2021/11/15 のログ
ご案内:「常世神社」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
平日なので、お昼からの神楽舞をしまして。
いつも通りお汁粉を1杯頂きましてから、いざ、出陣です。
セーターワンピにカーディガンと軽い服装に着替えさせていただきましてから、
初穂料の他にお小遣いと神主さんから頂きます金券10枚。
これを大事に両手で胸の前で持って。つっかけを履くのです。

からりんころりんと、音を立てながら出店めぐり。
神社の階段を降りまして参道におりましたら、色々な催しやお店もありますけれど。
そっちまで行くと誘惑が多すぎます。
ですので、境内の出店巡り。
今日はまず何にしましょうか?

ぴよぴよ?

ヒヨコが沢山いるお店。
膝を揃えまして、ひよと目を向けあいます。
首を傾げさせる様子に、合わせてかくりと小首を傾げさせまして。
元気そうなひよこさんたちの頭を指の腹で順番に軽く撫でます。
ふわふわして気持ちいい指ざわり。
小さい時にはこんなに可愛いのに、なんで大きくなるとあんなに凶暴なのかしら?
知り合いの鶏さん、それはそれは暴れん坊なのです。
卵を頂く時には、穀物を捧げてご機嫌を取らないといけないほどです。

「ぴよぴよ?」

ひよこさんに尋ねてみますが、残念ながら美奈穂はひよこ語は判らないのです。
ひとしきりコミュニケーションをとってから、次のお店です。

幣美奈穂 >  
からりんころりんとさせながら、きょろきょろと。
あっ!
見つけたのに、からからりんっと少し急ぎ足。
平日ですが常世祭ともあって少し人が多めです。

「あのっ、小さいのくださいませ!」

甘い匂いが漂うお店。
そう、出店の定番、綿菓子です!
大は金券6枚もいりますが、小なら2枚です。
すぐに食べると伝えますと、その場で作ってくれます。
細くなった雨が、某に絡まり雲になっていく様子を目を輝かせてみるのです。

「わぁ~、ありがとうございます!」

小なのに、大き目に作ってくださり中サイズほど。
金券2枚と引き換えです。
それをまた大事そうに持って、頂くところを探す美奈穂です。
美奈穂、立ち食いとかなかなかできない子なのです。
開いている座れる場所を見つけますと、いそいそと。
腰を降ろしても、背筋がぴんっと伸びた綺麗な座り姿を見せます。
どこから頂きましょうか?
集中です。
指で千切ってお口の中に。
ゆっくり溶けていく幸せな味です。
頬を少し桜色に、花咲くような笑顔であむあむとする姿を見せるのです。

幣美奈穂 >  
指で千切っていただきますと、指先が少しべとべとになります。
体温高めな美奈穂です。
串をゴミ箱に入れに行き、ついでに指先を洗ってぬぐいましてから、
次の獲物を探します。
帰りの車が出るまでの間と、時間も限られているのです。
ハンターな心構えの美奈穂です。

2枚はいつも通りお飲み物にするつもり。
つまり、使えるのは残り6枚。
焼き鳥、たれの匂いに興味が注がれますが、ちょっと大人すぎる感じ。
あの周囲の人と一緒に頂く勇気はなかなか出ません。
おでん屋さんも同様です。
あっ!、焼き餅屋さんです!
醤油が焦げるいい匂いが致します。
からころと近づくのです――なんと、問題が。
磯辺焼きのお隣に五平餅・・!
これは難しい選択を迫られるようです。

磯辺焼き、1個なら金券1枚。
五平餅は1本で2枚です。
どっちにしましょうか、金券を両手で持ったまま、焼いているのを何度も見比べてしまいます。

幣美奈穂 >  
うぬぬっ・・。
真剣に悩みます。

「磯辺焼き、食べたいですけど・・たまには浮気して五平餅も・・。
 でもでも、やっぱり五平餅は重たいかも・・」

そんな悩む横で、見ていたお餅が売られていきます。
あ~~、というお顔でそれを追いかけてしまうのです。
そんな悩むこと10分あまり。
あまりにも真剣なお顔をして悩む様子から、金券2枚で五平餅におまけで磯辺焼きもついてくるとのこと!

「あわわっ、あ、あのっ。それでっ!」

合わせ商品に敗北です。
美奈穂、金券2枚を差し出します。

自然分解する使い捨てトレーに載せられたそれら。
トレーを持ったまま、頂く場所探しです。
是非とも熱いうちに頂きたい所存。
と、傍の席を空けて頂き、いそいそとその長椅子の端に座ります。
頂きますっ。
――ここはまず、やはり大きな五平餅から頂き、
途中で磯辺焼きで味変を楽しみ、そしてまた五平餅で〆る。
こういう方針で行きたいと思うのです。

五平餅だけでもお腹に重いと考えた過去の美奈穂、既に忘れ去られています。

幣美奈穂 >  
美奈穂的には頑張って大きめにお口をあけまして、はむり。
ほっぺを具くらませてあんむあんむとします。
潰したお米の感じが残っていて、それが甘じょっぱいたれと合わさります。
今度、冷えたお米で作って差し入れしてみてもいいかもしれません。
ごっくんとしましてから、次の一口をはむりっ。
お米は、これはTKG米でしょうか?
お口の中に集中してる美奈穂です。

半分頂きましたところで、トレーに五平餅を戻します。
・・ちょっとお腹をさすり。
今日は、神社に来て社務所で待ち時間におはぎを。
お昼ご飯は懐石弁当で、舞のあとにはおぜんざい1杯・・。
おやつがお腹に入るか心配になる感じです。

