2022/01/22 のログ
■乱桜 ありす > 「自分で甘いもの作るの楽しいですよ。
お口に合うかはわかりませんけど……むしろ私としてはグラタン作れるのすごいと思っちゃうんですよ」
色々多少手抜き工程というか。
混ぜて火にかける、漉す、型にいれて湯を入れた鍋に入れてもっかい火にかける、冷やす、なので。だいぶ楽に作れました。
カラメルは型に入れる時に入れるの忘れました。
「ああ、だいじょぶですよー。
お腹のスイッチ入ったら、食べたくなったけどデザートだけ食べるのあまり良くないって感じなのでっ」
あ、出来上がりましたね、と音を聞いてちょっぴり耳が動く。
良い香りがしてきて、出来立ての食欲をそそる感じが……。
自分の異能故、出来立てを食べられる機会が実は薄かったりするあたり、ちょっとだけでもうれしい物なのです。
「アッシパルマ……」
覚えきれませんでした。
「むしろありがたいですよ。私の場合、出来立ての料理って作ってもらったもの以外は食べるの大変なので…」
そんなわけで、お取り分け待ちの姿勢へ
■鞘師華奈 > 「私は、甘い物は嫌いって訳でもないし、まぁ好きではあるんだけど…自分ではあまり作らないからね…。
どうしても普通に料理してしまうというか…。」
と、小さく苦笑気味に笑いつつも手際良く別の容器をキッチンから借りて。
流石に一人分しか容器が無かったのだ――兎も角、3分の1程度をそちらにお裾分け。
スプーンも添えてからそちらへと容器を手渡しておこうと。
「はい、どうぞ…っと、出来立てだからまだ熱いだろうし気を付けて。」
と、一応注意はしておきつつ。「まぁ、フランスのグラタンの一種と思えば良いよ」と、笑って付け加える。
「…まぁ、私はなるべく自炊しているからね…慣れると案外気分転換にもなるし。」
まぁ、最近は仕事が忙しくて外食や出前が割合を占めていたけれども。
こちらも残りの3分の2とスプーンを手に、取り敢えず食堂の手近な席に二人で移動するとしよう。
「…さて、じゃあ頂きます……ん、結構上手くできたかな…。」
一口食べつつ、味を確かめるように咀嚼して飲み込んでから緩く頷きながら呟いて。
ちなみに、猫舌とかではないので熱さとかは全然平気であった。
■乱桜 ありす > 「んー……?お肉とかの方がもっと好き、って感じですか?」
なんとなく、もっと好きなものを作ってしまう、みたいに感じました。
違うかも知れないですけど。
クーラーボックスに手を入れてちょっと手を冷やしてから容器とスプーンをお受け取り。
手が熱くなりすぎないうちに移動開始。
「わかりましたっ。
フランスのグラタン…楽しみですっ」
と笑って席につき。
「気分転換、……得意料理とかができるとそうなるんでしょうか……?」
手抜きデザート位で後は出来立ては造ってもらうかお惣菜とかの身。
あなり気分転換のイメージができていない様子。
「いっただっきまーす!」
両手合わせて、一口掬い。
はふはふと口の中で冷まして咀嚼し。
チーズにトマトにポテトに…それが熱々で食べられるとあってか満悦顔。
■鞘師華奈 > 「…ん?いや、肉は好きだけど私は好き嫌い自体はあまり無いかな…割と色々作るしね。」
基本的にデザートより主食を中心に作る、とでも言おうか?
