2022/11/20 のログ
ご案内:「異邦人街/修道院」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > ………ふぅ。
一呼吸ついて、小さな修道院に戻ってきたシスター。

まるで何も無かったかのような、ひっそりとした佇まいはそのままの修道院に、ただいま、と小さく呟いてみる。
それはちょびっと上滑りしているようで、なんとなくしっくりはこなかった。


金色の髪を長く伸ばした修道女。
それなり……結構……なかなかなボディラインをした彼女は、それを分厚い修道服で隠しながら、頬をぽりぽりと指でかいて。

こう見えて異世界からやってきた彼女。
奇跡的にも似たような価値観だったからか、彼女本来のコミュニケーション能力によるものか。
自然と此方の世界に馴染んできている修道女。


つい先日、理不尽な暴力を受けて入院していたが、なんとか復帰といったところである。

マルレーネ > お昼も過ぎた時間帯。
異邦人街は特別人通りが多い地区でも無ければ、こそこそと無人の修道院へ。

「あー………。」

自室の扉を開けば、そのままばふん、とベッドにうつ伏せに倒れ込んで、はー、っとため息をつく。
なんだかんだ、ここまで戻ってくるまで長かった。
どこまででも、何日でも野宿をしてきた彼女ではあるが、それでも自分のベッドは恋しくなる。

ちょっとだけ新品の匂いがする気がするけれど、それはそれ。