2020/07/18 のログ
園刃 華霧 >   
「……」

なんか、前見たときはうるさく喚いていた記憶もあるが
なんかすげえ静かだな
黄昏る、とか言ってたけど本気でぼんやりしてるのか?

そういえば、腕章これみよがしに出してるけどなんにもいわないし
……まあ、風紀の中でも放置されてるだろうから、下っ端構成員とかだとろくに知らないのかもしれない

「ァ―……
 で、結局、おまえはナニ?
 此処に用ダったン?」

まあ退くところではあったんだけど、
結局どっちだか聞いてないし

用もないんだったら、もう少しぼんやりしてってもいいと思い直した

持流 童男 > 「某は、たまにここに来るのでござるよ。感傷に浸りたくなったりとか」

「こうして海を見てぼ~っとするのもすっごい気が楽になるでござるしね」

ぼんやりしつつも華霧さんに対して、言いつつも


「そういう、お主もここで何してたのでござるか・・?」
と言いつつ柔和に華霧さんに言ってみる。

園刃 華霧 >  
「ソ……なるホどナ」

まあ、夜の浜辺なんてあんまり人も来ないだろうし
そういう意味では感傷に浸る、とかには適してるのかもしれない

感傷……ねぇ……
アタシのこれも、感傷なのか……?

「アタシ?
 アタシは、そーダな。ちょいト復習ッテとこダな。
 考えヲまとメてタ感じ」

みなまで言う義理は流石にないが、まあ聞いた手前これくらいは
言ってもいいだろう
嘘ではないし

持流 童男 > 「おお、そうでござるか、こういう、夜の浜辺って頭が冷静になるので、考えをまとめられるでござるよね」

言いつつも、海を見つつぼーっとして

「考えはまとまったでござるか?」


「ここはお気に入りの場所のひとつなんでござるよ。黄泉の穴でボーッとしてたら普通に始末書でござったし。」

にっこり華霧さんに言いながらも。ボソリと最後の方は冗談めかしていいつつ。
冗談めかして。

園刃 華霧 >  
「ま、ボチボチだネ。
 だかラ帰るとコだったシ」

そう、考えはまとまった
結局、行き着くところは変わらない
手から零れ落ちるというなら
"全て"を手に入れればいい

静かに……そんな思いを抱きつつ
しかし、表はいつもの顔

「……いヤ、黄泉の穴っテ始末書とカいう問題じゃナいだロ……」

あんな化け物の巣窟でボーッとするとか、何処までボケてるんだコイツ
ある意味大物だな

持流 童男 > 「いやー、レイチェル殿には内緒でござるよ。バレたら鉛玉ぶちこまれれる」
ハッハッハと笑いながらも
冗談めかして笑いつつも、

「危なかったでござるよ~~正直、いろんなアブねぇものにあったでござるよね。すごかったでござるよ。色々とやばかった。」

笑い話にしつつ快活に言いつつも
「内緒でござるよ?」
いたずらめいた笑みを浮かべつつ

園刃 華霧 >  
「……安心しナ。
 レイチェルちゃんにハ会わンし……
 そレに、どう転ンでも一生黙ってルよ」

運命はどう転がるか次第で
死人に口なしになるか、囚人の戯言になるか
はたまた……

それは蓋を開けてのお楽しみ

「さテ。
 邪魔シたナ。黄昏るンだっケ?
 存分に黄昏てクれ。」

頃合いかな、と思う。
まだ多分、仕込みは要るだろうし
次のことも考えなければ

持流 童男 > 「黄昏れるでござるか・・!」

華霧さんに、別れをいつつ
たそがれる

ご案内:「浜辺」から持流 童男さんが去りました。
園刃 華霧 >  
「ンじゃ……」

ひらひらと手を振って去っていく

ご案内:「浜辺」から園刃 華霧さんが去りました。
ご案内:「浜辺」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > 昨年度、海の家にて熱中症が起こったことを鑑みて、食事処に日陰を作りたいというのが依頼だ。
10人ほどで木の杭を立てて、上手いこと屋根を作っていくというアレソレ。