ともあれ、デザート系はあまり作った事が無いのが何となく伝わればいいかな、と。
「ん、口に合えばいいんだけど…あーいや、私は得意料理とかは無いよ。
強いて言うなら洋食だけど、和食や気分次第で中華とかエスニック料理とかもやるし。
まぁ、あまり手間暇掛けるよりなるべく楽に出来るやつを選びがちだけどね。」
と、答えつつ会話の合間にグラタンを食べる。…うん、美味しい。
マッシュポテトと挽肉の二層構造なのでボリュームというか満足感も悪くは無い筈。
彼女の様子を窺えば、どうやらご満悦のようで…口に合ったなら良かった。
と、そこで思い出した。まだ自己紹介をしていなかったと。
「…あ、今更だけど私は3年の鞘師華奈。寮の2階の角部屋に住んでるよ。よろしく。」
と、食事の邪魔をしては悪いので、なるべく簡潔に自己紹介をこちらからしておこうと。
■乱桜 ありす > 「あれ?あー。なるほどです?」
なんとなくふんわりと感じ取ってるようなちょっとずれてるような。
そんなふわふわ感覚でこくり、と。もちろん食べて一口目を食べきってから。
「すごくおいしいですよ、下味に、野菜のうまみまで出てて……。
ほんとに色々できますね……手間暇かかるのってやっぱりすごい時間かかるんですか?
かかる奴だと4時間位かかるって聞いたことはあるんですけど……。」
ボリュームもたっぷり。これ作り方聞いておきたいけど、多分自分の異能の関係で作るの無理そうな予感もしている。
「あ、そでしたそでした。1年の乱桜ありすと言いますっ。一応最上階の端の部屋に住んでます。よろしくお願いしますっ。」
ペコ、っとお辞儀して。今のうちにプリンを配っておこうとクーラーボックスから取り出して並べだし。
■鞘師華奈 > 彼女に伝わった…かはどうにも怪しいが、まぁ大まかにでも分かって貰えればいいかな、と。
食べるペースは別に早いという訳では無いのだが、量がそこまで多い訳でもなく。
会話の合間にちまちまと食べていたら、あっという間に最後の一口まで来てしまう。
「家事全般はまぁ一通りは。一人暮らしが長かったしね。
…あー、むしろ前日に仕込みとか下準備が必要な料理もあったりするよ。
そこまで凝った料理は流石に滅多にやらないけどね…。」
何しろ、空腹だから料理をする訳で、あまり懲りすぎると空腹にやられそうで。
作り方については、「あ、レシピ載ってるサイト教えようか?」と、そんな親切心。
彼女の能力あるいは体質を勿論知らないが、探せばあまり家電製品を使わない料理もある、かもしれない。
「ん、アリスだねよろしく。私も華奈でいいよ…苗字より名前で呼ばれる事が多いし。」
と、こちらも彼女のお辞儀に小さく会釈を返して。
さて、最後の一口を食べ終えれば次はデザートの時間だ。
■乱桜 ありす > 元からおすそ分けの分量なのもあって、美味しかった分、あ、もうない。みたいに感じる位に食べ進めてしまっていた。
しまっていた、という位名残惜しい。
「私も一人暮らし、この島に来てからだし、慣れてない部分が多いですけど……どの位で慣れるものなんでしょう?
