2020/08/22 のログ
ご案内:「【イベント】海水浴場 岩場」に阿須賀 冬織さんが現れました。
ご案内:「【イベント】海水浴場 岩場」に白亜 愛さんが現れました。
白亜 愛 > 「へへー」

なんかいい感じに飛び込んで満足した。
阿須賀さんよりもでかく水柱が上がったんだな!

水をかけられれば次の遊びが始まったと判断。

「やるかこのー!」

こちらからもぺしょぺしょと水を巻き上げる。
腕力がないので届かない。

阿須賀 冬織 > 「あっはは。威勢はいいけどこっちまで届いてねーぞ?」

彼女から飛ばされた水はこちらまで届かず。
笑いながら時々こちらも軽く水をパシャパシャと。
そういやって少しずつ彼女の方に近づけばこちらにも水はかかるだろうか。
真夏の太陽が照り付ける中で冷たい海の水が心地よい。

白亜 愛 > 「むむー……こう!こうなら!」

水面を叩く衝撃でなら届くだろうとぺしぺし。
顔に届けーとか念じながらやる。

「てい!ていや!よし!」

水がかかる距離まで近づかれていることには気づいていない。遊ぶのに夢中。

阿須賀 冬織 > 手で直接かけるのをあきらめたのか水面を叩くことにしたらしい。

「それ、むしろ狙いにくくねーか……?」

あんまり狙った方向に飛ばせるものではないような気がしたのだがまあ楽しそうなのでよし。
それにまあ、近づけば当然届くわけで片手を目の前に持ってくる。

自分から始めて、結構楽しくもあるわけだけど、折角だから他にも何かしたいなと思い、とりあえずこれを終わらせるかと
十分に距離を詰めて、手を叩き下ろした瞬間を狙い、彼女を捕まえようとすっと手を伸ばす。

白亜 愛 > 「点でだめなら面で攻めるべし、とお偉いさんは言ってますし、そこから数を重ねればこっちのもんですーよ?」

疲労もすぐ回復するパッシブ魔法があるからできることである。
常人では体力がゴリゴリ削れることを持久戦で使うタイプ。

「んにゃ?」

手を伸ばせば、無警戒な彼女はあっさりと捕まるだろう。
何をするのか興味津々で捕まりに行く。

阿須賀 冬織 > 「じゃあ俺は点で攻めさせてもらおうかなっと。」

片手でも水をかけることはできるのでタイミングを見計らって一点突破を目指す。
体力はまあ平均くらいなので持久戦は厳しいのだ。

「よっし捕まえた。って……。」

最初は軽く手を掴んだだけで、何する?とか聞こうと思っていたんだけど。
間の抜けたような声と、あまりにも無防備な様子にこう色々と吹っ飛んだ。

「……んな姿、他の奴らにみせんじゃねーぞ。
ってか、俺だって一応男なんだからさ……。」

体に手を回して、ぎゅっと包むように抱きしめてそう囁く。

白亜 愛 > 「なんと、捕まった……!」

手を掴まれて、ぐいっと寄せられる。

「?」

なんかぎゅーされてる。
見せるなってなんだろう?
阿須賀さんは男なのは見てわかるけど。

「?????」

私が好きだからそうなるのかな。
よくわからないけど、こっちからもぎゅってしてみる。
あ、水の中だけどあったかい。

阿須賀 冬織 > 「……ん、捕まえた。……俺からは離さないから。」

彼女から少しぎゅっとされればこちらももうちょっと力を強めて……苦しくならないようには気を付けるけど。
抱きしめた体からぬくもりが伝わってくる。

「白亜の選択なら受け入れるんだけどさ。
何度でもいうけど好きだから。好きだから、居なくなっちゃうのが怖くて……。
こうやって、抱きしめて存在を感じていたくなっちゃった。」

これ以上大切な人に居なくなって欲しくなくて、そうやって言葉にする。
我ながらなんとも重たいもんだ。

……人目を気にして出来なかったけど、ここならキスしてもばれないだろうか。

白亜 愛 > 「んぇ、ぇーと」

本当かな?と身じろぎしてみる。
思ったよりがっちり。
いいえ、非力なだけです。

「いなくなっちゃうのが、こわい……」

……お父さん、お母さんは、気が付いたらいなくなってた。
そういうことを考えたことすらなく。

「そっかぁ……」

そういうものなのかな。
うーん、うーん……。

「ぇ゛っと」

どう答えたものか、上を向いて顔を見る。

阿須賀 冬織 > 身じろぎした彼女にちょっと力が強すぎたかなと少し緩める。

「ごめん。変な話しちゃって。折角楽しみに来てんのにこんな話してもしゃーないよな。」

ちょっとしんみりした雰囲気になってしまった。
あはは、ダメじゃねーか。ここには楽しむために来たのに。
そうやって、抱きしめるのをやめようとしたけど。……ちょっとくらいいいよな。

