2020/07/16 のログ
■水無月 斬鬼丸 > まさか少し遅れていれば路地から出られなかったなど
思うわけもなく、感謝を述べる少女たちの言葉を少し大げさだなぁと思いつつ受けとめる。
そういうときに少しでも不安を分け合える相手がいると違うというのもよく分かるし。
「俺も、なんだかんだ良かったかもしれねっす
ともあれ、そう思っていただけて恐縮っていうか…」
毒気が抜かれるような少女たち。
どうやらこちらの変化には…気づかれなかったようだ。
まぁ、恥ずかしい話なので安心した。
そして次々と渡されるカードだが…
「3人ともそっくりなんで…見分け方とか教えて下さい…なんて。
とにかく、こっちに行けばゲーセンがあるはずなんで…そこまで行ければ駅も…うぉ!?」
三人に抱きつかれて思わずうめいてしまう。
これは…これは…いけません、お客様!!
■ナイン > 少年とは薬に出会えたことでこうして無事に出る事が出来て大げさすぎる喜び。
そしてそれを分け合えることも嬉しくて余計に喜んでしまい。
「よかったです。これで帰れます」
「一緒に出れてよかったです」
「もう路地はこりごりです」
ワイワイと口々に路地から出れた事を喜び合い。
後少しだけ知識があればきっと気が付いていた筈。
そうなった時は果たしてどうなっていたか……。
そして連絡先を交換すればホクホク顔という笑みを浮かべ。
嬉しさのあまりに少年に抱き着きもみくちゃ状態にしてしまって。
「「「見分け方ですか?……これで判ります」」」
見分けつかない?と少年から離れて顔を見合わせそして……。
これならわかると一斉にスカートを捲って色違いの下着を見せ、どの色が誰と名乗っていくあたりずれていて…。
■水無月 斬鬼丸 > 「むえっ…え、あ…よ、よかったっすね!!」
喜びを分かち合ってはいるものの
3人の女の子に抱きつかれてもみくちゃ。
これで冷静を保てる男がいたら教えてほしい。
しかも3人ともスタイルがいいっていうのだからおさっしだ。
男子的に色々反応しても仕方がないこと。
そう、仕方がない。むしろ今までよく耐えた。えらい。
「ふぇ………」
見分け方を聞かれた少女たち。
顔を見合わせ教えてくれた見分け方…待って、ここ、往来!!
むしろ、あうたびに下着を見て確認するのだろうか?
「わかった!わかったから!!もどして!!スカート!!!!」
■ナイン > 「よかったです、よかったです」
「帰宅ミッションに移れます」
「きりはさんにバレる前に帰宅です」
少年に抱き着き喜んでのもみくちゃ。
抱きしめたい押し付けたり弾んだりともうしっちゃかめっちゃか。
これがどういう意味にとられるか、少年は耐えているが耐えない相手ならどうなるかは知識不足。
そして見分け方を説明しようにも細部まで同規格な三人。
全身をくまなく見れば違いがあるかもしれないが流石に往来では出来ない。
なので簡単に分かる一目で違う所を見せたのだが…。
どうして慌てているか判らずに首を傾げてスカートを戻して。
■水無月 斬鬼丸 > とりあえず、彼女たちも無事に帰宅できそうで何よりだ。
少女たちにもみくちゃにされて、体力と精神力はほぼ空だが。
しかもこのあと、なにするにしてもフェイの画像もない。
辛い。
体から離れ、スカートをおろした少女たち。
ようやく深く息を吐く。
とりあえず少女たちと別れた後は携帯ショップに行かねばならないのだが……
「えーと、ナインさん、ノインさん、ノーヴェさん…
駅まで、いけます?