なるほど、これも自力でやるのですか。
自主的を飛び越えてちょっとやり過ぎじゃないですかね。
そんなことを思いながらも、頼まれれば頑張るシスター。

昨日どんなことがあろうと、やるとなれば全力投球。
よーしがんばるぞ、と浜辺にやってきて。

マルレーネ > 「なるほど。」

請け負った全員が敵前逃亡していた。
シスターに残されたのは大きな柱になりそうな杭が4本と、それを渡す屋根になりそうな板。
あとショベル。

マルレーネ > 「あーなるほどそう来ましたか。なるほどなるほど。」

思わず口に出してしまいながらうなずく。なるほど今日の試練はこっち系ですか。
ええ、ええ、わかります、一番わかりやすい神の試練ですね。
バリエーション豊かですねー、って毎回神を煽っていたバチを見事に自分にぶち当てていくスタイル。
お、これは発汗で死ぬな? すぐに理解する。

とりあえず修道服の上は脱いで、白いTシャツ姿になり。
髪の毛を後ろできゅ、っと縛って。
後は覚悟をちょっと味付け程度に振りかける。

マルレーネ > 砂浜と言えど、それこそ浜辺からかなり離れた場所にあるのだから、何処まで掘っても砂ということもない。すぐに土の部分が表れて。
身体を、そしてその手にあるショベルを強化しながらさくさくと掘り進むシスターが一人。
もう現在シスターらしさはぺろりと近くの板に引っ掛けてある修道服程度しかないが。

「こっちではサラシ、でしたっけ。 巻いてきてよかった、です、ねっ!」

ざっくざっく。まるで宝探しでもしているかのように地面を掘り進める。
ああ懐かしいなあ、遺跡探索どころか、発掘まで手伝わされた時にはこうやって掘ったっけ。
汗をぽたりぽたりと垂らしながら、まるで早回しのような速度で地面を掘る。掘って掘って掘り続け。

ご案内:「浜辺」に九十八 幽さんが現れました。
マルレーネ > そして力尽きた。

「あ、あっれ………これくらいは、結構簡単だと思ってたんです、けど………」

一本目の柱を立てた段階で、身体が悲鳴を上げて、その場に四つん這いになって、ぜえ、ぜえと吐息を荒く。
昔はそれこそ一人で何日も泊りがけして、橋の一つや二つかけたものだ。丸太橋だけど。
それが今や柱一本でこの状況。

鈍っている自分に戦慄する。

九十八 幽 > ふらり ふらり
潮風に誘われるかのように 海鳥の声に導かれるように
学生服を纏った影法師ひとつ 浜辺沿いの道を歩いている

もう間もなく海開きが行われるであろう海岸は 未だ遊泳する人は無く
しかしそれでも人の姿を認め 影法師は歩みを一度止めて

「おや?
 こんにちは そこのあなた
 こんな時分に 何をしているんだろう」

ゆったりとした足取りで 再び歩き出しながら
四つん這いの人影へと ゆったりと声を掛けて

マルレーネ > 「……え、ああ、いえいえ。
 あはは、ちょっと海の家に日陰を作ろうという話になっていまして。」

慌てて、ひょこん、っと立ち上がりつつショベルを手にする金髪の女。
人が見ているとなれば、元気を出して笑顔を振りまくのは彼女の特性。

「あ、そこの柱はまだ触らないでくださいね。穴ほったばっかりですから。
 あと、その辺りに印代わりにちょっとだけ掘ってありますから、気を付けてくださいね。」

こっちは手早く動いて、良くしゃべる。

九十八 幽 > 「海の、家
 ──……ははあ、なるほど
 こんなに大きな海なのだから、その家もきっと大きなものなのだろうね」

返ってきた答えに 微笑みと共にひとつ、頷いて
何やら盛大に思い違いをしているが
言われた通りに不用意に周囲の物に触れない様 それでもゆっくり近づいていく

「大きな家をひとりで建てるのは大変そう
 何か……そう、何か手伝えることは?」

ゆったりとした足取りながらも 砂に足を取られる事も無く
単身で奮起した女の傍まで来ると 静かに訊ねる

マルレーネ > 「休憩所のようなものですから、小さなものです。
 何より、大きな場所だったら私が物理的にへばっちゃいますよ。」

苦笑をしながらえへん、と笑顔を向ける女性。
明るい笑顔はいつものままで、シャツとスパッツ姿で全力で動き回る。

「………あ、いえいえ、危険ですよ。
 怪我をされてはいけません。
 こう見えて私は聖職者ですけれど、こういう仕事も無理やりやらされてきましたので経験豊富なんです。」

