2020/09/29 のログ
ご案内:「浜辺」に焔誼迦具楽さんが現れました。
■焔誼迦具楽 >
紅いコントレールが海の上で、稲妻のような軌跡を描いている。
雷鳴のような鋭い炸裂音を連続させると、暫くして。
紅い光は尾を引いてを浜辺に降り立った。
「──よしっ!」
声を上げて拳を握りこむのは、スイムスーツ──薄い、体のラインがくっきり浮き上がるボディスーツに身を包んだ少女。
迦具楽は確かな手応えを感じながら、楽しそうに空中に投影されたスクリーンを操作する。
■焔誼迦具楽 >
大会まで、この日を含めあと二日。
明日にはこの場所で、会場の前日設営が行われるため、練習に使える最後の日だった。
まあ、別に他の海岸を使えばいいだけなのだが。
「何とか間に合った、かな。
うん、手ごたえはあった」
大会に備えて考え続けた、新しい技、戦略。
ここで出会った友人の言葉によって、その手掛かりを得られたのだが。
この日、ようやく手ごたえを得る事が出来た。
■焔誼迦具楽 >
ドローンのAIもかなり性能が安定し、練習とまではいかなくても、運動くらいにはなる。
おかげで、新しい動きを試す事も出来るようになったのだ。
なんとかカタチになった技を、イメージしながら一休み。
「んー、あともう少しで安定させられそうなんだけど。
まあ無茶やってるのは間違いないしなぁ」
迦具楽は、本来のエアースイムの動きから、かなり逸脱したものを試していたのだ。
そのため、どうしたって前後の体勢が崩れたり、後の状態がよくなかったりと悩ましい。
残った時間でそこを可能な限り詰められればいいのだが、と言ったところだった。
ご案内:「浜辺」に幣美奈穂さんが現れました。
■幣美奈穂 >
海岸にととっほとっほ。
浜に脚をとられかけて、ちょっと歩きにくい。
人が色々くるというのと、大会というので。しばし怪異が近づかないようにと結界を張りに来たのですけど。
しゅぱっとした光景に、美奈穂は少しお口を開けてしまいます。
すごいすごい!
人があんなようにしゅぱっとできるなんて!
心の中で興奮してしまうのです。
とてとてっと、機材に触れないようにしながら、海の方へちょっと近づくのです。