前日に仕込み……豚肉のブロックを塩漬けしてラップで包んで水が出たところで冷やしておく、みたいなのですか?」
塩豚の作り方みたいなのを想像しました。
あ、お願いします、と頷きましたけど、サイトを見てもらうのは誰かに頼んだ方がよさそうです。
サイトを見るのも大変なので……すけどここでは口にせず。
「華奈さん、よろしくお願いしますっ。私もそうですね、らんおうって呼びづらいみたいで。」
ごちそうさまでした、と取り分けてもらった器を横に置いて。
プリンの器は上から見るとわかりにくいかもしれないけれど、割と大きい。
ジョッキ位の大きさがある。
それらを一つずつ配れば…カラメルのない黄色い色。
卵と牛乳とお砂糖だけで作ったシンプルなプリンになっています。
卵の風味を市販の物より強めに感じる、はず。
「口に合えばいいですけど……」
■鞘師華奈 > 元々が自分の夕食にと作った物なので、分量がそもそも一人分だ。それのお裾分けなので決して多くは無い。
まぁ、食べ応えはそこそこあった…と、思いたいけれど。
「…私はー…んー、8年くらいかな。そうだね、人によりけりだけど…。
ちゃんと地道にやれば、数ヶ月からまぁ1年くらいじゃないかな。
…あぁ、塩豚かな。まぁ、色々あるけどそれと似たようなものかもしれないね。」
と、彼女の例えに合わせながら頷いて。
彼女の能力には勿論気付いてはいないが、何か事情がありそうだな、とは仕事柄察した様子。
「ん、お互いあまり無い苗字だろうしね…と、お粗末様。」
食器は私が洗っておくから気にしないでいいよ、とそこは付け加えておきつつ。
さて、デザートの時間である。プリンを改めて眺めるが思ったより大きい…気がする。
カラメルが無いので、それこそミルクプリンみたいに色が一色。
取り敢えず、頂くとしよう。スプーンで一口掬い上げてパクリ、と。
「…ん、シンプルだけど美味しいと思う。卵の味が強く出てるね…次はカラメル入りも期待かな?」
と、少しだけ冗談めかして笑いつつも、美味しいという感想は本当だ。
なまじシンプルな味付けの方が美味しいと言う事もあるのだから。
■乱桜 ありす > 一人前だとすごく満足できそうな感じだったので、その分はこのプリンでボリュームを埋めてしまいましょう。
「8年!?かなり長いですね……。
1年位は見ておいた方が良いでしょうか。私だと言う事を加味すれば1年半……!
あ、そうですそうです。かなり重宝するんですよ、塩豚。
近いのなら大体イメージできますね。」
下味を仕込んで漬け込むとか、なじませる工程、みたいなのをイメージできました。
なるほど納得の頷き。
「あ、ありがとうございますっ。
プリンはボリュームはたっぷりのはず……。」
私もいただきます、と手を合わせて。スプーンで大きく掬って、大きく口を開けてもきゅもきゅ。
よく冷えててボリュームたっぷり、卵の味も出てて美味しい、はず。
と華奈さんの様子を窺えば良い感想もらえて笑顔満面。
「あはは、そこは忘れないように気を付けておきます。……このサイズだとカラメルも多めの方がよさそうでしょうか?」
そう言えば、カラメルの占める割合ってどれくらいだろう、とちょっと気になったのでお伺い。
■鞘師華奈 > 「…うん、10歳でまぁ事故で両親亡くしてから色々あったけど、まぁそんな感じで。」
身の上話をするのはあまり好きじゃない。ただ、誤魔化すのもアレなので簡潔に伝えておこう。
勿論、色々あった期間――落第街で暮らしていた頃の事は口にはせず。
ともあれ、塩豚でどうやらイメージは掴めたらしい。それならば良かった。
「うん、凝った味付けも良いんだけどデザートは私はシンプルな味付けも好きかも。
…カラメルの分量かぁ。流石にプリンを作った経験が無いから何とも言えないけど…。
でも、まぁこの大きさに合わせたら市販品のサイズのプリンより多めにはなるかな、と。」
結構大きいしねこれ、と容器を示しつつもプリンもきっちり最後まで美味しく頂いて。
ご馳走様、と呟きながら「プリン美味しかったよ、ありがとうアリス」と改めて礼を。
取り敢えず、食器に関しては持参した物なのでこちらで預かって後で洗っておこう。
