2019/02/16 のログ
ご案内:「酒場「崑崙」」にジャムさんが現れました。
ジャム > 「ふゎあああああああっ!試験終わったぁああああああ!」

バーカウンターで全力伸びをし、歓楽街じゅうに響くよな声上げてる異邦人が居た。
獣耳も尻尾も余さず伸び切ると、試験からの開放感を全身で表現する。
割と落ち着いた雰囲気のダイニングバーでは目立つ行為であるが、今日はそれぐらいはしゃいだっていいような空気がある。

「まるで100万年の封印から解放された魔王になった気分!
飲まずにいられないよー!
――んーーーっ!美味しいぃいいい!
お代わりくださーい!」

ぐびびびびっ、と盛大に汗かいた冷たいジョッキを傾けるとぎゅーっと瞳閉じて幸せそう。
ちなみに飲んでいるのはノンアルコルのペプシコーラである。
場酔いで頬赤くしながら、忘年会のビール生ジョッキ大みたいな勢いでおかわり注文し。

ジャム > 「今日ぐらい贅沢してもいいよねー。えへー。
ええっと……。マルゲリータピザとー、チキンと、クリームパスタと……あとー、それから……!」

まだ結果も出てないのに自分にご褒美あげちゃう異邦人。
メニューのブックレットを手にすると店員さんへ告げる注文もうきうき。

バーを後にする頃には美味しいご飯に肌もつやつや、すっかり満腹の幸せ顔。
その分おさいふは寂しくなっちゃったから、明日からバイトがんばろー、と鼻歌交じりの帰路であった――。

ご案内:「酒場「崑崙」」からジャムさんが去りました。