2020/07/04 のログ
ご案内:「宗教施設群-修道院」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > 「………んー。」

修道院に造られた、質素な手作りの懺悔室。
様々な人がやってくる。 本当にただ罪の懺悔をしたい人。
困ったことをただ愚痴に来る人、相談に来る人、解決方法を探す人。
異邦人としてこの島にやってきた、その孤独と戦う人、嘆く人、怒る人。

そんな修道院の中央で、ため息交じりに声を漏らす修道女が、ぽつんと一人。
しっかりフードを被ったまま、壊れた壁の破片を掃き集め。


先ほどまで、ちょっとだけ一悶着があったのだ。

マルレーネ > 異邦人にもいろいろだ。

ほとんどこちらの人々と姿も中身も同じもの。
姿は似ていても中の価値観などが全く異なるもの。
見た目からして異質なもの。
当然、世界が違えば「当たり前の姿」というものも違う。


彼女はそんな異邦人でありながら、同じ異邦人の相談役になっていた。

しかし、彼女を分類するなら、一番上。
姿も、おおよその価値観も共通している……言うなれば文化レベルが違うだけの、ほぼ同じ世界の住人と言ってもいい。



ついぞ先ほど、機械化されたカマキリのような見た目の異邦人から、「その見た目では俺の気持ちは分からない」と、激怒され、突き放されたところだ。

頭を殴られて気を失って、気が付いた時には相手の姿は無かった。

マルレーネ > いたいいたい。
頭も痛いが、心も痛い。


元の世界にも少数で身を寄せ合って生きていく民族はいた。
迫害を受けている民族もいた。
ただ、それは少数であってもその土地に根付き、文化があり、そして集団であった。

ここでは私もあの人も、ただ一人だ。


「私は恵まれている方なのだから、もうちょっと頑張らないと……」

頬をぺちん、と叩いて。
それでも目を閉じて、ゆっくりと息を吸い込んで吐き出す。
がんばれ、がんばれ。
胸の内で自分を応援しながら、折れた釘を拾い集め。

ご案内:「宗教施設群-修道院」にスピネルさんが現れました。
ご案内:「宗教施設群-修道院」に因幡幸子さんが現れました。
マルレーネ > というか異邦人のバリエーションが豊か過ぎて、"異邦人"とひとくくりにするのが無理があるっていうか。
思わず本音の愚痴がぽろりぽろり。

「いや確かに耐えますけど首折れたらどーしてくれるんですかね。」

いたた、と首を押さえて顔をしかめる。
鎌の刃部分を向けなかったのが唯一の優しさなのだろうが、それでも鈍器なんですよ………

「骨へこんでないですよね……」

頭にそっと触れれば、ズキリ、と痛んで顔をしかめる。

ご案内:「宗教施設群-修道院」から因幡幸子さんが去りました。
スピネル > 「ほう、こっちにもこんな宗教施設があったのか。」

修道院を堂々と歩き回るスピネル。
吸血鬼は一般的に十字架の類に弱いと言われているが、彼のように特定の宗教を信奉していないタイプには
何の効果もないのだ。
「高貴な存在は何も懺悔することなどないのだ!」 とは彼の弁である。

スピネルは修道院の中に足を踏み入れると、飛び散った長椅子や
叩き壊された机などを眼にする。

そして、壊れた壁の穴の向こうで何やら作業中の修道女に声を掛ける。

「大丈夫か、お主。 どうやら今しがた誰かが暴れまわった後の様だが。
この辺りはそんなに物騒なのか?」

金色の髪の少年は腰を屈め、足元に落ちている木くずを拾っている。

マルレーネ > 「……っと。」

ぴくりと肩が揺れれば、視線をちらりと向けて慌ててフードをきゅ、っと引っ張って被り直し。

「いやいや、大丈夫ですよ。
 ちょっと足を滑らせて転んでしまいまして、そのまま頭から壁に突っ込んだら壁も壊れてまあ大変、という。」

あはは、っと明るく笑いながらやってくるシスターは、ひょい、と膝を折って視線を合わせて。

「はい、ありがとうね。
 それで、相談ですか? それとも何か悩みでも? …もちろん、ただ見に来た、も歓迎しますよ。ちょっとだけ汚いですが、掃除もすぐにしますからね。」

