ見える景色
それを心地よく感じながら、こくりと軽く頷いて。

「……なりそうじゃない。なるの」

じっと、視線を上げて孝介を見据える
それは獲物を前にした肉食獣のような…
驚きの声が上がったら、あ、入れないよね、と満足そうだ。

「ボブカットかー……前やってたなー
 またやってみるな?
 んーん、伸ばす勇気くれたし…伸ばしてみる」

親身に相談に乗ってくれる孝介に
抱きつきたい衝動に駆られるものの我慢。
笑顔で頭を撫でてくれるから、こっちも笑顔になって。

「……んっ」

顔に近づいてくる孝介の顔を見ていたら近づいてきて
そうしたら、こっちからも顔をゆっくりと近づけて啄むような口付けを
そうして、我慢できなくなりそうだから顔を離して。

「勿論、こっちからもお願い、します
 ……泊まって?」

顔をアックした孝介、こっちも顔を赤くしながら
間近で囁くように言ったら、箸をおいてもう一度口付けを。

そうして、食べ終わったら後片付けもして
お風呂に誘って一緒に入って

ベッドにも一緒に潜り込んだ。
その後は、二人だけしか知らぬこと――

霧島 孝介 > 「…きっと、まだ大きくなるよ。多分」

暑いなと、制服の胸元をパタパタとさせて
恥ずかしながらも、視線を逸らしながらそんなことを言う
何かは、最後まで伏せていて

「あ、う、うん。期待してる、ね?」

肉食獣のような視線を向けられれば、ビクッとして身体を撥ねさせる
美子が肉食獣なら、こちらは草食獣だろうか
恐らくは逃げられないように捕縛されて、尻に敷かれるだろう。
それも悪くはない、とは思うが…

ってかパイナップルの事が気になってしまう
後々調べて分かった事だが、家庭によって入れるらしい
パインバーグ的な奴だろうか?

「あ、そうなん?
 うん、絶対に合うよ!俺が保障する。
 伸びたら何が何でも褒めちぎる!」

というか、そういう悩みは早く言ってよ、と笑顔で美子の頭を撫でる。
美子に世話になっているし、色々と救われているから、自分も美子の力になりたくて
何でもいいから、力になりたいという一心で目を細める。

「…ふふっ…」

肉じゃがのせいか、美子の唇は甘くて
こっちも我慢できなくなりそうだから、一旦離れて
ニヤニヤは止まらずに

「決まりだね…うん、泊る」

美子の囁く声と箸をおく音を聞けば、もう一度口づけをして

後片付けの後は、二人で風呂に入り
距離が近いままベッドに入っていって、二人だけの、夢のような時間を過ごしたという―――――

ご案内:「堅磐寮 部屋」から霧島 孝介さんが去りました。
ご案内:「堅磐寮 部屋」から高梨美子さんが去りました。