2022/07/26 のログ
ご案内:「浜辺」にシャンティさんが現れました。
シャンティ > 「……そ、う。まだ……人、は……いな、い……わ、ね……?」

女の声が無人の浜辺に静かに響く。その声はどこか気怠い。
女は思い出す。


「……スワンプマン」


小さな声が風に運ばれて消えていく


「……考え、た……こと、は……あった、の……よ、ねぇ……」


人差し指を唇に当てる。


「心、まで……再現、は……でき、ない……けれ、どぉ…… 体、の……再現、まで、は……でき、る……」


ぽつぽつと、小さな声が紡がれていく


「けれ、ど……それ、では……人形、よ、ね……」

シャンティ > 「首、の……すげ、かえ……な、ら……可能……? で、も……それ、は……単な、る……移植……ね」

小さく、吐息をつく


「それ、なら……魂、を……これ、は……調べ、ない、と……か、しら……ね」


さくり、さくり、と小さな音を立てて歩く


「な、ら……今、は……いい、わ。あと、は……そう、ね……いつ、もの……瞑想、でも……」


ふわり、と体が浮く

シャンティ > 「エアー、スイム……も、どこ、かで……また、大会……する、か、しら……ね、ぇ……?」


ふわり、と浮いた女は中空でまるで椅子でもあるかのように座る。そこに、特に意味はない。ない、が……女にとってはそれは、どこか落ち着くのであった


「さ、て……今度、図書、室……に、いく、とし、て……今、は……どう、する、か、しら、ねぇ……」


人差し指を唇に当て、小首を傾げた


「空、を……泳ぐ、まで、は……難し、い……の、よ、ねぇ……」

シャンティ > 「……ん」

ふと、思い出す


「相手……ね。そ、う……ね……そこ、も……すこ、し……考え、る……べき、かも……しれ、ない、わ、ねぇ…」


さくり、と砂が音を立てる。女の足が地についた音だ


「ふふ……まだ、やる、ことは、あり、そう、ねぇ……ふふ」


さく さく


小さな音を立てて女は浜辺をあとにした

ご案内:「浜辺」からシャンティさんが去りました。