その、三人っすけど女の子だけってのもあれなんで…
大丈夫そうなとこまでご一緒ってのも差し出がましくなければ…ですが…」
まぁ、男として、じゃあまたね
とは行かないのは仕方ない。
しかも、この子達は迷子になってたわけだし…。
■ナイン > 黙ってやって来て迷子になり叱られると思った不安。
しかし少年に出会えて迷子から脱出でき、友達まで出来た喜び。
これはファミリアボディになってからの初の偉業と言っていい事。
それだけに喜びも大きくて大袈裟。
少年に今ハッキリと判る見分け方を教えたのだがなぜか深いため息に不思議そうにして。
「駅までですか?」
「多分大丈夫です」
「送って下さい」
少年に名前を呼ばれた順番に頭の耳が動き。
不思議そうにするナイン、自信なさそうなノイン、素直に送ってとノーヴェが告げ。
最後の意見が採用されたのか揃ってお願いしますと頭を下げて。
■水無月 斬鬼丸 > 名前を呼ぶと耳が動く。
…本当に猫のようだ。
3人揃っているときの見分け方はこれがいいかもしれない。
一人でいるときは流石に当てずっぽで言うわけには行かないが…。
さて、そんな見分けもつかないほどそっくりな三つ子の姉妹…と思われる少女たちだが
ここにきて初めて乱れた。というか、反応が食い違った。
「うっす。家までーってなると流石に立ち入り過ぎかもなんで
駅までってことで…えっと、ここまでくればわかるんで…ね?」
もう左右から捕獲しなくていいよね?
■ナイン > 今にも猫のように鳴きそうな気配、瞳をくりくりとさせて少年を見詰め。
耳が動いているのは自覚してではなく無自覚。
単体の時の見分けが課題であるが、そもそも単独行動はあるのだろうか…。
普段は同じ意見が多いが、こういう時には違いが出て。
ノーヴェは意外と慎重派のようだ。
「駅までで大丈夫です」
「嬉しいですが今回は駅でお願いします」
「家はまた今度、その時は歓迎です」
家までは迷惑はかけれないと辞退し駅までとお願い。
ただし来ることがあれば歓迎すると告げ。
そしてわかるという場所なら少年を捕獲する事なく後ろに歩くようにして駅への案内をお願いして。
■水無月 斬鬼丸 > 猫のような少女たち。
撫でたくなる衝動を抑えつつも
駅までの同行を願う少女たちにはうなずいて
「そっすね。んじゃ行きましょうか」
彼女たちの立場とか年齢とか
見た目や言動では掴みづらいためタメ口で話すことはなかったが…
友達、としては硬すぎやしなかっただろうか?
少し気にしつつ、少女たちを先導するように歩き出す。
彼女らと次に遭遇するときは、一体どんな波乱があるのか…
それはまだ誰にもわからないのであった。
■ナイン > 「「「よろしくお願いします」」」
一斉にもう一度頭を下げては案内をお願い。
そして少年について歩く姿は親に続く子供のような物。
途中に色々な物に惹かれながらも駅にまで送って貰えば笑顔で別れ。
次の出会いはどんな波乱が待ち受けるかはまだわからずに。
ご案内:「歓楽街」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」からナインさんが去りました。
ご案内:「歓楽街」に李 宇辰さんが現れました。
■李 宇辰 > 恒例な見回りに本日は歓楽街にやってくる。
ここは治安が良くなく自分はあまり来るなと言われる場所であるが仕事は仕事とお願いしてやってくる。
そして実際に見て回えば自分にはまだ早いという問題がいくつも起き、何度か先輩に連絡を取りどうにかしなければいけない事案まであり。
ちょっと回っただけで疲労困憊に道の脇に除け。
「ここ……凄く大変だ……」
やってきたときの様な元気さは既になく、疲労困憊でジュースを片手に一休み。
その間もちょっとした揉め事は起きて見え、大変な場所だと改めて実感をしてしまう。
■李 宇辰 > 少しでも役に立ちたいと駆け回っているが中々にで居ているという実感はなく。
それ余計に駆けては時折に空回り、それはそれで修行になるので問題はないのだが…。
「もっと頑張らないと駄目だよね」
修行が足りないなと軽く拳を握って宙に拳を放ち。
思い切って武者修行に路地裏に飛び込むかと物騒な事を考えて。
■李 宇辰 > それはまだ早い、それよりももっと頑張って役に立たないと。
そう考えて巡回を再開していく。
ご案内:「歓楽街」から李 宇辰さんが去りました。