2019/03/17 のログ
■ルギウス > 慌てる様子を笑いながら眺めている。
「そんなに嫌がられたらちょっと悲しいですよ?」
笑っているので冗談と丸分かりだが、それくらいがきっと丁度いいと判断。
あまりからかいすぎるのもよくないと思い。
「では、ニコラスさん。
タピオカドリンクをいただきましょうか」
太目のストローを咥えてドリンクを飲む。
ああ、ココナッツミルクの風味が美味しい。
「……もっとデートっぽくする為に、腕でも取った方がいいかもしれませんねぇ」
■ニコラス >
いや、普通は慌てるんじゃないか……?
(初対面の相手にデートなんて言われたら、普通は結構慌てると思う。
というかからかってるだろ絶対。
タピオカドリンクをストローで吸い込む。
ココナッツミルク味の甘いドリンクと一緒にもちもちした小さい団子のような物が口の中に飛び込んでくる。
なるほど触感のアクセントが面白い。)
っ、そういうの、いいから。
て言うかからかってるよねェ!?
(思わず吹き出しそうになった。
勘弁してほしい。)
■ルギウス > 「ええ、からかってますよ。
動揺する年下をからかえるのが年上の特権、というやつです。」
あっさりと認める。
そのままにこやかに、というか笑顔以外に表情が動いていないままで。
「会話のとっかかりには使えるでしょう?
例えば、今みたいに。
相互理解には会話を重ねるのが一番ですよ。
それだけで色々と見えてくるものがありますからねぇ」
ここからは想像ですが、なんて前置きして。
「人付き合いはいいですが……異性に対しては友人ならまだしも、そこから先への関係性が未知である とか。
身のこなしやそのトカゲに対する態度から、狩人に属している異邦人である とか?」
■ニコラス >
ひっどい人だな……。
(あからさまに不機嫌な顔を作って見せる。
実際のところはそこまで不機嫌ではないけれど、まぁお約束みたいなものだ。)
会話のとっかかり……。
まぁ、そらそうだけどさ。
(ぢゅぞーとタピオカドリンクをすする。
確かにその通りではあるのだけれど。
なんとなく面白くない。)
そこはいいでしょうよわからなくても!?
いやまぁ、狩人ってのはあってるけど、異邦人ってのは?
(もしかしたらこの世界、と言うかこの島で狩人をやっているのかもしれない。
異邦人と断定したのはなぜだろうか、と。)
■ルギウス > 「よく言われます。」
ひどい人との評価はしれっと流す。
「相手の事を知るのは、人付き合いも狩りも同じでしょう?
何が相手でも手を変えないのであれば狩人として、よくても2流ってところでしょうし。
……ちょっとだけなら、見せてもいいですよ?」
そう言って空気を送り込むように胸元を広げてみせた。
「この世界の猟師であるなら、弓ではなく銃が主流です。
また、歩き方にしても……そんなに風に山や森を歩くように街を歩く人も少数派なんですよ」
■ニコラス >
(あ、この人そういう人だ。
ジト目で視線を送る。)
そりゃまぁ、そうだけ、ど……じゃなく、て。
(彼女の言う通り、確かに獲物によって手を変えるというのは基本だ。
ウサギに大弓を持ち出す奴はいないし、クマを小動物用の罠で仕留めようとするやつはバカだ。
広げられた胸元に一瞬気を取られるが、すぐに視線を逸らして。)
あー、なるほど……。
(背中の弓はこちらに来てから手に入れたものだが、そういえば猟師なら銃の方がと言われた。
歩き方については意識はしていなかったが、身に染みついた動きと言うのは癖として出てしまうらしい。)
■ルギウス > 「異邦人であるというのは、もっと会話すれば一般常識という形で浮き彫りになりますけれどねぇ」
くつくつと笑いながら。
「もっとも、出身や肩書きでが何であろうと態度を変えるような私ではありませんけれど。
さて、ニコラスさん。
トカゲさんこといますが、できなかった事をやってみる機会ですよ。
何かリクエストはありますか?」
なお、ちらっと見えた胸元はたいそう立派であったと追記しておく
■ニコラス >
敬語、とかな。
(年上の彼女相手であればこちらが敬語を使うのが筋なのだろう。
けれど異邦人の自分にはどうもその辺の感覚がわからない。
ずいぶん長いことこちらにいるが、半分あきらめている節もあったりする。)
リクエスト、って言われたってなぁ……。
(思わず胸に視線が行きそうであるが、流石に失礼が過ぎるので意識しないように。
というか何故そんな話になっているのだろうか。)
――あ、そうだ。
誰か戦い方、って言うか。
剣教えてくれる人、知らない?