口調が子供相手のそれに変われば、当然物腰も穏やか。
優しく、相手の話を聞き出そうとする。

スピネル > 「なるほどな。」

スピネルは口元に笑みが浮かびそうになるのを堪え、静かに頷いた。
明らかにそうとは思えない状況だが、相手がそう口にする以上掘り下げないのが肝要だと思ったようである。

「う、うむ…そうだな……。」

紅い瞳の少年は子供扱いされていることを自覚し、一瞬口ごもる。
そうだったな、宗教施設は悩み事を持ち込む人間が多かった気がする。

ならば何か相談を持ち掛けるのが良いだろう。そうだ、とっておきのがあったではないか。

「うむ、我の悩み事だ。 心して聞くがよい。」

スピネルは拾った木くずの類を足元の一か所に集めてから、両腕を胸元で組んで見せる。
仰々しく頭の角度を変えて。

「我は見ての通り、大変高貴なヴァンパイアなのだが。こっちの世界の人間我の偉大さをまるで理解せん。
いや、一部は我の偉大さを理解した者も居るのだが。それ以外はまるで我を痛い奴とでも言いたげな目をみせるではないか。
これはどういうことだ。」

いきなりこんな相談を持ち掛けられては頭を抱える人もおられるだろうが、スピネルは本気である。

マルレーネ > 「………なるほど?」

相手の言葉に、少しだけ目を瞬かせて思案顔。
フードをもう一度被り直しつつ、んーーー、っと僅かに唸り、顎に手を当てて考える。
何度もフードをかぶり直すのは、包帯で応急処置をしたばかりの頭を隠すため。
血の匂いなどは、よっぽどでなければ分からないだろうが。

「………ではまあ、こちらにどうぞ。
 まずはお茶でもお持ちしますね。」

とりあえず、と椅子へ案内しつつ、相手の様子をうかがう。
吸血鬼らしさは、………今のところあんまり感じ取れないかもしれない。

本物か偽物か、少し返答に悩みつつ、紅茶でも淹れてきましょう、と。

スピネル > どうだ、とばかりに胸を張る。ひょっとしたら鼻息も荒かったかもしれない。
実の所、相手がフードをしきりに被りなおしている時点で顔に怪我でもしたかと推察はついていた。
しかし、自らは頑丈な肉体を持つ代わりに他者を癒してあげる術を持っておらず。
歯がゆい思いをするだけなので明かされるまで触れることはないだろう。