豊かな胸をぽよん、と叩いて自信満々。

「あ、でもそれなら、飲み物か何かを買ってきて頂けるととっても助かるというか。」

自分の財布からお金を出して、お願いできます? なんて。

九十八 幽 > 「海の家……なのに?」

小さな家でも海は寝泊り出来るのだろうか
僅かに目を丸くしながら 僅かに首を傾けて
勘違いは是正されないながらも そういうものかと納得する影法師

「そう? そうかな
 こう見えて怪我にはだいぶん強いのだけど
 ──セーショクシャ、というのは何だろう」

次から次へと疑問が浮かび それらをそのまま漂わせたまま
それでも飲み物を持って来る事を頼まれれば にっこりと微笑んで

「飲み物だね、お安い御用だとも
 夏の日差しの様な髪の人、どんな飲み物がいいだろう?」

マルレーネ > 「ああ………。」

一瞬の間の後、理解する。
自分と同じく、こちらの世界の人ではないのかもしれない。であれば、その反応は当然だ。

「ここはそういう名前の、こう……飲み物を飲んだり、休憩をする場所、だそうで。」

手を動かしながら、これこれこうですよ、と説明をするシスター。
シスター要素は現在0だ。

「怪我には強いといえど、怪我をしないわけではない。
 気を付けてくださいね。痛みに慣れすぎると、痛みを感じることに無頓着になり、危険に無頓着になる。

 ……ああ、ええと。 神様を信じてお祈りをするような人ですかね?」

相手の疑問一つ一つに答えながら。

「……あ、あははは。 マルレーネと申します。 正直何でもいいですけど。
 あ、冷たい物でお願いします!」

九十八 幽 > 「ああ──
 ……海の家、というから てっきり海が過ごす家なのかと
 そうか そうなんだね 飲み物を飲んだり…休憩をする……」

ようやく得心がいったとばかりに 大きく目を見開いた
異世界人の上に記憶もあやふや もしかすると記憶を失う前は知っていたのやもしれないが

「そう そうか そうだね
 ありがとう、親切な人 そうだね危険には気を付けないと 
 カミ、サマ。カミサマにお祈りを……」

ふん ふん、と一つ一つ答えて貰えば、一言一句に頷いて
全てに頷き終えてから 静かに自分の胸に手を当てる

「丁寧にありがとう、マルレーネ
 九十八 幽というよ カスカ、と呼んで貰えたら嬉しい
 
 それではすこぅしだけ待っていて 冷たい飲み物持って来るから」

あそこで買えるのだよね、と海の家へと歩き出す
ゆったりした所作なれど 見た目よりずっと早く店へと赴き、瓶ラムネを持ち戻って来て

「これで良いだろうか、マルレーネ
 “海の家”の人は、これが良いよと言っていたのだけれど」

マルレーネ > 「ええ、カスカさん。気を付けてくださいね。
 砂浜は危険がいっぱいありますからね。」

丁寧に説明しながら、微笑みかけて。
飲み物を取りに行ってきてくれている間に、ざくざくと地面を掘り始める。
他人に心配をかけるわけにはいかない。 誰かがいるなら、もっともっと私は力が出せるはず。
自分の力を絞り出しながら………。