が、負けません!
いざっ!
と、しんなりしてる乗りにまかれた磯辺焼きをはむりっ。
そして引っ張るのです。
のびーんとなるお餅、中々に強敵です。

幣美奈穂 >  
負けません!
美奈穂は、既に4年も風紀委員をしているベテランさんなのですから!
急いでお口を動かして、徐々に伸びた部分もお口の中に。
男性なら2口や3口で終わりそうなサイズのお餅。
美奈穂は頑張ってお口を開けても4口や5口はかかります。

お餅がちぎれましたので、落ち着いてあむあむと味わいます。
お餅。
単体で頂くのでしたら、やっぱり砂糖醤油で海苔巻きが美奈穂的には一番でしょうか?
黄な粉や餡もいいのですけれど、砂糖醤油のが一番欲しくなる味です。
1月のお餅つき大会が楽しみです。

ふぅっ、結構おなかがパンパンです。
ですが、五平餅が半分まだ残っております!
しっかりと頂く所存な美奈穂です。

幣美奈穂 >  
・・お腹がぷっくりした気がします。
少し苦しい感じ。
トレーと串はまたごみ箱に。
おやつが入る用にするために、休む暇はありません。
動いて、お腹を減らしませんと。

ジュースのための金券2枚を残して、あとは4枚・・。
ふふふっ、少し悪いことをしてもいいかもしれません。
そう、遊興に使うのです。
たしかあっちに・・こっちでしたかしら?
うろうろと歩いて、目的のお店を探します。

あっ!、今日はこっちにあったのですわね!
目的のお店を探し出しました。
そう、ギャンブルをするのです!

金券1枚のものと、2枚のものがあります。
やってみるのは初めてですので、どきどきします。
いいのでしょうか?
金券をギャンブルに使ってしまって・・!
少しぶるってしまうのですが、ここは貯めたオトナ力を使う時です。

「2,2枚で1回しますわっ!」

ぎゅっと目を瞑って金券を差し出すのです。

幣美奈穂 >  
さて、あとは運を天に任せまして・・。
これを引っ張ればいいのですわよね?
お店の方に確認です。

そう、ここはギャンブルの出店。
紐くじのお店です。
紐の先に紙が付いていて、1等から10等まであるようです。
金券2枚で1回引けます紐くじで10等だと、大き目な飴玉だそうです。

こういうのは、どういう判断で選べばいいのでしょうか?
この紐はいい番号ですかしら?
指さしてお店の方に尋ねる美奈穂なのです。

幣美奈穂 >  
悩んだ末で、柏手を打って神様にお祈り。
そして、真剣にえいやっ!と、選んだ紐をためらわずに引くのです。
[1d10→3=3]
幣美奈穂 >  
引っ張った先についていた紙が、するるっと持ちあがります。
それを、蓋を開けたお店の方が取り出し、広げてくださいますと――。

3等!
結構いいのではないでしょうか?

200円くじの三等なら、ここの段のやつだねー、と示して頂けます。
・・あの、空飛んだりするやつとか、電気の奴は自然に除外。
美奈穂は電化製品とかと相性がとても悪いのです。
ですので、選ぶのは――。

「あれ、あれにしますわ」

背伸びして指さします。
これ?、違います、その横の横のです!
と、手に入れますのは着ぐるみパジャマです。
子供向けのハロウィン仮装の余り物感がびしばししますが、
それに気付ける美奈穂ではありません。
いいのが手に入りました!、とご機嫌です。
もしかしてギャンブラーな才能があるのかもしれないと、使ったはずのオトナ力が上がった気がします。

幣美奈穂 >  
ですが、なかなか緊張しました。
やはりギャンブルは性には合わないようです。
いくらギャンブラーな才能が自分にあってもです。

3等商品を抱えながら、残り2枚の使い道を探します。
あっ、七味屋さん!
いそいそ。
七味屋さんでは、お財布からお金を出します。
辛さ控えめな七味ブレンド。
麻の実やケシの実を少し多めの10種ブレンドです。
1000円分を購入です。
瓢箪型の容器は、お家にありますのでそこに入れます。

さて、それはともかく残り2枚。
金魚すくいや水風船すくいは、ダメそうなので除外です。
それでしたら・・と、目につけましたのは。
そう、これでしょうっ!

焼きトウモロコシである。
先ほど、お腹いっぱいになったのじゃないの?
というのを忘れまして、醤油の焦げる香ばしい匂いにふらふらと。
バターを乗せてますのも難い演出です。
座って、はぐはぐはぐっ!
綺麗に列を、歯でとっていくのです。
綺麗に食べます美奈穂、ごちそうさまでしたとごみ箱に。

幣美奈穂 >  
ふぅ、お腹いっぱいです・・。
んしょっ、とお腹が重いのですが、社務所に戻らなければなりません。
その前に、社務所近くのジュース屋さんに寄ります。
最後の2枚、これを使う時が・・!

頼みますのは、旬の常世蜜柑の100%ジュースです。
つぶつぶ入りなのがまた嬉しい逸品です!
こっくこっくと座っていただきましたから、社務所に戻ります。
今日のおやつはどら焼きです!
それもきちんと頂く美奈穂。
お腹がぽんぽこりんになった気分になりながら、
車で風紀委員会本庁まで送っていただくのでした。

ご案内:「常世神社」から幣美奈穂さんが去りました。