「よもや、疑っておるのではないだろうな。我は大層高貴な吸血鬼であるぞ。」

椅子に案内されると、両手を握っては膝の上に載せて大人しく座る。
こっちに来て初めて、人が用意してくれる飲み物に触れることになる為気分がソワソワ。

まだかまだかと、待ち遠しそうに茶葉の香りがする方を覗いていた。

マルレーネ > 「まさかまさか。
 私は他の世界から来た人間、……しかも、ちゃんとヴァンパイアも実在している世界から来ていますから。」

穏やかに微笑みながらミルクと砂糖を後から追加できるようにした紅茶を、ことん、と机の上に並べて。
さて、と向かい側に座り直す。

「ただ。」

一息ついてから、自分のカップにミルクを一つ入れまして。

「………こちらの世界では、存在はあまり見られないようです。
 海を知らぬ人間は津波を恐れず、山を知らぬ人間は崖崩れを恐れません。

 真なる高貴を知らぬのならば、理解が及ばぬのもまた道理。」

ふっふっふ、貴族の無理難題に応えてきた甲斐があったというもの。
言葉を紡ぎながら、相手を刺激せぬよう………。

スピネル > 「ほう、ここに暮らしているだけあってお主も異邦人とか言う存在か。
話しが分かる相手が居て良かったぞ。」

出されたカップを手に取り、口を付ける前に香りを楽しむ。
数十年以上の時を超えて嗅いだ紅茶の香りはスピネルの気持ちを落ち着かせる。

相手がミルクを入れている間に一口。
何も入れずとも紅茶は楽しめる方だった。

「そのようであるな。我ほどの存在が本気を出せばこの街のゴロツキを制圧するなど容易いのだが。
それでは人々の信認を得られまい。 やはり、我の偉大さを人々に知らしめる必要がある。
そうだな…具体的には人々が我なしに暮らせないようなことを出来ればいいのだが。
お主、何かいい案はないか?」

少年ながら、かつては偉大な貴族であったスピネルは所謂煽ての類に大層弱い。
今も相手が慎重に言葉を選んでいることに気を良くして、すっかり舌が滑らかになっている。
相談内容は人々に認められる存在になりたいと言った、どちらかと言うと子供じみたもの。

マルレーネ > 「……そうですね、異邦人です。
 この世界の人間とほとんど変わらないのだから、あまり気にすることもないとは思いますけどね。」

あはは、と少しばかり笑顔を向けて。 本音はともかく、過ごしやすい立場だとは自覚している。
紅茶を飲まないまま、相手の言葉に耳を傾けて。

「………いい案。
 いや、いい案と言われても。私普通の修道女ですよ?
 そうですね………。」

うーん、と唸る。

「この世界全てを変えることが難しいならば、この世界の価値観で「すごい」と思われることをするしかないでしょう。
 例えばここは学園ですから、学園で成績1番を取るとか……。
 模擬戦で圧倒するとか……。
 お金をたくさん使う人になって、経済面からいないと困る、という人になるとか。」

なんとかかんとか、案をひねり出すシスター。

スピネル > 「それは我も驚いたぞ。何せ、我の居た世界とこの世界の人間は何ら姿形が変わらんのだからな。」

紅茶が僅かに減ったカップを机に置きながら、片方の手を縦に振っている。
興奮のあまり、無意識的に出た仕草なのだろう。

「修道女は困った者達を導くのだろう?
我は今、ひじょ~~~~~~~~~~~~~~~~~に困っているのだぞ。」

御大層な態度といい、小さいながらクレーマーのような状態になっているスピネル。

「つまり、この島を支配する学園に馴染むしかないと言う訳だな?
実にいい案だ。 早速実行に移すとしよう!
ただ、一つ問題がある。」

ピっと指を立てて見せる。

「異邦人がどうやって学園に入るのだ?」

マルレーネ > うんうん、と頷いて同意をしながら、僅かに微笑む。
本当に吸血鬼なのかなあ、なんていう思いはふわふわと浮かぶが、ここで疑って怒り出しても大変だ。
なにより本物だったら普通に死ぬ。 いやー神よ、試練のバリエーションが豊か過ぎますよね?

「それはそれ。
 異邦人に聞くのではなく、学校側にちゃんと聞きに行く方がよろしいのでは?」

私も来てそんなに経ってないですよ? と付け加えながら、んー、っと唸る。

「それでも、まあ、知ってもらうまでは一度我慢して、一番下から始めなければいけませんけどね。
 学年も一番下ですし……、学生であれば、先生に対してはちゃんと言うことを聞かねばなりません。
 生まれも何も、他の世界の話ですから聞いてもらえませんしね?」

少しばかり苦笑をしながら、ぺろ、と舌を出して笑って。
まあ、この少年がこのままの態度で学園に向かったところで、問題になるのは目に見えている。
その覚悟があるなら学校もアリだろう、とは思うが。

