2020/08/07 のログ
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」に日下 葵さんが現れました。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」から日下 葵さんが去りました。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」に阿須賀 冬織さんが現れました。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」に白亜 愛さんが現れました。
■阿須賀 冬織 > 今日の行程を考える。おっけー、場所も覚えているし多分大丈夫。
……人多いし、こっちじゃなくて向こうの方の駅で待ち合わせするべきだっただろうか
なんて考えながら、忠犬ロク公の前で待ち人を待つ。
■白亜 愛 > 「んぶぇぇぇ」
学生街や異邦人街しか行き来してないため、ここには初めてきた。めっちゃ人いる。耳が痛い。
こんなん迷子になっちゃう。
既に一回流されているので半泣きである。
「びゃぁ……お゛ぅ」
必死に忠犬ロク公の像を目指して歩いている。迷子の小学生ではない。
■阿須賀 冬織 > 慣れないファッション雑誌を見ながらとりあえずここで浮かないようにお洒落をしてみた。
……浮いてない……よな?
「あ、おーい! って、……大丈夫か?
……ごめん、待ち合わせ場所ミスったな。」
……待っていると、こちらに歩いてくる彼女の姿が見えた。
大丈夫か、なんて言ったけど大丈夫じゃなさそうだ。
どうしよう、とりあえず落ち着かせないと……。
そう思って彼女の背中を擦ろうと手を伸ばしてみる。
■白亜 愛 > 「まるで人間がゴミ……ぉ」
ワンちゃんの像が見えた。
その近くには、よく見知った顔があって。
本日の待ち人。
「ぉぉお゛お゛あ゛あ゛会えたあ゛!!」
垂れ下がった尻尾が持ちあがるかのようなテンションの変化。
背中は大人しく撫でられているだろう。
「へへへへ。今日は、よろしくおねがいし、ます」
この辺は全くわからないので後ろをついていくこと前提のスタイルであった。
■阿須賀 冬織 > 「おう、こっちもよろしくな。一応店は調べておいたけど、気になるのあったら言ってくれたらいいからな。
……んで、とりあえず服買いに行くってことでいいんだよな? ……まあ、いまでも十分にあってるけど。」
こちらを見てテンションが上がった彼女に嬉しくなる。
ずっと撫でていたいなと思うが、今日の用事は撫でる事じゃないのでほどほどのところでやめておく。
最後の方はボソっと呟いたので聞こえただろうか。
「……夏祭りの時みたいに繋いどくか?」
人だかりを理由にこの前の時のように手を繋ぐかと聞いてみる。
■白亜 愛 > 「ハイ!!迷子になる自信しかない゛でず!!」
潔く、勢いよく手を出す。
人混みに余程手こずったらしい。
「似合うかはともかく、どんな洋服があるか、へへへ。楽しみです。へへ」
似合うという単語は聞こえていたらしい。が、全く気にしていない。
■阿須賀 冬織 > 「ん、鞄とか一応気を付けとけよ。」
差し出された手を握る。結構大胆なことしてるよなー俺。
あと、歓楽街なので一応注意だけしておく。多分場所的に大丈夫だとは思うが。
「その、女子の服は正直わかんねーからあんまり選ぶのは手伝えねーけどな……。」
一応雑誌を開いたが日本語ではなかったのであきらめた。感想を言うくらいしか役にたてなさそうだ。
……全部可愛い、似合ってるになる気がするけど。
■白亜 愛 > 「はいー。へへ。
時間はかからないようにします」
手をにぎにぎ。
……そういえばお父さんとかこんな感じだった気がする。
「そういえば、まず行くのはどんなところです?」
警戒心もなくきょろきょろ。何もかもが新鮮。
■阿須賀 冬織 > 繋いだ手が何度かにぎにぎと握られる。そのたびに今手を繋いでるんだということを認識させられてドキドキする。
「ん、えーっと買いたいって言ってたから水着置いてる店。
可愛い系を中心に結構幅広くそろえてるらしい。……これ説明になってるか?」
前に教えてもらった店だ。名前は確かSALA。海外のファストファッションブランドらしい。
一応自分でも調べたところお値段は安いわけではないが質はその分申し分ない……らしい。
正直男子には詳しくわからない。説明読んでいるだけで飛び出す大量の横文字にパンクしかけた。
そうやって説明になってるかよくわから説明をしながら、駅からすぐの場所なのであまり歩くことなく到着した。
……服買うときなんて近くのユニク〇なんかしか行かないのですでに入り口から漂うお洒落オーラに圧倒される。
■白亜 愛 > 「大丈夫ですっ、わ゛ぁ……これが渋谷……」
商店街の洋服屋で済ませてる私には未開の地。
圧倒的オサレ感。勝てるのか。
「……って、い゛い゛入口にいいたら迷惑で、すよね!?