「……あ、ありがとうございます! よ、いしょっと。
 一緒にちょっと飲みます?」

なんて、ラムネを手にして。開け方が分からないシスター。
首を傾げて、それを眺めて。

九十八 幽 > 「どういたしまして、マルレーネ
 “海の家”の人が言うには、ぬるくなる前に飲んだ方が良いらしいね」

ほんのりと微笑んだまま マルレーネを見守る幽
潮風に髪を揺らしながら 僅かに首を傾け

「それはマルレーネの物だから あなたが飲むべきだと思うけれど
 ……開け方が分からないの? 
 蓋になってるところを強く押して開けるのだと、説明をされたよ」

身振り手振りを交えつつ つい今し方教わった開栓方法を伝えようとする幽
懸命に手の平で押す様な仕草をしている

マルレーネ > 「ぬるくなる前、と言っても、これは全然………」

おりゃ、うりゃっ、と振り回して、全力であけようとする。
こうなったらガラス瓶をねじ切るしかないか、とばかりのパワー技を見せようとして。

「……あ、押せばいいんですね。
 あ、あはははは。 あはは。」

頬を赤らめなが視線を空に彷徨わせる。
パワーで解決しようとした自分が恥ずかしいのか、頬をぽりぽりと掻いて。

「こう、ですかね。 うりゃっ!」

全力で掌で押せば。

ぶしゃーっ、と盛大な噴水が巻き起こって、ラムネを頭から被るシスター。
まあ、振り回しましたし。

九十八 幽 > 「わぁ。」

突然巻き起こるラムネの噴水
アルカイックな微笑みを浮かべていた幽も これには目を丸くする
マルレーネが頭からラムネを被った横で しぶきを少しばかり受けつつも

「マルレーネは そういう飲み方をする人なのかな?
 てっきり口で飲むのだとばかり……思っていたのだけれど」

目を丸くしたままで どこかずれた問いを投げる
ラムネは 振ると 危ない そんな『常識』も異邦人二人には全くの未知だった

マルレーネ > 「………これは、失敗です。
 ふふ、ふふふ、あははははははっ」

思わず笑ってしまう。びしょ濡れになりながら、シャツを肌に張り付けて。
先ほど思考に遭った通り、サラシを巻いた素肌を露わにしてしまいながらも、楽しそうに笑って。

「……大失敗です。 折角買ってきてもらったのに、ごめんなさい。
 でも、すごく涼しくなりましたし、もうちょっと頑張れそうな気がします。

 ありがとう、ちょっと濡れちゃいましたね、ごめんなさい。」

そっとその手を握ってお礼を一つ。

九十八 幽 > 「失敗
 そう そうなんだね、失敗なのか
 もし今のがマルレーネの言う『飲む』だったなら 一緒に飲めていたのにね」

そっかー、と少しばかり残念そうに 整った眉尻を下げて
それでも楽しそうに笑う姿を見て すぐに穏やかな笑みを取り戻す

「そんなに謝らなくても マルレーネの方がたくさん濡れてるのだし
 でも そうだね 頑張れそうなら良かった。良かったよ」

手を握られながら そっと瞳を伏せる
シスターと影法師 互いの前髪から滴る雫が日差しを受けてキラキラと輝く
その様を見て 幽の少しだけ笑みが強まった

「こちらこそ ありがとうマルレーネ
 冷たい飲み物は 飲まなくてもキラキラとしていて素敵だと知れたから」

マルレーネ > 「流石にちょっとこれは……。
 ちゃんと洗い流してくださいね。」

苦笑しながら、そのラムネの瓶を抱いて。

「それこそ夏本番になったらまた来てくださいね。
 ばっちり日陰を作って待ってます!」

ぱちん、っとウィンクをしながら元気いっぱい。
微笑む幽に明るく笑いかけ。

「……いや、飲めるなら飲んだ方がいいですからね。」

ツッコミを入れた。

九十八 幽 > 「洗い流す……うん そうするよ
 でも、その前に 洗い流せるところを見つけないと
 洗い流せるところと今夜の宿も 探し物が増えてしまったね」

うふふ、と笑いながら
さらりと宿無しを告白しつつも 困っているそぶりはおくびも見せず

「そうだね うん また来ようと思う
 本当のところ 海はあまり好きでは無かったのだけれど
 マルレーネのような素敵な人が居るのなら また来るのも悪くない とても素敵だと思うんだ」

うっとりとした微笑みで ウインクを受け止めて
続いたツッコミには そうなのか と再び目を丸くする幽だった

ご案内:「浜辺」から九十八 幽さんが去りました。
ご案内:「浜辺」からマルレーネさんが去りました。