2021/02/18 のログ
シャンティ > 「……ふぅ。少しは、冷めたかしらね。」


吐息とともに起き上がる。


「ふふ……面白いことが起きてくれると良いわね。期待してるわよ、トカゲさん」


くすくすと笑いながら、体を叩く。パラパラと砂がこぼれおちていった。


「それにしても……やりすぎだったかしら。寿命縮まってたりとか、あるかしら。それはそれで、いいのだけれど」


つぶやく手元に、奇妙な表紙の本が現れる。


「さ、ぁ……いき、ましょ、う……ふふ。次、の……ステップ、に……あは。あははは……」


くすくすと笑い――女は浜辺を後にした。

ご案内:「浜辺」からシャンティさんが去りました。