はっは入りましょうか!」
目的を思い出して、慌てて手を引っ張り中に入ろうと。
■阿須賀 冬織 > 「あっ。あああ、そうだな……わりー、ちょっとぼーっとしてた。
ふぅ。……よし、入るか。」
圧倒的なオサレにしばし茫然と立ち尽くすが、白亜の言う通り立っていたままだと迷惑だ。
軽く引っ張られた手に気が付き、意を決して中に足を踏み入れる。
……まるでラスボスかのような雰囲気だがファストファッションってことは精々中ボスなのか……?やべえ常世渋谷やべえ。
内装もまたオサレの一言だ。変にゴテゴテしているのではなくスタイリッシュとでもいうべきだろうか。
床も壁も白色だがまぶしいということはなく寧ろどこか落ち着いた雰囲気で、
見やすく、綺麗に並べられた服からは質の良さが感じられた。
■白亜 愛 > 「魔境……魔境じゃぁ……!!
あっああ阿須賀さん離れないでくださいね!一人はきっついです!!」
ここで怖気づくのはもったいない。でも一人は逃げてしまいそう。
手を握るというか腕を抱きしめるような形で必死に前に進む。
「……あ、これかわいい。サイズは、え゛ぇと。
ん゛ん……阿須賀さんはこのワンピースとセパレートの、どっちがいいと思います?」
目を惹かれるものがあれば時々止まり、サイズを確認してちょっとずつ選んでいく。
胸の部分にデフォルメされたウサギが描かれているもので、タイプが違うものがあったらしい。
■阿須賀 冬織 > 「はうわっ!? はっ、離れねーからちょっと近い近いって! あと声もうちょっと抑えて抑えて……。」
腕を抱きしめられて驚く。やばいやばい、俺的にはちょっと手をつなぐのでも結構大胆だったんだけどー!
この姿勢だと遅れるとどっちかがこけそうになるので顔を真っ赤にしながら歩調を合わせて彼女についていく。
おかげでオサレによる威圧感は感じなくなった。もっと別の圧倒的な感情が上書きしているだけだが。
「……どっちも……いや、うーん…………ワンピースの方かな?
俺的には、その……多分可愛いほうが似合ってると思うから……。」
全肯定BOTになりそうになるが、流石にここで何も選択しなければ一緒に来ている意味がない。
しばらく迷い、こっちの方が可愛い(し着ているのを見たい)と思ったのでワンピースの方を空いている腕の指でさす。
……今度誘うのは海かプールかなあ。
■白亜 愛 > 「なるほど!じゃぁこっちにしよう……これもいいなぁ」
近くにあった買い物籠に水着を入れ、他にも何着か選ぶ。
選んでいるうちに緊張が解けてきた。
「……よし、大分選んだし試着室で気心地を確認して買っちゃいますね。へへ。退屈かもだけど、もう少し待ってください……!!」
試着室を探し、見つければ彼に頭を下げて中に入っていく。
■阿須賀 冬織 > 何着か選んでいるとだんだん慣れてきたようだ。
こっちもこの体勢に慣れてきた。……嘘、やっぱりまだドキドキする。
「んん、了解。……別に退屈じゃねーし、急がなくて大丈夫だからな。」
試着室の近くに置いてある椅子に腰かけて彼女が着替え終わるのを待つ。
子供の頃に親と服を買いに行ったときは、自分の試着時間ですら退屈で仕方がなかったが、
今はこの待ち時間ですら楽しい。絶対にどれも似合っていると思うが、その中でもどれが一番いいだろうか……。