2022/07/20 のログ
ご案内:「浜辺」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > 暑……っ


いや、熱………


死……っ!?


これは……っ ………もたない………!

マルレーネ > 修道服で砂浜に出てきた彼女の心の叫びである。
マルレーネ > 「思ったよりヤバいですね………。」

ええ、ええ、もちろんわかっています。これもまた主の与えたもうた試練ですよね知ってます。
暑いのも寒いのも暑いのも試練と教わってきましたからね。
夕食の準備を忘れて抜きになった時も試練言ってましたからね。この世の問題全てを主のせいにされて、主もおそらくきっと困ってますよねこれ。

「………流石にもう無理はしない方がいいですね、怒られましたし。」

というわけで、ヴェールを脱いで麦わら帽子にがっちりチェンジ。
白いリボンのついた、ちょっと可愛い奴。

マルレーネ > とりあえず修道服も半脱ぎに。
腰にくるりと撒いてぎゅっと縛れば、白いシャツと麦わら帽子という完璧な夏STYLE。
下半身はまだ分厚い修道服だから暑いけれども、先ほどよりはずっとマシだ。

「ふっふっふ、同じ失敗を何度も繰り返す私ではありませんよ。」

今日は昨年と同じバイトである。
スコップを手に、よし、と力を込める修道女。

もう修道女要素はあんまりないが。

マルレーネ > ①砂浜を掘ります。
②丸太を立てます。
③周囲を埋めます。

たったこれだけの簡単な仕事。つまるところ海の家の設営である。
前回は修道服を着たままで実施して、ほぼ脱水症状で倒れかけたのはいい思い出だ。

今回は暑さ対策で薄着になったし、飲み物も塩飴も用意している。倒れることはあるまい。


「………よい、っしょ。 昨年から体力落ちてないといいんです、けどっ……!!」

ざく、っ……。 ざくっ……っ!

マルレーネ > …………あれぇ。

「……思ったより、疲れます、ねっ……!」

汗だくになったまま、地面を掘っては砂を外に出し。
掘っては外に出し。
汗だくになって、ぽたり、ぽたりと汗が落ちる。

思ったよりも体力を失う女は、ひとまず日陰へと逃げ込んで。
この仕事、まだまだ長く続きそうだ……。

ご案内:「浜辺」からマルレーネさんが去りました。