彼女を抱きしめたまま、首に自分の顔をうずめて……

好きだ。という言葉と共に首筋に唇を重ねる。
その言葉と柔らい感触、吐息を感じただろうか。

白亜 愛 > 「でも、阿須賀さんとっては大事な……ひゃぅん!?」

私が答えを出していないから問題になってて。
でも応えようにもまとまらず、慌てて私が悪いと言おうとしたけど。

「んゃ、ぁ、ぁすがしゃん……?なにぉ」

くすぐったい……とも違う変な感覚。
何が起きてるか分からず、身体が動かない。

阿須賀 冬織 > 「んあ。……まあ大事かもしれねーけど。
……今は、一緒に楽しむこの時間の方が大事だから……。」

キスを楽しんだ後、言いかけていた彼女の言葉に答える。
海水の苦さは感じなかった。

「……分かんなかったか? ……んじゃまあ名前…名前の方で呼んでくれたら教えてもいいって言うか……。」

うずめていた顔を戻してそう答える。
この期に及んで何を言っているのだろうか。

白亜 愛 > 「  」

口をぱくぱく。
喉から声が出ない。

「とぉ ぅ、さん?」

名前の方で呼んでくれたら、という部分だけは聞こえて、口からこぼれていく。

「ぇっと、えっと、わた、わ私はっ、ぅわたしっ」

このまま口を噤んでいては、前と同じになってしまう……それは嫌だ。
必死に掴んで、何か言葉を続けようとして、出てこなくて。

阿須賀 冬織 > 「……ごめん。急ぎたいって思うのは俺のエゴだからさ……ゆっくりでいいんだよ。
ずっと待ってるから……愛。」

その場の勢いで色々と急ぎすぎてしまった。
自分のエゴだから彼女は悪くない、ゆっくりでいいんだという。拒絶されなければ背中を擦りながら。
最後に、向こうが名前を呼んでくれたのだからとこちらも名前で呼んでみる。恥ずかしいとか怒られたらすぐに辞めるつもりではあるが。

白亜 愛 > 「とーぅさ、んちがう。だって」

何もできないうちに謝られた。
そうじゃない。だって、私はまだ見つかってない。待たせてる。

撫でられる手は気持ちいい。
このまま撫でて欲しいけど……身体が冷えてしまった。

「さっき、ちょっと、こわくなかったけど、こわかったです」

泳ぐ元気がなくなって、冬織さんにもたれる。
頭がいっぱいになっちゃった。

阿須賀 冬織 > 「考えてくれんのは嬉しいけど、あの時も言ったようにすぐに見つかるもんじゃねーだろうから。
……これでも俺、数年くらいなら普通に待つつもりなんだぜ。」

まあそれでもどこか急いちゃう自分がいるからこうなってしまったのだが。

「怖くなかったけど怖かった、か。……はは、ほんと焦りすぎだよなぁ俺。」

彼女にかける言葉というよりは自身に向かって言った言葉だ。

「……海からあがるか。しんどいならこのまま連れてくけど。ああ、アイスとかあるけど上がったら食べるか?」

もたれかかってきた彼女に対して疲れてるのかなと声をかける。
ごめんなと軽く頭をなでる。

白亜 愛 > 「……おねがいします」

大人しく撫でられたまま、落ちないように体をしっかりくっつける。
甘えちゃってるなぁ。申し訳ないなぁ。

「とおるさん……」

わたし、がんばって答え見つけます。
でも、しばらくは、このまま。

阿須賀 冬織 > 思い返せば結構な時間こうやって抱きしめていた。
委ねてくれた体を逃さないようにしながら陸へと進む。

「どうした? ……愛。」

呼ばれたので、名前を呼び返す。
ちょっとずつ進んではいるのだろうか。
結局俺は彼女じゃないからその心のうちまではわからない。
でも、今は……これで充分すぎるほど幸せだなあ。

ご案内:「【イベント】海水浴場 岩場」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「【イベント】海水浴場 岩場」から白亜 愛さんが去りました。