2022/07/26 のログ
ご案内:「浜辺」にシャンティさんが現れました。
■シャンティ > 「……そ、う。まだ……人、は……いな、い……わ、ね……?」
女の声が無人の浜辺に静かに響く。その声はどこか気怠い。
女は思い出す。
「……スワンプマン」
小さな声が風に運ばれて消えていく
「……考え、た……こと、は……あった、の……よ、ねぇ……」
人差し指を唇に当てる。
「心、まで……再現、は……でき、ない……けれ、どぉ…… 体、の……再現、まで、は……でき、る……」
ぽつぽつと、小さな声が紡がれていく
「けれ、ど……それ、では……人形、よ、ね……」
■シャンティ > 「首、の……すげ、かえ……な、ら……可能……? で、も……それ、は……単な、る……移植……ね」
小さく、吐息をつく
「それ、なら……魂、を……これ、は……調べ、ない、と……か、しら……ね」
さくり、さくり、と小さな音を立てて歩く
「な、ら……今、は……いい、わ。あと、は……そう、ね……いつ、もの……瞑想、でも……」
ふわり、と体が浮く
■シャンティ > 「エアー、スイム……も、どこ、かで……また、大会……する、か、しら……ね、ぇ……?」
ふわり、と浮いた女は中空でまるで椅子でもあるかのように座る。そこに、特に意味はない。ない、が……女にとってはそれは、どこか落ち着くのであった
「さ、て……今度、図書、室……に、いく、とし、て……今、は……どう、する、か、しら、ねぇ……」
人差し指を唇に当て、小首を傾げた
「空、を……泳ぐ、まで、は……難し、い……の、よ、ねぇ……」
■シャンティ > 「……ん」
ふと、思い出す
「相手……ね。そ、う……ね……そこ、も……すこ、し……考え、る……べき、かも……しれ、ない、わ、ねぇ…」
さくり、と砂が音を立てる。女の足が地についた音だ
「ふふ……まだ、やる、ことは、あり、そう、ねぇ……ふふ」
さく さく
小さな音を立てて女は浜辺をあとにした
ご案内:「浜辺」からシャンティさんが去りました。