2020/08/23 のログ
ご案内:「【イベント】海水浴場 岩場」に阿須賀 冬織さんが現れました。
ご案内:「【イベント】海水浴場 岩場」に白亜 愛さんが現れました。
白亜 愛 > 海の移動を冬織さん任せてしがみついていたが、無事に陸地につけば地面に降ろされ、そのままごろり。

「ありがとうございました……へへ」

大分頭が冷えて、落ち着いてきた。
水から上がった直後は熱い日差しが気持ちいい。

阿須賀 冬織 > 海から陸に上がる。体が冷えていたからかいつもは暑苦しい太陽も今は気持ちいい。

「どういたしましてっと。
……荷物とか取ってくるけど、気分悪かったりとかはしないか?」

寝転がるのにちょうど良さそうな場所に彼女を優しく置いて、大丈夫かと質問をしておく。
結構長い間海に入っていたわけだし、自分の発言のせいで負担もかかっただろう。
問題なさそうなら、そのまま置いてきたクーラーボックスだとかは取りに一旦立ち上がるだろう。

白亜 愛 > 「だいじょう、ぶですよ。風邪もどうせ治ります!」

荷物へと向かう彼を見送り。

(やっぱり、好きは好きだけど)
冬織さんの好きとちがうのかな……。

視線が彼の背中を追いながら考えごと。
このままでいたい、けど、ぐるぐる。

彼がすぐそこにきてもじーっと見つめたまま。

阿須賀 冬織 > 荷物を取ってくる。軽く確認したが特になくなっているものなんかもなさそうだ。
まあ、人が来ない場所だから当然っちゃ当然である。そんな場所じゃなければあそこまで大胆なことは……
そう考えて首をぶるぶると横に振る。考えていたらまた思いが爆発しそうで……

荷物を持って戻ってくれば、彼女が何やら考え事をしているようだった。
少し待ってから出来るだけ驚かせないようにゆっくりと声をかける。

「……荷物、持ってきたけどなくなってるのとかないか? あと、……アイス食う?」

そういって取り出したのはアイスクリーム。
……この前食べた店に卸してるところが一般向けに売ってたものがバイト先にあたので買っておいたものだ。

荷物を持って戻ってくれば、彼女が何やら考え事をしているようで。
少し待ってから出来るだけ驚かせないようにゆっくりと声をかける。

「……荷物持ってきたけどなくなってるのとかないか? あと、アイス食う?」

白亜 愛 > 「……?はっ!
いいただきます!」

視界の中にアイスが映る。
思考を中断して慌てて受け取る。

「……あ、荷物もありがとうございます」

アイスを食べながらバッグを広げ、財布と着替えを確認。
……たぶん大丈夫?

阿須賀 冬織 > 「あはは。急がなくてもアイスは逃げねーって。
……あとそれ、一応この前食べたところに卸してる業者が個人用に販売してたやつ。
全く同じってわけじゃないと思うけど……。」

人混みが苦手そうな白亜をまた常世渋谷に誘うかどうかは悩んでいて。
だからあのお店ももう一回行くことがあるのかわからず。
食べたそうにしてたことを覚えていたから探してきた。

「んまあ、他の奴らが来るような場所じゃねーから大丈夫そうなら大丈夫だろう。
っと俺も一個食べるかな。ああ、アイスもいいけど水分もとっとけよ。」

そういって、彼女の隣に座ってアイスを取り出す。一口食べれば甘さが口の中に広がる。
普段食べるアイスより格段に甘い気がする。業者が違うからだろうか?それとも。

白亜 愛 > 「このまえ?……ぁ」

水着を買った日のお昼ご飯かな。
こんなところで話題にするとは思ってなかった。
荷物がぐちゃったままだけどいいや。中断。

「……おぉぉお」

甘い。ひんやり。夏にぴったり。
自然と横に体重を預けて付属のスプーンで口に運んでいく。

阿須賀 冬織 > 「んあ、まあその…食べたそうにしてたから……考えすぎならあれだけど。」

まあ考えすぎて空回りしたとしてもそれはそれで一つの思い出だろう。
荷物の整理を放ってアイスを食べだした彼女を可愛いなと眺めて……あれ?
なんかこっちに寄りかかっている気が……。肌が触れ合う感触とかけられた体重で気が付く。