あと、魔術と。
(そういえばと思い出す。
一応街中の喧嘩程度なら動けるのだが、それ以上となると微妙だ。
魔術にしても剣にしても、我流の域を出ていない。)
■ルギウス > 「私も敬語は気にしませんけれどねぇ」
誰に対してもこの口調なのでむしろ慇懃無礼である。
まぁ、一応身につけてはいるのだけれど。
実際にリクエストを聞いて、おや と少し驚いた風に。
「戦い方、ですか?
どの程度のレベルまでを想定しています?
剣聖と讃えられたいとか魔術の最奥まで身につけたいというのなら、師事より先にしなければならない事が大量にありますけれど」
主に才能とかそっち方面でのブーストとか。
「魔術にしても、ただ使えればいいのか……原理までをしっかりと理解したいのか。
色々とありますよ」
■ニコラス >
(気にしないのであればなれない敬語を使う必要もあるまい。
少し肩の荷が下りた。)
いやぁそこまでは。
なんてのかな。
今のままじゃ自分一人守るぐらいが精いっぱいだからさ。
かと言って知り合い全員ってわけでもなくて。
(手を握ったり開いたりしながら、その手を見つめる。
その手のひらで掴めるものを確かめるように。)
一人でいいんだ。
誰かひとり、守れるだけで。
(魔術にしても、剣にしても。
極めようなんて思ってはいない。
綺麗じゃなくても、みじめでもいい。)
――昔、約束したからさ。
(大切な人を守れるだけの力が欲しい。)
■ルギウス > 「なるほど。
そういう意地の張り方は嫌いじゃないですよ」
少しだけ笑顔の質が変わったかもしれない。
「そうですねぇ、剣術と魔術 両方に明るい人なら心当たりがありますよ。
地道な訓練と、地獄のシゴキ どちらのコースがお好みですか?」
■ニコラス >
いや意地ってわけじゃ。
(別に意地を張ってるわけではなくて。
意地があんだよ男の子には的なアレは嫌いではないけれど。)
マジ――って地獄……?
(なんというめぐりあわせだろうか。
思わず顔を上げるも、なんか物騒な単語が聞こえた気がする。)
いや、そんな急ぐわけでもないし、地道な訓練コースで……。
■ルギウス > 「……はいはい、意地じゃありませんねぇ」
ニヤニヤと言うので あ、信じてないなと丸分かりである。
「ええ、地獄のブートキャンプです。
生き残ることができれば、間違いなく一流の戦士に生まれ変われます」
何かが犠牲になるかもしれないけれど。
「では、このトカゲちゃんを落ち着けたら訓練を開始しましょうか。
ちなみに、その心当たりの人物は私です。
基礎体力はあるでしょうから、まずは武器に慣れる所からはじめましょうか」
■ニコラス >
くそっ、信じてないな。
(意地じゃなくて約束だと言っているのに。)
……。
(ごくりと唾を飲み込む。
別に一流にはならなくていいのだけれど。)
――え、地道の方だよな。
地獄のブートキャンプの方じゃないよな?
地道な訓練コースの、ってあんたが!?
■ルギウス > そんな昔の約束に拘ってるのがすでに意地だと言うのに。
きっと気づいてないのだろうなぁと思う。
いやぁ青い青いとニヨニヨしてしまう。
「ええ、地道な方ですよ。御安心ください。
……それほど無茶はさせませんから」
偶に無茶させるの意。
「おや、信じていただけませんか?
