2020/09/25 のログ
ご案内:「宗教施設群-修道院」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ >  
「………………。」

はー、っと溜息が溢れんばかりに出てくる。溢れんばかり。
彼女のホームであった修道院であるが、なんかこう、うん。
いつの間にかホーム感が無くなっていた。
むしろ、こう、なんていうか、他人の家感……?

「すごく綺麗になっている………。」

なぜか長椅子が少しだけズラされて、まるでダンスホールみたいになっているのは違和感はあるが、それはまあ、それ。

「………懺悔室も綺麗になっている…………。」

すっかり元気になった修道女。
今日も今日とて、外には「懺悔・相談・愚痴・不平不満、何でもお聞きします」の札を立てかけて。
 

マルレーネ >  
こほん。

「……まあ、綺麗になったということで、良しとしましょう。」

いろいろといわくつきのペンデュラムネックレスを首から下げて、嘆息しながらも許容する。
根っこが大雑把なシスター。
多少誰かが入り込んでいても、まあいいか、と流す。
その大雑把さこそが、彼女のいいところでもあり悪いところでもある。


「………とはいえ。」

マトモな相談に来る人が、ちょっと減った気がする。
 

マルレーネ >  
「ダンスを教えてほしいとか。
 笑顔で写真に写ってほしいとか。
 お話をただ聞いてほしいとか。」

これは、近隣に住んでいるマダムが多い。
マダム人気が高い人が最近いたらしい。
いたらしい。
 

マルレーネ >  
様子を見に来ました、って警官もたくさんきました。
まともな相談が無い。

「…………いやまあ、そんなに悩む人が少ないのはいいことではあるんですけどね。」

とほほ、遠い目をする。
神の試練は変化球ばっかりですね。

「まあ、そういうことなら、土弄りでもしますかね………」
 

ご案内:「宗教施設群-修道院」からマルレーネさんが去りました。