スピネル > スピネルは時々だが、鋭い反応を示すことがある。
相手の包み込む様な柔らかい笑顔に、こっちが吸血鬼だと思われていないのでは?と疑問も浮かぶ。
何せ元の世界では人々が恐れ平伏したのである。だからと言ってわざわざ怖がらせることはしない。
高貴な者は寛容なのである。

「学校か…行った事がないからな。」

島の中央に連なる巨大な建物であること、この島を支配していることは知っていた。
ただ、身分証を持たない状態では入れないことから今までは近づけず。

「我に下からコツコツやれと? お主、そこをなんとかならんか?
我がそんな状況で上手くやれる場面が想像できんだろう。」

自分が癖のある性格だと、多少は自覚しているスピネル。
眉をハの字に曲げ、困り顔である。

マルレーネ > 「私も学園に関しては、全容は全くつかめていません。というより、私の場合はむしろこの世界で生きていくための基盤がまだまだ。」

とほほ。なんとか生きていくだけのことはできているが、余裕があるわけでもない。
敬虔であることもこの世界では当然意味が無いし、今までの教義や貢献もまた同じ。
何もかも失って、今は懸命に日々を生きるのみ。

「ここは相談に乗るところではありますが、何でも解決とはいきませんからねえ……。」

んー、っと唸りながら顎に手を当てて。

「何より、威容や権勢というものは、その文化や積み重ねが見えるから起こるものなんですよね。
 私たちはもうこの世界に来て、それらが全部0になってしまいました。
 ですから、そこを一発で変える方法というのは、それこそ元の世界に戻る方法を見つける、くらいしか。

 ああ、でも、そういうものが見つかったなら、一気に名を挙げて誰もが頼る可能性はあるかもしれませんね?」

現に、私も頼るかもしれませんし。

スピネル > 「元の世界か……。」

スピネルにとって頭の痛い話題がやってくる。元の世界に戻った所で恐らくこの少年に居場所は無かったのだ。
既に家は崩壊しており、戻った所で彼を慕う者は誰一人としていない。
スピネルは再び腕を組んでは、唇を尖らせている。
どうやら、腹を括ってこっちの世界でやっていくしかないようだ。それも己が納得いくやり方で。

「まあ、今後の事はじっくり考えてみるとしよう。
お主のおかげで多少は楽になった。皆がここを訪れる理由が分かったと言うものだ。

ところでな…。」

少年は椅子に座ったまま、相手の顔を下から覗き込む。

「お主こそ、話を聞けば一人の様ではないか。
この我で良ければ力になってやるぞ?」

同じく異界からやってきた独り者として、少年は修道女に興味を持った。
もっとも、こんな悩みを相談しに来る子供に悩みを打ち明けるかどうかは分からないが。

マルレーネ > 「そうです? ……いやまあ、話を聞かせてもらうだけ、ということも多いものですが。
 話を聞かせてもらうだけでも、ほんの少しだけでも満足できるなら。」

少しばかりほっとした様子で目を細めながらも、相手の申し出に目を二度、ぱちぱちと瞬かせて。

「私はもともと、前の世界でも一人旅でしたから、あんまり気にはならないんですよ。
 まあ、……信じている神が私の内にしかない、というのは、若干辛く感じる時もありますけれども。

 それに、ここに住んでいる人とほとんど変わらぬ見た目のおかげで、こうやって話して頂けることも多いですからね。
 寂しいだとか辛いだとか大変だとか、まあ、………思わなくもないですけど。
 でも、きっと神はどこかで見ていてくれる、はずですからね。」

おおよそ本音に、少しだけ強がりを混ぜて。
ビターな大人のそぶりをしながら、どこかほんのり甘い部分のある言葉。

スピネル > 「我の場合はお主と話をすることで色々と整理されたな。
高貴な我でもやはり一人はなかなか辛いようだ。」

残りのカップのお茶を飲み干す。適度に温くなっていたので一気に空にしてしまう。
おかわり!と口から出そうになってしまうのを我慢した。

「我はどちらかと言うお主らの信仰に反する存在であるから何とも言えんが。
やはり、元の世界に居た時は神の存在を感じていたものなのか?
ああ、そろそろ我がちゃんと吸血鬼である証左を見せねばな。」