海の中で散々抱きしめておきながら、陸ではやはりまた別らしい。
水面下がよく見えてなかったけど、今ならくっきりと白い肌が見えるわけで……。

「……ごちそーさまでした。」

意識を逸らそうと残りのアイスをがっつき、そのあとは悶々としながら黙りこくる。少し俯いて顔は赤くなっているだろうか。
立ち上がる気はない。安心してかは知らないが体重を預けてくれてることが何だか嬉しくて。

白亜 愛 > 「いやいやいや!?嬉しいでです!」

全然迷惑じゃない!とあわてて弁明。
そういうことなら、とゆっくり食べることにした。

「~♪……♪?」

何口か食べていたら隣が静かになっている。
横を見る。
顔が真っ赤な人がいた。
熱かな?さっき水分とかの話をしていたが?

「……ぁ」

私がもたれてるからでは?また、やってしまった。
そっと……そっと重心を逸らして離れてみる。

「……ス、スススイマセン」

(どうしよう!!こっち来てからつい手をつないだりと無意識に迷惑かけてね!?)

阿須賀 冬織 > 顔を赤くしたまま、彼女がご機嫌に歌ったりしているのを聞きながら……
そっとかけられていた体重が軽くなり少し寂しく。あっ……と声が漏れる。
……一瞬そのまま今度は自分の方がもたれ掛かろうかとも思ったが、また混乱させるかもと行動には移さなかった。

「あっ……。えーっと…謝んなくていいから。
その……頼られてる、ってのはちょっと違うかもだけど……嬉しくて……。
この前とか今回手を出してくれたこととか、さっき身を任せてくれたこととか、今体を寄せてくれたこととか……。」

スミマセンと謝られて、普段なら別に、と照れ隠しして終わったのだろうが……
人目がないことで少し素直になったのだろうか。片手で頬をかきながらポツリと口に出す。

白亜 愛 > 「……は、はぃ゛」

迷惑じゃなかった、のかな……??
なら、もう一度とやろうとして……意識するとできない。

「……???」

あれ、さっきどうやってやったっけ?
あれ?あれれ??
ぐいっと首を傾げても、全く思い出せない。

何故?と考えているうちに、ちょっと距離をとる。

阿須賀 冬織 > 返事をした後の彼女の動きはどこか変に見えて。

「……? えっと、…どうしたんだ? 突然首をかしげて……。」

首をかしげた彼女にこちらも首をかしげる。
どうしたのだろうか? 何か変なことを言ってしまったか……?
そうして悩んでいると彼女との距離は少し離れていた。

白亜 愛 > 「ん、んんん?いえ、特に問題があるわけでは、う-ん?」

ただ、変だなー??としか考えてないけど。
なんかこう、なんだろう?

甘えすぎると、また海の中みたくなるのでは?と。
それが怖くて、
でも冬織さんは怖くなくて、

「……ぬー、あついです」

顔をぺたぺた。
日に当たりすぎたかな。

阿須賀 冬織 > 「……? んまあ、問題ないならいいけど……。」

何か隠しているというわけでもなさそうで。まあ、本人が問題ないというなら問題ない……のだろうか?
あついといった彼女の言葉に反応して、飲むかとキンキンに冷えたスポーツドリンクを差し出してみる。
自分も別のものを取り出して飲む。

「あー……どうする? もっかい海入ってもいいし、疲れたならちょっと早いけど帰るか?」

彼女にどうするかと投げかけてみる。自分的にはまあそれなりに満喫したわけで……怖がらせてしまったことはかなり後悔しているが。

白亜 愛 > 「んっ」

ドリンクを受け取ってぐびぐびと飲む。
まだ火照りが取れない。
一息つくときには半分以上飲み干してた。

「んっ、んく……そうですね、その、楽しかったですし!
えーと、日差しも強すぎますし、帰りましょう!」

顔が、あと首筋があっつい。
どうせすぐ治るだろうけど大事をとって、部屋で寝ちゃおうかなと。