2021/01/06 のログ
雪景勇成 > ちなみに、同僚からの評価は――…

『アイツやり過ぎだろう、馬鹿じゃないのか?』

『普通にこっちも巻き添え食う所だったぞ!』

『と、いうか死体回収ちゃっかり押し付けんなや!!』

と、それは素晴らしいものであった。まぁ仕事が終われば定時に帰るようなタイプだからしょうがない。
あと、やり過ぎというがボスに比べたら可愛いものだろう。そもそも細かい配慮を俺に期待されても困る。

「……はぁ。でも連中ときっちり連携取ったりフォローしないと仕事になんねーしな…。」

人間関係は面倒臭い。うんざりしたように吐息を一つ零す。気が付けば黒街の外れ――すぐ向こうはもう落第街だ。

雪景勇成 > 「………あーーこっちまで来てたか。まぁ、いいや。」

そのまま、回れ右をして気だるそうに歩き出す。落第街に今は用向きも無い。

――そうして、歯車たる無骨な刀剣使いは緊張感も警戒心も無いまま、マイペースに歩き去るのだ。

ご案内:「常世渋谷 黒街(ブラック・ストリート)」から雪景勇成さんが去りました。