2019/06/04 のログ
アイノ > ちゃんと事前に、あんまり刺激的な格好していかないように、というお達しがあった。
まあ、持っている服の中ではマシな方にして、のんびりゴミ拾い。

ゴミ拾い用の火ばさみを手に、空き缶を拾っては持っている袋に入れて。
いやまあ、正直能力を使えば簡単に集められる気がしないでもないが。
別に隠しているわけでもないが、そういう目で見られるのも面倒だ。

「この袋に一杯になったらおしまいでいっかなー………」

反省するまでゴミ拾い、というとてもアバウトな指示。

それで一応やってきてゴミを拾う辺り、悪になりきれぬのだけれど。

アイノ > 昼間もあいているお店はあれど、どちらかといえば、夜のための仕込みをしている時間が長いのか、準備中の立札が目立つ。

「流石にお酒は飲まないし、夜に来てもな。」

ふぁ、っとあくびをしながら、猫耳パーカーの金髪ツインテールがトングをくるくると指で回す。
悪ぶってはいるが、割と少女趣味でもあり。
特に食指の動く店は無さそう………。

「お。」

艶やかな衣料品店を見れば、ふらふらーっと近づいて。
いらっしゃーい、という声と共に入っていくことにする。
誘惑に弱い少女であった。

ご案内:「歓楽街」からアイノさんが去りました。