……困りましたねぇ、それでは後ほどに手合わせからはじめるとしましょうか。
私も今の貴方のレベルを見ておきたいですし」
■ニコラス >
(笑顔は変わらないのだが、その色が変わっている。
なんかニヨニヨされている。
くそっ。)
ホントだよな?
ホントに無茶させないんだよな?
(いまいち信頼できない。
謎の地蔵を毎日投げさせて気付かれないうちに少しずつ大きくしていくとか、怪しげな薬と訓練で内臓から強化していくとか、手加減出来ない裏ムエタイ界の死神とスパーリングさせられるとかないだろうな。
そんな漫画どこかで読んだぞ。)
いや、信じない、わけじゃないけど……。
(少なくとも魔術に関しては言う通りだろう。
剣に関しても、教えるという以上は一定以上の水準であると思う。
そこで嘘を吐く理由がない。)
■ルギウス > 「ええ、さほど無茶はさせませんよ。
必要なのは何より経験ですからねぇ」
経験の為なら無茶もさせるの意味。
「具体的には、使用する武器に慣れる事。
そして、各種魔術の特性と原理を覚える座学。
貴方にあった魔術の練習。
この三本柱をみっちり鍛えようと思います。」
ね、無茶じゃないでしょう? なんて結ぶ。
「……大丈夫ですよ、泣いたり笑ったりする余裕はありますから」
■ニコラス >
さほど、ってことはそれなりに無茶させるってことだよねぇ!?
(普通の訓練だと明言してほしい。)
みっちりってどの程度のみっちり!?
生活にみっちり密着する程度のみっちりさ加減な気がするんだけど!?
(そこまでのことは求めていない。
出来れば生活に支障が出ない程度にお願いしたい。)
泣いたり笑ったりする程度には無茶するってことだろそれ!!
こえーよ!
■ルギウス > 「命懸けの経験は、何よりの糧ですよ?
どんな状況でも臆さない心こそが、もっとも必要な事ですからねぇ。」
うんうんと頷いて一人で納得している。
「いえいえ、密着するのは私の体だけですよ。
手取り足取り腰取り、当ててんのよって感じでわかりやすく指導させていただきますとも」
シナをつくって色気を振りまいてみる。
「最初からはしませんよ。心を折りたいわけじゃないですからねぇ。
基礎を鍛えて、実戦を行ってといったところですか。
どのみち、当面は放課後の課外授業程度のノリですから御安心ください」
■ニコラス >
命の危険を感じるようなことは、ちょっと……。
(自分の身は守れるとは言ったが、それにしたって限度がある。
と言うか死ぬより辛そう。)
みっ……!
それは大変ありがたゲフンッ!
ふ、普通でお願いします。
(思わず本音が漏れる。
いやしかしここで騙されたら絶対とんでもない目に遭うに決まっている。
女性関係のトラブルは怖いのだ。)
最初からっつった今?
最初からっつった今!?
最初からっつった今!!
ある程度たったら心折りに来る気満々じゃねーか!!
(とんでもない人に目をつけられてしまったのではないだろうか。
さようなら俺の青春。
こんにちは地獄の日々。
ぐぎゃあとこれから起こる惨劇に身を捩って、それをオオトカゲが首をひねって不思議そうに眺める。
そんな感じでとんだ課外授業がけっていしてしまうのであった。)
■ルギウス > 「貴方の想定している敵が、命を狙ってこない相手だといいですね」
笑って答える。
「別の予定があるなら、そちらを優先していただいて構いませんよ。
習い事のようなもので週一でもいけるでしょうし。
いやぁ……そのリアクション、素敵ですねぇ。実にいい」
とてもとてもいい笑顔で。
「さて、それじゃあ……もっと相互理解を深めるデートを続けましょうかニコラスさん」
ご案内:「歓楽街」からニコラスさんが去りました。
ご案内:「歓楽街」からルギウスさんが去りました。