少年は話の途中で両手の親指を口の端に入れ。
あんぐりと口の中を見せると、白い歯が並ぶ中に少し大きな犬歯が二つ。
吸血鬼として言われている牙にしては少し小さい。

「この街は異邦人が多いのだろう?お主のような性格なら仲間だと幾らでも出来るだろう。
そうだな、我で良ければ今後時間があった時に差し入れを持って来てやろう。
何が欲しい? そうだ、良かったら名前も教えてくれ。」

本音を語ってくれた修道女に気を良くしている少年。
コロコロと表情が切り替わり、今は子供らしい笑みを湛えていた。

マルレーネ > 「感じていたというわけでもありませんし、私如きが感じられるものでもありませんが………。
 それでも、そこには歴史がありました。
 多くの仲間が、一つのことを信じて、話し合って、思いを深めて。
 たくさんの書物がそれを肉付けして。

 ……今は、私のここにしかありません。」

胸を抑えれば、少しだけ表情を曇らせながら微笑んで。

「………証左って。」

思わず身構える。
何かしらの恐ろしい奇跡が起こるのではないか、なんて身構えたところで、めっちゃ普通に見せられてジト目になってしまう。

「いやいや、それだけだと獣人系の人みんな牙ありますよね。」

流石にそれはツッコミを入れた。

「そう、でもないんですよね。 なかなか難しいものです。
 多くの人が、多くの文化が集まっていますから、まとまるということは本当に難しいものでして。」

苦笑を浮かべながらフードを取れば、包帯ぐるぐる巻きの頭が出てくる。ちょっと赤く滲んだままの恰好で、このありさまです、なんて呟き。

「私はマルレーネ。 マリーでも何でも構いませんよ。
 差し入れですかー。 食べるものが常に足りませんから食べるものですかね?
 あはは、でもこれは内緒にしといてくださいね。」

なんて、人差し指を立てて、ぺろ、と舌を出してウィンク一つ。

スピネル > 「神と言うのはそのように面倒くさいものなのか?我のような存在の方が余程分かりやすく恩恵を授けていたぞ。
しかし、お主の信仰していた神とやらは随分と恵まれていたのだな。お主らのような素晴らしい信徒が多数いたわけだ。
そして今もこのような異界の地で信仰を続けている。」

抑揚に足を組んで見せたりする少年。
相手の曇った表情を直視することが心苦しかった。

「どうだ? 見るからに恐ろしいだろう。」

口の端を限界まで伸ばし、牙を見せつける。スピネルの頭の中ではそろそろ相手が震える姿を見れる頃と思っていたのだが。

「な、我が獣人だと言うのか。
ならば!」

口の端を掴んだままムっとした顔を見せると、一瞬でコウモリの群れに化けてしまう。
そしてまた、人の姿を取ると椅子に座りなおし。

「これで分かったか? まさかコウモリの獣人だとか言うまいな。」

ブロンドの前髪を摘み、決まったと言わんばかりの表情を見せていた。

「随分と酷い怪我をしているではないか。
ここで話を聞くにしてももう少し頑丈な壁を用意した方がいいのではないか?
お主には悪いが、我には人間を癒す術を持っておらん。 見かけたら連れて来てやろう。」

頬に多少怪我をしているかと思っていた少年は目を見開き、口を開いてしまう。
痛々しい姿はなかなかに衝撃的だった。

「食べものは次の機会にちゃんと持ってきてやろう。
それより、この建物をしっかりと補強する方が先ではないか?
転移荒野で材料になるような物を今度拾ってきてやる。

ああ、我は誰にも口走ることは無いから安心しろ。
今はそんな相手もおらんからな。 フハハハハ!」

何故か得意げである。