しかし、思いも掛けず誰かと食事する事になったが、こういうのも悪くないと思えて。
■乱桜 ありす > 「…それはごめんなさい。」
深く問うのも何なのでそれ以上聞かない意思を示し。
一度謝って話題を区切るようにしました。
「あ、それはありますね、シンプルなのもいっぱい食べたくなったり。
多分多めにはなるんですけど…カラメルだけの層ができそうで。」
分量が分量だけに、と苦笑いして。
お粗末様でした、と笑って遅れて食べ終えて。「こちらこそありがとうございました!」とお礼を口に。
容器の方は持ってきたものなので回収して後で洗うとして。
「……時たま、機会があれば程度でいいんですけど。
またこういうシェア、ってしてみません、か?」
人寂しさもあって、恐る恐るそう提案してみました。
■鞘師華奈 > 「ん?ああ、気にしないで…って、いうのはあれだけど。
…まぁ、ほら。こういう島だから外から来た人も、島に元から住んでる人もさ。
割と訳ありだったりする人も少なく無いからね…勿論、普通に暮らしている人も多いさ。」
フォロー…にはなっていないかもしれないが。
こういう時、どういう言い回しで上手く纏めればいいか分からない。
不器用な自分に内心で苦笑を零しつつ、この話は一先ずここまでにしておこうとして。
「んー…そうなると、市販品より多少多いくらい?あまり多すぎても、だろうし。」
むしろ、カラメル無しでもっとシンプルな味を向上させる試行錯誤もしてみるのもいいかもしれない。
あまりデザートは作らないのもあり、こういう時に建設的な意見やアドバイスが出ないのが口惜しいが。
「…ん?私とアリスでかい?別に私は構わないけど…あぁ、何なら一応連絡先は交換しておくかい?
その方が、お互い時間の調整とかもしやすいだろうしさ?」
と、懐から携帯を取り出してそちらに軽く振ってみせながら。
彼女の能力を知らないからこその提案だ。ただ、薄っすら何かを察しているのもあり。
「まぁ、それが無理そうなら…取り敢えず、部屋の場所はさっき言ったし、メモなり何なりドアの隙間に挟んで貰ったりとかでもいいさ。」
■乱桜 ありす > 「……ああ、それは、そうですよね。
……普通、って幸せな事なんですよね。」
自分も含んでいるのかも判断がつかずに、どう言っていいかわからず。
しみじみとした感想で終えて。
「そんな感じでしょうね、割合にならないのはもう仕方ないとしましょう。」
ボリューム優先、ちょっとだけカラメル多め。それだけでも十分だし、ありがたいのです。
「あ。そうですね、じゃあ部屋番号を……」
携帯。あって口の形をさせて。
「あ、はは。機器類での連絡は難しくて。そっちでお願いしますね。」
お部屋の場所も言ったし部屋番号も伝えておいて。
苦笑いしつつそろそろ食べ終えて気が抜けるころ。
異能の制御失敗しないうちにと立ち上がって椅子を戻して。クーラーボックスを抱えて。
「それでは、今日はごちそうさまでお粗末様でした!」
と、挨拶をして、それではおやすみなさい、と一礼。
そのままお部屋へと。
また、こういう事ができればいいけれど、と小さな夢を見つつ。
■鞘師華奈 > 「――普通が当たり前だったりそれに慣れ切ってしまうと退屈かもしれないけどね…それは得難いものだと思うよ。」
かつて、普通の生活をしていた頃を思い出してか少しだけ遠くを見るように。
それもほぼ一瞬で直ぐに緩い無表情へと戻りつつ。
「そうだね、そこはまぁ妥協というか落とし所?かな。」
小さく頷きつつ、お互いの部屋番号を取り敢えず教えあっておこうかと。
こちらは2階の角部屋だから分かり易いとは思うが年の為だ。
彼女の言葉に、電子機器と相性が悪い”何か”があるのだろう、とアリスの何処か気まずそうな態度から察して。
「ああ。お疲れ様。またこうして食事出来たらいいね。…おやすみ、アリス。」
そして、一足先に挨拶を告げて立ち去るであろう彼女を見送れば。
こちらも後片付けなどをしてから、ゆっくりと己の部屋へと戻るだろう。
ご案内:「堅磐寮 食堂」から乱桜 ありすさんが去りました。
ご案内:「堅磐寮 食堂」から鞘師華奈さんが去りました。