2020/09/25 のログ
ご案内:「宗教施設群-修道院」にマルレーネさんが現れました。
■マルレーネ >
「………………。」
はー、っと溜息が溢れんばかりに出てくる。溢れんばかり。
彼女のホームであった修道院であるが、なんかこう、うん。
いつの間にかホーム感が無くなっていた。
むしろ、こう、なんていうか、他人の家感……?
「すごく綺麗になっている………。」
なぜか長椅子が少しだけズラされて、まるでダンスホールみたいになっているのは違和感はあるが、それはまあ、それ。
「………懺悔室も綺麗になっている…………。」
すっかり元気になった修道女。
今日も今日とて、外には「懺悔・相談・愚痴・不平不満、何でもお聞きします」の札を立てかけて。
■マルレーネ >
こほん。
「……まあ、綺麗になったということで、良しとしましょう。」
いろいろといわくつきのペンデュラムネックレスを首から下げて、嘆息しながらも許容する。
根っこが大雑把なシスター。
多少誰かが入り込んでいても、まあいいか、と流す。
その大雑把さこそが、彼女のいいところでもあり悪いところでもある。
「………とはいえ。」
マトモな相談に来る人が、ちょっと減った気がする。
■マルレーネ >
「ダンスを教えてほしいとか。
笑顔で写真に写ってほしいとか。
お話をただ聞いてほしいとか。」
これは、近隣に住んでいるマダムが多い。
マダム人気が高い人が最近いたらしい。
いたらしい。
■マルレーネ >
様子を見に来ました、って警官もたくさんきました。
まともな相談が無い。
「…………いやまあ、そんなに悩む人が少ないのはいいことではあるんですけどね。」
とほほ、遠い目をする。
神の試練は変化球ばっかりですね。
「まあ、そういうことなら、土弄りでもしますかね………」
ご案内:「宗教施設群-修道院」からマルレーネさんが去りました。