2021/01/06 のログ
■雪景勇成 > ちなみに、同僚からの評価は――…
『アイツやり過ぎだろう、馬鹿じゃないのか?』
『普通にこっちも巻き添え食う所だったぞ!』
『と、いうか死体回収ちゃっかり押し付けんなや!!』
と、それは素晴らしいものであった。まぁ仕事が終われば定時に帰るようなタイプだからしょうがない。
あと、やり過ぎというがボスに比べたら可愛いものだろう。そもそも細かい配慮を俺に期待されても困る。
「……はぁ。でも連中ときっちり連携取ったりフォローしないと仕事になんねーしな…。」
人間関係は面倒臭い。うんざりしたように吐息を一つ零す。気が付けば黒街の外れ――すぐ向こうはもう落第街だ。
■雪景勇成 > 「………あーーこっちまで来てたか。まぁ、いいや。」
そのまま、回れ右をして気だるそうに歩き出す。落第街に今は用向きも無い。
――そうして、歯車たる無骨な刀剣使いは緊張感も警戒心も無いまま、マイペースに歩き去るのだ。
ご案内:「常世渋谷 黒街(ブラック・ストリート)」から雪景勇成さんが去りました。