2020/07/30 のログ
ご案内:「歓楽街」に柏木凛さんが現れました。
■柏木凛 > 「そんじゃ確かに届けたぞ。またよろしくな」
歓楽街にある一軒の店に頼まれた荷物を届け報酬を受け取ればそこを後にする。
大した金額ではないが念のため確認を行いポーチへと捻じ込み通りへと出る。
「さて……これからどうすっかな」
簡単なバイトを探すか、それとも迷い人でも探し気まぐれな親切行うか。
普段から忙しくしているだけに暇になれば案外やる事が浮かなばい。
どうするかと決めれないまま歩いていれば何か浮かぶかもしれない。
そう考える事にして自宅兼事務所のある方向へと足を進める。
■柏木凛 > 歩き慣れた歓楽街は今日もどこもかしこも賑やかで静かという場所がない。
騒ぐ学生やどう見ても怪しい集団が路地裏に入っていく光景も何時もの事。
そんな光景を傍目に見てよく仕事を受ける店を覗きはするが生憎仕事はないという事。
「今日に限って何にもねーのかよ、ったく」
普段ならば断わるの面倒なほどに頼んでくるのにと吐き捨て。
そのまま帰るのがいいか、念のために一度来た道を戻るかと足を止めて考え。
「ん………?仕事の依頼か?」
邪魔にならないように道の脇に避けて建物に背を預ける。
そのタイミングを計ったかのように携帯端末が震え、メールで仕事でも来たのかと端末を取り出し、慣れない操作でメールを確認して。
■柏木凛 > 「っち、悪戯かよ」
メールを確認すれば怪しげな架空請求、女の自分がアダルトサイトなんか見るかと吐き捨て削除。
後は新しいメールもなく端末をしまい込み。
「今日は引き上げるか。なんか運がねーわ」
カチャリと篭手を鳴らすとため息を吐き、運がない日は出歩かないのが吉を帰路について。
ご案内:「歓楽街」から柏木凛さんが去りました。