2021/12/11 のログ
■蘇芳 那由他 > しかし、あまりこれを持ってウロウロしていると何時か確実に職務質問されそうな気もする。
とはいえ、なるべく持ち歩いていたい…矢張り、解決策としては袋に入れて携行するべきだろうか。
「……そういえば…アルバイトも探さないと…。」
住居は寮に入ることになったからまだいいが、生活に必要な日用雑貨や食材は自分で確保しなければ。
手持ちの金なんて殆ど無いに等しいので、ある程度ここの生活に慣れてきたらアルバイトを探そう。
「……まぁ、僕にどういうアルバイトが向いているか分からないんだけど。」
何か特段、優れた技能や資格を持っている訳でもないし。
記憶が無いから対人関係の距離感や接客態度もよく分からないし。
けれど、記憶が無くても人並みに生活出来る機会なのだから、何事も挑戦だろう。
…さて、すっかり頭の隅に追いやって考えないようにしていたが…現在地がやっぱり分からない。
完全に迷子状態で、賑やかな雑踏の中を歩く…土地勘も無いから本当に困った。
■蘇芳 那由他 > ――結局、偶然辿り着いた風紀委員会の常世分署にて道を尋ねる羽目になり。
何だかんだと無事に寮の自室までは戻れた――筈である。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」から蘇芳 那由他さんが去りました。