2020/10/14 のログ
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」にライム・来夢さんが現れました。
■ライム・来夢 > 常世渋谷にはいくつもの「都市伝説」がある。
そのうちの一つに「裏常世渋谷」と呼ばれるものがあり………
伝説の中では最もメジャーと言ってもいいだろう。
「街に呑まれる」と呼ばれる失踪事件は度々起こる。
犯罪に巻き込まれた、家出した、失踪した、島から逃げた。
理由は様々であろうが。
「生きていてほしい」と願う人は、たくさんいた。
たくさんの願いがこの場所に溜まって。留まって、濁って。
彼女になった。
■ライム・来夢 > ここは危険だと思った。
この渋谷も、歓楽街も、落第街もすべて。
だから、救わねばならない。守らねばならない。
心の底からそう思っている女。
今日は二人「助けた」。
ほっこりとしながら、ほかに助けられそうな子を探す女性。
「………この近くで一人で歩いていると、危ないよ?」
そうやって、また一人の人間に背中から声をかける。
■ライム・来夢 > 「ええ、こっちこっち。 安全な場所に案内してあげるからね。」
穏やかに微笑んで、そっと子供の手を握る。
安全な、とても安全なところへ。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」からライム・来夢さんが去りました。